2018年プレイヤーオブザウィーク(9月10日~9月16日)はひさびさに2勝無敗の先発投手と2試合で5ホーマーのベロベロ男
さてさて、また1週間が経過致しました。現在のfWARトップは野手はレッドソックスのムーキー・ベッツとエンジェルスのマイク・トラウトが9.1で同着トップ。このまま行くとやはりチームも強いベッツがMVPになりそうですね。
そして投手はメッツのジェイコブ・デグロムで8.0となっております。こんなに凄いのに8勝9敗と負け越してる勝ち星という指標、ほんとに投手の実力には関係ないのかも知れませんね。
9月10日~9月16日の1週間って何か凄い試合ありましたっけ?
つい最近でいうとドジャースのプイーグが1試合3安打3ホーマー爆発した試合がありました。さらにジャイアンツのスラットンが9回を被安打2、与四球2の7奪三振で無失点となりました。この辺から考えるとプイーグが怪しい気がしますが...それではプレイヤーオブザウィークを確認しましたのでめじゃる。
アリーグのプレイヤーオブザウィーク
アリーグの9月10日~9月16日のプレイヤーオブザウィークはアストロズの先発投手ジャスティン・バーランダーが選ばれた。
Congratulations, @JustinVerlander! pic.twitter.com/bZzoRbAls3
— Houston Astros (@astros) 2018年9月17日
ひっさびさに投手受賞です。しかも野手なしってのは今シーズン初めてちゃいますか?ノーノーでもしたのでしょうか。
この1週間のバーランダーの成績として2先発で2勝0敗でメジャートップ(レッズのカスティーヨ、マーリンズのウリーナも2勝)、投げたイニング数は14.0でこれまたトップ。他に14イニング投げたのはデグロムだけだった。この段階でアリーグで2勝はバーランダーだけなので、受賞してもいいかもぐらい。
奪三振率13.50はレッズのリードに次ぐメジャー全体2位、四球率1.29は14位、被本塁打率0.64はトップ30位圏外となっている。三振が取れて四球を出さない、まさに投手の基本がトップクラスなバーランダー、アストロズに来てからの成績が凄いね。
防御率1.93はトップ30圏外、FIP1.51は10位で結果は伴わなかったが内容はなかなかというレベルだった(ちなみに田中将大は今週防御率0.00という怪物ブリ)
さてこの2試合の内容なのですが、7イニング被安打6、2失点で1四球10奪三振、と7イニング被安打3、1失点で1四球の奪三振11だった。凄いんでしょうけどそこまでインパクトはないのか?という印象。なんで受賞したんだろ。
この1週間に稼いだfWARは0.7はメジャー全体でトップ。デグロムやレスター、ウィリアムスとマルケスらが0.6で続くが全員ナリーグですので投手だけで行けばバーランダーで問題ないですかね。
ナリーグのプレイヤーオブザウィーク
ナリーグの9月10日~9月16日のプレイヤーオブザウィークはドジャースの右翼手ヤシエル・プイーグが選ばれました。
The Wild Horse! @YasielPuig has been named the National League Player of the Week! Congratulations, Yasiel! pic.twitter.com/6Ev6Rh7oGD
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2018年9月17日
この週の本塁打は5本でメジャー全体でもトップとなっており、得点7は残念ながらも4位(ロイヤルズの日米野球にも来るメリフィールドが10得点でトップ)、9打点は惜しくも2位だった(グレゴリアスが10打点でトップ)、で盗塁は1。今週唯一の5ホーマーがやはりポイントとなってそうだな。
打率.429は意外にもメジャートップ、出塁率.500はメジャー全体で3位、長打率1.190はメジャー断トツトップとなっていた(グレゴリアスも1を超えてたけど)。OPSは余裕で断トツの1.690とあり得ないレベルとなってました。
10日から始まった3安打したのが3試合ありましたが(残り4試合はノーヒットだが)、そのうち2試合がヤバすぎる。14日カーディナルス戦で4打数3安打2ホーマーで2打点(2本ともソロかよ)、15日は6打数3安打で3ホーマーで7打点とこの二日間で5ホーマーという固め打ちだった。
この1週間に稼いだfWARは0.8はメジャー全体でトップで従来の指標、率系の指標、そしてインパクト(1試合の爆発力)ともにナリーグナンバーワンっぽい。プレイヤーオブザウィーク受賞も納得の印象だ。
まとめ
9月10日~9月16日のプレイヤーオブザウィークは...
- アリーグ*アストロズの先発投手ジャスティン・バーランダー。
- ナリーグ*ドジャースの右翼手ヤシエル・プイーグ。
Dingers and punch outs. @YasielPuig and @JustinVerlander are your NL, AL Players of the Week pres. by @WBMasonCo. pic.twitter.com/zEZhF2cd6M
— MLB (@MLB) 2018年9月17日
この週の野手fWARトップはプイーグ(LAD)が0.8でトップ、ソト(WSN)とグレゴリアス(NYY)、そしてモンデシー(KC)が0.7で並んでいた。アリーグはグレゴリアスがなかなかの爆発してたので彼でも良かったのかなーって感じはする。
投手のfWARトップはバーランダー(HOU)が0.7、デグロム(NYM)とレスター(CHC)、ウィリアムス(PIT)やマルケス(COL)が0.6で並び、田中将大(NYY)が防御率0.00だったのが楽しかったか。田中かなりイメージいいぞ。
ちなみに9月のピッチャーオブザマンスの最右翼がヤンキースの田中将大だということはまだ誰も知らない話だろう...3戦3勝0敗、防御率0.43でfWAR1.1で全項目トップ。さすが甲子園男だ。残り2週、やってくれるでしょう。
ほな
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