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2018開幕直前!メジャーリーグ30球団のクローザーは誰だ?【アリーグ西地区編】
2018/03/28
クローザーとセットアッパーはどちらが好きですか?個人的な感想ではセットアッパーのが好きなんです。サッカーで言うとクローザーがフォワード、セットアッパーがディフェンダーでしょうか。どちらも重要なはずなのにクローザーのがピックアップされている。ちょっと贔屓ですね。今回は2018年開幕前のアリーグ西地区のクローザー予想をめじゃる。
西地区のクローザー候補
アストロズ*Ken Giles
アストロズは右腕ケン・ジャイルズ。デビュー2年目からクローザーに抜擢されている選手。意外にも新人王投票4位という経歴の持ち主。通算65セーブを記録し、オールスター0回。17年は防御率2.30、奪三振率11.9、四球率3.0でクローザーとしては申し分ない成績。平均奪三振率12.4を誇る剛腕。さすが世界一のクローザーだ。
次点ではオールスター投手の右腕クリス・デベンスキーが鉄板だが、もしかするとカブスから拾った右腕ヘクター・ロンドンの可能性もあるとのこと。ロンドンは元70イニングで防御率1.67を記録したこともある。
エンジェルス*Blake Parker
エンジェルスは3人で迷っているようだが、ここでは右腕ブレイク・パーカーとします。5年目ですでに4チームを渡り歩いた救援一筋。当然大した成績を残した訳ではない(だから転々としているんだろう)通算たった10セーブを記録し、オールスターは0。17年に防御率2.54、奪三振率11.5、四球率2.1でキャリアハイ。一応18年のクローザー濃厚。
右腕キャム・ベドロージアン、通算176セーブで最多セーブも獲得したこともある右腕ジム・ジョンソンが控える。しかしどちらも防御率は4点台を超える微妙な選手ら。
アスレチックス*Blake Treinen
アスレチックスは右腕ブレイク・トライネン。ナショナルズで防御率2点台を2年も記録した安定した選手だったがトレードされた。通算17セーブを記録し、オールスター0回。17年アスレチックスに来てからの防御率2.13、奪三振率9.9、四球率2.8。やや運もありそうな気もするが、18年はクローザー候補だ。
セットアッパーには右腕クリス・ハッチャー、右腕リアム・ヘンドリクスか。お互い17年の防御率が仲良く4.22というのは面白い。しかも同じメジャー7年目。良いライバルかも知れませんね。
マリナーズ*Edwin Diaz
マリナーズは右腕エドウィン・ディアズ。デビュー時よりクローザーを勤めている将来有望な選手。2年目にしてすでに通算52セーブを記録し、オールスター0回。デビュー年の奪三振率は15.3とかなり凄かったが、17年は少し下がるも12.1でトップクラス。17年の防御率2.79、四球率2.6。剛腕なのにコントロールもあるクローザーとしては全ての能力を兼ね備え、マリナーズは後4年はクローザーに困らないだろう。
セットアッパーには17年にパイレーツ、フィリーズ、カーディナルスとたらい回しにされた右腕ホアン・ニカシオ。17年は救援でリーグトップの76試合に登板。しかも元先発経験アリなのでいろいろ使えそうだ。
レンジャーズ*Alex Claudio
レンジャーズは左腕アレックス・クラウディオ。年々進化をしておりERA+は140、150、164、188でイニング数も12.1、15.2、51.2、82.2と上限いっぱい。しかし通算11セーブを記録し、オールスターは0回でクローザーとしてはまだまだ。17年は防御率2.50、奪三振率6.1、四球率1.6で三振を奪うタイプではない。平均球速も87.0マイルと遅く異色のクローザー。
そしてサイヤング賞を2回受賞した右腕ティム・リンスカムが1年の時を経て、満を持して復帰の予感。ま、それはあくまで希望的観測でしょうけどね。無難に左腕ジェイク・ディークマンか右腕ケオーネ・ケラが濃厚。
Kids these days will never understand how nasty Tim Lincecum was pic.twitter.com/xbR4xq0qKT
— Baseball King™ (@BasebaIlKing) 2018年3月3日
しかしリンスカムの復帰となればレンジャーズもかなり注目度がアップする。サイヤング賞2回ですよ!?現役では3回はカーショウとシャーザー、2回はクルーバーだけでっせ!?リンスカム凄過ぎるでしょ。
ちなみにあの17年本塁打王スタントンも封じ込めたこともあります。
まとめ
2018年のアリーグ西地区のクローザーを確認致しましたが、ちょっと見ない顔が多いといった印象でしたね。通算セーブ数順にこの5人を並び替えますわ。
- 65セーブ*ケン・ジャイルズ(HOU)
- 52セーブ*エドウィン・ディアズ(SEA)
- 17セーブ*ブレイク・トライネン(OAK)
- 11セーブ*アレックス・クラウディオ(TEX)
- 10セーブ*ブレイク・パーカー(LAA)
クローザーとしては皆さんそれほどの経歴があるわけではないようですね。
この中で個人的に注目したいのはディアズです。23歳以下の通算セーブは52セーブで歴代9位につけている選手です。さすがにブルージェイズのオスーナと比べると見劣りしますが十分凄い選手です。
ほぼ速球とスライダーだけという単調な球種ながらここまでの成績を納めるのは、両球種が超一流という証でしょうか。奪三振率も12を超えているのでかなり凄いランク。12を超えるのは20人そこそこと考えると凄さが分かるでしょう。
18年のマリナーズ、イチローも加え選手は見どころある選手多数存在です。やはり18年はアリーグ西地区が一番気になるかも知れません。乞うご期待です。
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ほな
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