2018年プレイヤーオブザウィーク(4月9日~4月15日)はリーグを代表するエースふたり!しかしチームの勝敗は微妙なところ
2018/04/24
さてさて、また1週間が経過致しました。すでにfWAR1.4を記録しているアスレチックスのチャップマン、たったひとりだけ打率4割を超えているツインズのアベレージヒッターのマウアー、永遠のライバルハーパーとトラウトは本塁打が7本と6本でやはり球界トップの名を欲しいままにしている。
この4月9日~15日の1週間もいろいろありましたね。
記憶に新しいところだと最年長投手ツインズのコローンが7.2イニングで被安打1の1失点で奪三振7と完璧なピッチングを披露しました(年齢も考慮してだけど)そしてシャーザーの完封や、カラスコの完投など投手が活躍していた1週間となってしまいました。さてと...では誰が選ばれてたのかめじゃる。
アリーグのプレイヤーオブザウィーク
アリーグの4月9日~15日のプレイヤーオブザウィークはアストロズの先発投手ジャスティン・バーランダーが選ばれた。
この1週間で投げたイニング数は15.0でメジャー全体2位、奪三振数は2先発以上投げた投手の中では4位相当の12.00、防御率は驚異の0.60だった。
9日に投げた強敵ツインズ戦では7.0イニングを投げて被安打4、奪三振9、四球1の無失点で2-0で勝利し、15日に投げた弱小レンジャース戦では8.0イニングを投げ奪三振は11、唯一打たれた安打がホームランで1失点、なのに負け投手となる最悪な展開なのは可哀想だった。
しかしこの1週間に稼いだfWARは0.6でクルーバーと同等のメジャー全体2位(アリーグトップ)ま、週間MVPとしては打倒なところでしょうかね。
Absolute dominance.
Congratulations to @JustinVerlander on being named AL Player of the Week! #NeverSettle pic.twitter.com/fTZm0cfTty
— Houston Astros (@astros) 2018年4月16日
- LAA 13勝3敗
- HOU 10勝6敗←バーランダーはここ
- SEA 8勝5敗
- OAK 6勝10敗
- TEX 6勝11敗
バーランダーが1失点で負けて試合がもし勝ってたとしても地区トップにはなりませんでした。それほど今のエンジェルスは強い。やはり大谷効果といっても過言では無いでしょう。このままエンジェルスが独走しそうな気配がプンプンします。
ナリーグのプレイヤーオブザウィーク
ナリーグの4月9日~15日のプレイヤーオブザウィークはナショナルズの先発投手マックス・シャーザーが選ばれました。
イニング数は16.0回でこの週のナンバーワン(2位はバーランダーの15.0、ストラスバーグの14.0と続く)奪三振率11.81は19位(2先発以上だと6位になる)、そして防御率1.13は19位(2先発以上だと5位)そして2勝している。この週2勝したのは他ルチェシとノバだけ。それだけで週間MVPの価値はありそうですね。
決め手となったのは9日のブレーブス戦でしょう。9回完投し、奪三振10、無四球無失点で被安打2の完璧なピッチング。これは現時点では投手のトップゲームナンバーワンに選ばれている。14日の方も言うほど悪く無い(ってか凄い)7回を投げて奪三振11、ホームランを打たれて2失点してはいるものの7回2失点はハイクオリティスタートに分類される。さすがエースだ。
Max Scherzer has been named @MLB’s NL Player of the Week.
P.S. He stole a base this week. pic.twitter.com/RTqi1Uv5Ol
— Washington Nationals (@Nationals) 2018年4月16日
- NYM 12勝2敗
- PHI 9勝5敗
- ATL 8勝6敗
- WSH 7勝9敗←シャーザーはここ
- MIA 4勝11敗
しかしこのシャーザーをもってしてもナショナルズは4位に位置している。ハーパーがおってシャーザーがおって何故にこんな位置で低迷しているのか?優勝候補とは何だったのか?これからの躍進に期待したいところだ。
まとめ
4月9日~16日のプレイヤーオブザウィークは...
- アリーグ*アストロズの投手ジャスティン・バーランダー。
- ナリーグ*ナショナルズの投手マックス・シャーザー。
Two aces showing off their best stuff.
Your AL, NL Players of the Week presented by @WBMasonCo. pic.twitter.com/U90FcgWr4c
— MLB (@MLB) 2018年4月16日
個人的には意外でしたね。
バーランダーは4月9日に7.0イニングで9奪三振、被安打4の失点0がトップ20にランクインし、15日には負けはしたものの8.0イニングで11奪三振、被安打1(ホームラン)の失点1とトップ5にランクイン。両試合でかなりの成績を残した事がプレイヤーオブザウィークに繋がったのでしょう。チームは負けましたが2勝の価値がありますよね。
シャーザーはやっぱり4月9日の無失点完封勝利です。投球数も102と大幅に100球を超えることなく省エネピッチングで、それでいて奪三振10と三振もキッチリと奪いました。しかも四球を出さないという完璧な内容。やはり四球が無いと省エネ出来そうです。そう言えば、全球ストライクを投げる投手がそろそろ出て来てもいいとは思うのですが...何故出て来ないのでしょうか?不思議です。
実はこの二人、週間fWARではワンツー(シャーザー0.8でナリーグトップ、バーランダー0.6でアリーグトップ)なのでかなり妥当な線となっています。しいてあげるなら、ダイヤモンドバックスのゴールドシュミットが打率.417、4ホーマー、8打点でOPS1.503というふざけた成績だったのでこちらでも良かったのかなと。ま、甲乙ですけどね。
ほな
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