スタットキャストが8月にツイートした外野の好プレー4選!ほぼ無名だけど素晴らしい
8月11日の試合から5試合連続ホームランで並みに乗っていた20歳ルーキーロナルド・アクーニャJrが、同地区のクソ弱いマーリンズに死球を当てられました。大丈夫なのでしょうか...。
他、マリナーズの主砲カノが禁止薬物で80試合の出場停止から復活し、一塁で出場していたのが印象的なここ最近のメジャーリーグ。
今回はそんなことは置いといて、スタットキャストがツイートした8月のスーパーキャッチを集めてみました。メジャーリーグって結構守備雑なイメージがあるのですが(打撃が凄いヤツの集まりっぽい)そんなことないぞって言うね。
スーパーキャッチって意外に外野手が多いのですよ。ってことでスタットキャストがツイートしたくなるスーパーキャッチ4選をめじゃる。
カーディナルスのベイダーのダイビングキャッチ
これは...誰だ?
カーディナルスの中堅手といえばトミー・ファム。ファムが出た時点でかなりのメジャーリーグマニアだとは思うが、どうもこの選手はファムでは無さそう。ファムは7月29日のカブス戦を最後に中堅手のスタメンから外れている。
代わりにスタメンとなったのはハリソン・ベイダー。今までは右翼手としてときどきスタメンや途中出場の多かった選手みたい。
俊足揃いのメジャーリーガーの中でもトップ10に入る俊足の持ち主で、そのスピードは30.0ft/sec。1秒間に30フィートってことは...9.144メートル。100メートルを10.9秒で走る計算か(しまった、そんなに凄くなく感じてしまう)
現在のDRSは+21でGG賞候補のひとりとなっているであろう。ベイダーを細かく査定した記事はこちらから確認どうぞ→あなたの知らない最高の外野手。ハリソン・ベイダーってどんな選手だっけ?
.@aybaybader has some serious range.
The @Cardinals CF covered 80 feet in just 4.3 seconds to convert this 15% catch probability.
His sixth grab ties him for the @MLB lead. pic.twitter.com/E4cLs9WVk7
— #Statcast (@statcast) 2018年8月8日
球界トップクラスの俊足、レッズのハミルトン
続きまして...レッズの左翼手と見せかけてからのー中堅手。
レッズの中堅手といえば誰もが知ってるであろうビリー・ハミルトン。メジャーリーガーでナンバーワンの俊足選手だ(今はナンバー2扱いかも)俊足としては先のベイダーを抜くスピードは30.1ft/sec。
盗塁ではすでに29盗塁でメジャー全体2位(1位はナショナルズのターナーが32盗塁)ただの俊足のみならず盗塁の技術もある選手だ。
今季のDRSは+4で少し控えめ。2014年は+14、2016年は+15と本来はもう少し出来る子なのだが打撃もしょぼく最近あまり目立たない。マイナーで2年連続100盗塁をしたインパクトは薄れつつある。
Paul Goldschmidt thought he had a HR ... until @BillyHamilton came out of nowhere to snatch it away!
The @Reds OF covered a whopping 123 feet to track this ball down for another play! pic.twitter.com/QAyfZtKkMc
— #Statcast (@statcast) 2018年8月11日
無名マリナーズのヘレディアの滑り込みキャッチ
そして、マリナーズの中堅手って誰だ!?
本来であればマーリンズから移籍し二塁から中堅にコンバートされた盗塁王3回のゴードンなのだが、冒頭でも述べた二塁カノの離脱により二塁ゴードン、中堅ヘレディアとなっていた(その後メイビン獲得してたけどね)
今回滑り込みキャッチからのレーザービームでダブルプレイとなたギレルモ・ヘレディアだが、そのスピードは28.5ft/secと並みより速いレベル。強肩度としては昨年67という評価なので強い方ではあるが...ってとこ。
今季のDRSはー10(中堅手としてはー11)で守備ではかなり足を引っ張っているようだ。さらに残念ながら打率.219と打撃でもボロボロ。そらメイビン獲得されるはこれ。
結局ファインプレーはこの時だけだろうな。
Now this is a clutch play.
With the @Mariners up by a run in the 8th, Guillermo Heredia makes a catch and fires an 85 mph throw for the DP! pic.twitter.com/UbTuhXDS3E
— #Statcast (@statcast) 2018年8月12日
アスレチックスの新人ラウラーノに早くも注目
最後にアスレチックスの中堅手って誰!?
アスレチックスの中堅手って言ってすぐ出てくればかなりのメジャーマニアだろう。正直まったく出て来ない。勘ですら言えないレベルの興味ないとこだ。しかしこの興味ないところが世界一候補のアストロズを食いそうなのがメジャーの面白いところ。
アスレチックスの中堅手は固定出来ておらず、右のカンハ、左のファウラーで回しつつフォローでスモリンスキーといった布陣(しかし別にプラトーンでは無い)そのメイン3人を差し置いて、今回ピックアップされたのは23歳のルーキー、ラモン・ラウラーノだった。
まだ9試合しか出ておらず、ほぼデータが無いがファングラフのプロスペクトリポートではスピード60、肩55、守備50の評価。ま、バケモノのメジャーリーガーの中では普通か。
2014年のドラフト全体466位の若者がどこまで成長を見せるのか?期待だ。
That catch? Very nice.
But that throw!? @Athletics youngster Ramón Laureano corrals the catch and then fires a perfect 321-foot throw to 1B for an UNBELIEVABLE double play! pic.twitter.com/Me7efjWq7v
— #Statcast (@statcast) 2018年8月12日
まとめ
好プレイお馴染みのハミルトンは置いといて、ベイダーにヘレディアにラウラーノが今回ピックアップされていた。
打撃で目立つのはそれこそ何打席連続ホームランとか何本ホームラン打ったとかの無理ゲーが必要だが、守備はたった1プレイで目立てるので魅力的。
ベイダーは今季異常な守備力を発揮していたことから前回取り上げたが、ヘレディアにアラウーノはこのまま目立てず終わってしまう可能性も考えられる選手ら。
これを機に選手をぼちぼち覚えていけたら楽しいんでしょうね。
ほな
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