オリオールズのマチャドが強豪ドジャースへ!パドレスのハンドは強豪インディアンスへ!
Jul 19 オールスターも終わって舌の根も乾かぬままトレード情報が舞い込んできました。大きいところでは2件、オールスターに出場した選手がオールスター直後に移籍する。ここがメジャーリーグの面白いところ。
一人目は強打で堅守の遊撃手マニー・マチャド。二人目はタフさが売りのリリーバー、ブラッド・ハンド。彼らがいったいどこへ行ったのか?めじゃる。
マチャド、1対5で強豪ドジャースへ
オリオールズのマニー・マチャドはドジャースへ移籍した。
.@Dodgers acquire SS Manny Machado from @Orioles in exchange for OF Yusniel Diaz, 3B Rylan Bannon, RHP Dean Kremer, RHP Zach Pop and INF Breyvic Valera. #MLBOnTheMove https://t.co/CkSidfmRot pic.twitter.com/TEQ1wdcDm6
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) 2018年7月19日
マチャドとは、オールスターではジャッジの後ろの7番打者でスタメン出場(ファン投票1位)した遊撃手。3年連続30本80打点を記録中でおそらく今年もその数字はクリアするだろう。今年で4回目となるオールスターにGG賞を2回獲得しているほど守備は上手い(ただし三塁守備に限る)
ドジャースの正遊撃手シーガーがトミージョンで今季絶望って事で今シーズン限りのレンタル移籍が濃厚。シーガー不在の際遊撃手を守ってたユーティリティのクリス・テイラーとエンリケ・ヘルナンデスは元の仕事(ユーティリティ)に戻りそうだ。
別に若手5人を放出してまで取る必要無かったと思うが...
ハンド、捕手と引き換えに強豪インディアンスへ
パドレスのブラッド・ハンドはインディアンスへ移籍した。
.@Indians acquire LHP Brad Hand, RHP Adam Cimber from @Padres for catcher Francisco Mejia: https://t.co/vX5QAzv0eO #MLBOnTheMove pic.twitter.com/oG6nHfkwhy
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) 2018年7月19日
ハンドとは、オールスターでは7~8回ぐらいをカバーしてて防御率0.00、ヒット1本も許さない好成績。2016年にはリーグトップの82試合に登板、2年連続72試合以上と年間の約半分に登板するタフガイ。防御率も2年連続防御率2点台(このクラスが凄いかどうかが不明)
パドレスではクローザーを勤めていたハンドだったが、インディアンスにはアレンというクローザーがおりますので、おそらく8回を担当することになるのでしょう。頼みのミラーは故障中で防御率4.40と精彩を欠き、マカリスターやオテロも防御率5点台、ぶっちゃけるとクローザーのアレンですら防御率4.66と後半戦に不安が残るインディアンス。
交換要員としてインディアンスは22歳の若手捕手フランシスコ・メヒアを差し出した。多少だが21歳からメジャーデビューしている逸材。パドレスはブラッド・ハンドと27歳の右投げアダム・シンバーを差し出す。この選手も今年42試合投げ防御率3.17とインディアンスのリリーバーよりは使えるかも知れない。
ハンドやシンバーの加入で試合終盤多少でもチームが良くなればいいのだが...もう一人欲しいのが現状か...
まとめ
今回ご紹介したトレード情報は...
- マニー・マチャドはドジャースへ。
- ブラッド・ハンドはインディアンスへ。
ともにアリーグ東地区最下位のオリオールズから、ナリーグ西地区首位のドジャースへ。ナリーグ西地区最下位のパドレスからアリーグ中地区首位のインディアンスへ移籍という最後のピースとして移籍した。
マチャドはポストシーズン出場は2回あるものの、通算OPS.588と大した記録を残しておらず、ハンドはポストシーズンすら出ていなかった。二人にとってポストシーズンの可能性のあるチームに移籍したと言うことはモチベーションUPにもなりかねないので、今以上の活躍に期待出来るのではないでしょうか。
ほな
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