MLB2018年5月プレイヤーオブザマンスはインディアンスの遊撃手にレッズの二塁手の若き二遊間に!
2018/07/03
さてさて、メジャーリーグも2ヵ月目の May。5月度のfWARの野手トップ3はまさかのインディアンスのホゼ・ラミレスが2.6、そしてインディアンスのフランシスコ・リンドーアの2.6で同着、3位はまたもこの男エンジェルスのマイク・トラウトの2.5となっています。その後レッドソックスのベッツ、ジャイアンツのクロフォードと続きます。
インディアンスの内野陣がかなり健闘しているようです。さすがに前回のファイナリストたちといったところ。意外にもラミレスがトップとはビックリですね(ホームラン打ちまくってた印象ありますからね)
データ通りで行けば5月のプレイヤーオブザマンスはアリーグはラミレス(1位)、ナリーグはクロフォード(5位)になりそうだと...プレイヤーオブザマンスの結果をめじゃる。
アリーグのプレイヤーオブザマンス
アリーグの5月のプレイヤーオブザマンスはインディアンスの遊撃手フランシスコ・リンドーアが選ばれた。
# | Name | Team | G | PA | HR | R | RBI | SB | AVG | OBP | SLG | ISO | OPS | WAR |
1 | Francisco Lindor | Indians | 27 | 132 | 10 | 27 | 23 | 1 | 0.373 | 0.432 | 0.737 | 0.364 | 1.169 | 2.6 |
この1ヵ月の出場試合数は28試合で13位、打席数131は2位、10本塁打は5位(JDは13本、ラミレスは11本、マザーラは10本も打ってますけど)、27得点は1位、23打点は10位、1盗塁は圏外となった。
本塁打は二桁打っているけれどもJDの13本は異様。JDがプレイヤーオブザマンス受賞するかな?と思いましたがなかなかそう簡単には行かないようです。
打率.373は4位、出塁率.432は5位、長打率.737は3位で本塁打で3本差をつけられたJDよりも長打率が高い結果に。ISO.364は5位、OPS1.169はメジャー3位だった。なんとなくチームメイトのラミレスのが打撃力は上だった感じだが、fWAR2.6は1位でプレイヤーオブザマンス受賞(ラミレスも2.6だが)。
ラミレスやJDが獲得してもおかしくなかった5月となりました。
AL Player of the Month for May. Who else?
+ 2x Player of the Week
+ .373/.432/.737 with 10 HRs, 23 RBI, 13 2Bs
+ The best in the showCongrats, Frankie! pic.twitter.com/Y3UUVZxDR3
— Cleveland Indians (@Indians) 2018年6月2日
5月12日に4安打2ホーマー、5月31日にも4安打2二塁打2ホーマー(これは今の野手トップゲーム9位にランクイン)てところのインパクトでしょう。
※話は逸れますが、4月にプレイヤーオブザマンスを記録したグレゴリアスが5月はfWAR-0.8を記録しブービーだったのは悲しい話です。ホームランは1本のみで打率.151。ボロボロですね。
ナリーグのプレイヤーオブザマンス
ナリーグの4月のプレイヤーオブザマンスはレッズの二塁手スクーター・ジェネットが選ばれました。
# | Name | Team | G | PA | HR | R | RBI | SB | AVG | OBP | SLG | ISO | OPS | WAR |
1 | Scooter Gennett | Reds | 26 | 99 | 8 | 16 | 24 | 0 | 0.398 | 0.418 | 0.720 | 0.323 | 1.139 | 1.5 |
この1ヵ月の出場試合数は26試合で圏外、打席数99も圏外、8本塁打は9位で上にはあのハーパーが10本打っている。16得点も圏外、24打点は7位、0盗塁は当然圏外であった。
ここまでの記録からは何故選ばれたのかは想像出来ないレベル。
打率.398は2位(トップはクロフォードの.412)、出塁率.418は8位、長打率.720は5位でナリーグとしてはトップ。ISO.323は11位で、OPS1.139は5位だった(ナリーグではトップとなっている)。fWAR1.5は全体8位のリーグ2位でクロフォードに敗北。クロフォードでも良かったのではないかと思わせるナリーグのプレイヤーオブザマンスだった。
ま、OPS1超えたら誰でもいいんですけどね。
Your National League Player of the Month for May: Scooter Gennett!
.398/.418/.720 with 16 runs, 14 XBH and 24 RBI over 26 games
Two-time Player of the Week
1st in SLG, 2nd in AVG, 3rd in RBI, T-3rd in HR, 4th in OBPCongrats @Sgennett2! pic.twitter.com/lLg3Qs21BU
— Cincinnati Reds (@Reds) 2018年6月2日
5月11日に5打数4安打1ホーマーがあり、その前後には3安打ずつ。そして4試合連続ホームランなど継続系が凄かった。そして5月26日には5打数5安打1ホーマーの固め打ち過ぎも。日に日に大爆発する時があったのも受賞の要因かも。
5安打以上はまだ11人しかおりませんぐらいレアですので。
まとめ
5月のプレイヤーオブザマンスは...
- アリーグ*インディアンスの遊撃手フランシスコ・リンドーア。
- ナリーグ*レッズの二塁手スクーター・ジェネット。
May was their month. pic.twitter.com/qPusMcwTQT
— MLB (@MLB) 2018年6月2日
この月のfWARトップ3はアリーグはラミレス2.6、リンドーア2.6、トラウト2.5。ナリーグはクロフォード1.7、ジェネット1.5、アレナド1.4だったので、やはりWARトップ3の中から選ばれている。しかし相変わらずアリーグが上位独占しているのは多少気になるところ。
インディアンスは地区首位だったが勝率5割をウロウロしてましたけど、ラミレス、リンドーアのおかげ?でやっと余裕が出て来ました(30勝26敗)。レッズは目下最下位爆走しておりますが、ちょっと注目されるきっかけとしてジェネットは頑張ったかと思います。来月は誰になるのか...グレゴリアスみたいに一気に脱落しないよう気を付けたいとこです。
ほな
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