2018開幕直前!メジャーリーグ30球団のクローザーは誰だ?【ナリーグ東地区編】
2018/03/28
クローザーって過酷ですよね?試合を閉めて当たり前、失敗したらA級戦犯。しかも下手したら連投なんて当たり前。なのに給料は先発の半分以下。もし自分がやりたいとしたら絶対先発かも。そんな過酷なクローザーたちを調査しております。今回は2018年開幕前のナリーグ東地区のクローザー予想をめじゃる。
東地区のクローザー候補
ブレーブス*Arodys Vizcaino
ブレーブスは右腕アロディス・ビズカイーノ。20歳でブレーブスでデビューしたもののカブスへ売られトミージョンを経てまたブレーブスに返り咲いた男。ここ3年はクローザーのポジションへ。通算33セーブを記録し、オールスター0回。17年は防御率2.83、奪三振率10.0、四球率3.3でなるほどって感じ。ブレーブスに復帰してからは調子が良さそう。
そして次世代の守護神候補が左腕AJ・ミンター。まだメジャーでは15イニングしか投げていないが奪三振率15.6の剛腕。この数字はリリーフトップのキンブレル16.4、2位のベタンセス15.0の間と考えると凄過ぎるルーキーだ。
マーリンズ*Brad Ziegler
マーリンズは右腕ブラッド・ジーグラー。28歳デビューの遅咲きクローザーだが10年経った今でもクローザーとして名乗りをあげた。通算95セーブを記録しするも、オールスターは0。キャリアハイは30セーブで申し分なし。17年は防御率4.79、奪三振率5.0、四球率3.1で申し分ありまくり。やはりマーリンズヤバいね。
右腕ドリュー・ステッケンライダーと右腕カイル・ベアクロウがおすすめ物件。防御率もさることながら奪三振率がステ14.0、ベア10.4とハイレベル。ジーグラーの調子次第では早めのクローザー抜擢あるかも。
メッツ*Jeurys Familia
メッツは順当に行けば右腕ジューリス・ファミリア。16年には51セーブを記録しナリーグ最多セーブ。通算106セーブを記録し、オールスターは最多セーブ時代の1回のみ。17年はキャリアワーストとなる防御率4.38、奪三振率9.1、四球率5.5。ここまでコントロールに不安があるようではクローザーとしてはヤバい。
だからなのか、マーリンズから右腕AJ・ラモスも獲得済。通算99セーブで直近3年のセーブ数はファミリアととんとん。しかしラモスも防御率3.99で微妙と言えば微妙かな。しかし二人合わされば...。
フィリーズ*Hector Neris
フィリーズは右腕ヘクター・ネリース。デビュー時はたった1試合、たった1イニングだけ投げて勝ち投手となった鮮烈デビュー。その後4年目ついにクローザーとなる。通算28セーブを記録し、オールスター0回。まだまだクローザーとしては日が浅い。17年の防御率3.01、奪三振率10.4、四球率3.1。どちらかというとセットアッパーレベルって感じだ。もうワンランク成績を上げたいところ。
セットアッパーにはレイズから来た防御率2.61の右腕トミー・ハンター、ロッキーズから来た防御率1.59の右腕パット・ニシェックがいる。この二人ベテランながらかなりの戦力になりそうだ。
ナショナルズ*Sean Doolittle
ナショナルズは左腕ショーン・ドゥーリトル。アスレチックスで22セーブを記録した時もあった選手。それ以降は防御率3点台とちょっと低迷しナショナルズへ売られる。通算57セーブを記録し、オールスターは1回。17年はプチ復活し、防御率2.81、奪三振率10.9、四球率1.8となかなかの安定感。クローザーでサウスポーというカッコいいタイプだ。
ナショナルズの後半を締めるのがアスレチックスの元クローザーの右腕ライアン・マドソン、そしてツインズの元クローザーのブランドン・キンツラー。これまたナショナルズの今年に賭ける意気込みが凄いね。
#Nationals stud closer Sean Doolittle is more than just his fastball https://t.co/QXRx3SYss2 #MLB #Nats pic.twitter.com/WH31A4RpCj
— SportsGuyNOLA (@SportsGuyNOLA) 2018年3月4日
ドゥーリトルはパッと見サンタクロースのようなおじいちゃんに見えるのだが実はまだ31歳の6年目。サービスタイムは5.122で最速FAは2019年。7年目はメジャーに残っているのだろうか...。
まとめ
2018年のナリーグ東地区のクローザーを確認致しましたが、ほとんど知りませんでした。名前は聞いた事あるけどポジションは...て感じですかね。ではいつも通り通算セーブ数順にこの5人を並び替えますわ。
- 106セーブ*ジューリス・ファミリア(NYM)
- 95セーブ*ブラッド・ジーグラー(MIA)
- 57セーブ*ショーン・ドゥーリトル(WSN)
- 33セーブ*アロディス・ビズカイーノ(ATL)
- 28セーブ*ヘクター・ネリース(PHI)
100セーブを超えると立派なクローザーって思ってもいいかと(30セーブを3年以上続けなければなりませんからね)
最近の流行りかも知れませんが、クローザー以外にも優秀な選手を1~2名抱え込んでいるように思えます。メッツは99セーブのラモス、フィリーズは防御率の低いハンターにニシェック、ナショナルズに至ってはドゥーリトル、マドソン、キンツラーの誰もがクローザーが出来る選手たちです。
結局、最終的にはケガを考慮しどれだけ層が厚く出来るかがポストシーズンへの近道となってそうですね。すっごい優秀な選手がいたとしても、その子がケガしたらそこで試合終了ですから。それでも過剰戦力は選手のモチベーションにも影響されますので(スタメンクラスが控えならふてくされるでしょ)難しいでしょうけどね。誰が最後までクローザーが出来るのかにも乞うご期待です。
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ほな
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