MLB2018年8月プレイヤーオブザマンスはレッドソックスのパワヒJDにドジャースのアベヒターナー
さてさて8月のfWARの結果でも見て楽しみましょうか。8月度のfWARの野手トップ3はドジャースのジャスティン・ターナーが2.2、アスレチックスのマット・チャップマンが2.1、レッドソックスのムーキー・ベッツが2.0となってます。
順当に行けばアリーグはチャップマン、ナリーグがターナーって感じでしょう。
万年MVP候補だったトラウトの8月は30位には入っておらず、ベッツは当たり前のように3位にランクインしています。この安定して活躍する男、トラウトの後釜クラスなのかも知れません。
では...プレイヤーオブザマンスの結果をめじゃる。
アリーグのプレイヤーオブザマンス
アリーグの8月のプレイヤーオブザマンスはレッドソックスの指名打者JD・マルティネスが選ばれた。
# | Name | Team | G | PA | HR | R | RBI | SB | AVG | OBP | SLG | ISO | WAR |
8 | J.D. Martinez | Red Sox | 26 | 117 | 7 | 24 | 25 | 2 | 0.373 | 0.453 | 0.686 | 0.314 | 1.4 |
この1ヵ月の出場試合数は26試合少々少なく30位圏外、打席数117も30位圏外でいまいち出勤率悪し。7本塁打は16位でJDにしては少ないところ、24得点は3位、25打点は4位でチャンスメーカーにもなりチャンスにも強かったって感じだろうか。そして地味に2盗塁を記録。
得点と打点での貢献度が高くプレイヤーオブザマンスに選ばれたのかも?(しかしレンジャーズのオドーアも23得点29打点でかなりのもんだけどな)
打率.373は4位で上出来、出塁率.453も4位、長打率.686は惜しくも5位で全て4位という偉業は無理だったー(どうでもいい)ISO.314は12位でJDとしてはやはり爆発力に欠けたか。OPS1.139はメジャー3位でいつまでたっても強打者な印象なJDだった。
fWAR1.4は8位で指名打者としては頑張ったほうか。JD獲得しよーぜって言ったスカウトか監督か知らないがボーナス奮発されてるだろう。こんなに出来る子だったとはね。
There ya have it! @JDMartinez14 is your AL Player of the Month for August! pic.twitter.com/4p5qw5OZi3
— Boston Red Sox (@RedSox) 2018年9月4日
これと言って注目する日はないが、8月初めにOPS1.038とすでに高水準だったOPSを月末には1.052とさらに上げているのが怖いところ。一番不調時でも4月のOPS.958。他全てOPS1.000を超え、このクソ熱い8月にMAXとなるOPS1.139を記録。こりゃポストシーズン活躍間違いなしかな。
ナリーグのプレイヤーオブザマンス
ナリーグの8月のプレイヤーオブザマンスはドジャースの三塁手ジャスティン・ターナーが選ばれました。
# | Name | Team | G | PA | HR | R | RBI | SB | AVG | OBP | SLG | ISO | WAR |
1 | Justin Turner | Dodgers | 25 | 114 | 6 | 22 | 20 | 1 | 0.402 | 0.491 | 0.722 | 0.320 | 2.2 |
今月の出場試合数は25試合、打席数114はJDと同様にトップ30位圏外。6本塁打はメジャー全体で23位と言うほど凄く無いっていうかターナーは別にパワーヒッターのイメージないしな。22得点はメジャー6位で20打点は10位。十分過ぎる数値だ。あ、一応1盗塁ね。
そもそも6ヶ月ありますから1ヶ月で6本塁打=36本塁打。20得点=年間120得点。20打点=年間120打点。十分タイトルクラスなんだよね。他の人間が凄いだけです。
打率が異常の.402でもち1位、出塁率.491ももち1位、長打率.722も...2位(ペラルタが長打率.732でトップ)ISOは.320で9位とそんなに高く無さそうに聞こえるけれども、あのアスレチックスのクリス・デービスと同格。OPS1.213は当然メジャーナンバーワンとなった!fWAR2.2も当然ナンバーワン!
率系でほぼほぼメジャーナンバーワンを獲得されるとよっぽどじゃない限りプレイヤーオブザマンスは受賞出来そうだ。
Quite the day for @redturn2! JT has been named the National League Player of the Month for August! He hit .402/.491/.722 during the month. pic.twitter.com/ZZnS9yHAJm
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2018年9月4日
かといって何か凄い試合があったかと言われると...8月14日に3安打で3二塁打ってのがあったらしいよ。4安打5打点とか3安打5打点とか。ま、そんなもん。
今ナリーグ西地区は超混戦なためターナーの活躍によってはどうなるか不明だ。てかロッキーズ微妙に地区首位なのな。やるねー。
まとめ
8月のプレイヤーオブザマンスは...
- アリーグ*レッドソックスの指名打者JD・マルティネス。
- ナリーグ*ドジャースの三塁手ジャスティン・ターナー。
Hits on hits on hits. pic.twitter.com/Th8CECZPQn
— MLB (@MLB) 2018年9月4日
この月のfWARトップ3はアリーグはチャップマン2.1、ベッツ2.0、JD1.4。ナリーグはターナー2.2、アクーニャ1.8、ペラルタ1.6。fWAR的にはアリーグはチャップマンかベッツの二択で良かった気もするが、JDだったんだな。
せっかくなので8月のイケてない選手も確認しときます。レイズのジェイク・バウアーズ。彼はまだバリバリルーキーだが打率.105を記録。ロッキーズのイアン・デズモンドは2200万ドルプレイヤー。この人7月もダメちゃいました?こんな選手がおって首位争えるってロッキーズ強過ぎ。
アクーニャ同時受賞してたらおもろかったのにと思った今月のプレイヤーオブザマンスでした。
ほな
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