38歳ベテランのアトリーが引き続きドジャースと2年契約。オールスター6回のベテランはドジャースで何を求められるのか?
2018/02/19
2015年の途中にフィリーズからドジャースにやってきたチェイス・アトリー。17年$2年で雇われてたベテランが39、40歳となる劣化する年齢なのに王者にあと一歩届かなかったドジャースが獲得。その課せられた使命は何なのか?予想してめじゃる。
チェイス・アトリーとは?
チェイス・アトリーとは2018年の来季で16年目となるベテラン内野手。
フィリーズの10年以上在籍していたフランチャイズプレイヤーだったが、フィリーズ弱体化に伴いドジャースへ放出を食らう。だいたいの平均打率.275、出塁率.360、長打率.470、OPS.830で唯一のタイトルは06年の得点王(131得点)。07年~09年は3年連続リーグ最多死球を記録。
フィリーズ時代のOPS+は100を超えてたが、ドジャースへ来てからは100を超えず平均以下の打力に。
基本的には二塁を守るが、たまに一塁、ちょっと三塁、DHが出来る。ざっくり言うとほぼ二塁しか守れないと考えた方が良さそうだ。元GG級レベルの守備力を誇ったものの今や平均並みに。
2008年に世界一となりチャンピオンリングを獲得している。ドジャースが世界一になるためには世界一経験のあるベテランの力は必要だろう。
強豪ドジャースを世界一に連れてって!
Welcome back, Chase! pic.twitter.com/H8iiVWmcEA
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2018年2月17日
18年アトリーの役割
内野の特に経験のあるのは二塁しかないアトリー。ドジャースの現在の予想内野陣を確認しましょう。アトリーはレギュラー格なのか?
- 中堅:テイラー
- 遊撃:シーガー
- 三塁:ターナー
- 一塁:ベリンジャー
- 右翼:プイーグ
- 左翼:ピーダーソン(orヘルナンデス)
- 捕手:バーンズ
- 二塁:フォーサイス
なるほど、こんな感じですって。二塁はフォーサイスという右投げ右打ち30歳にレギュラーを奪われているようだ。って事はアトリーの役割は二塁のフォローってところね。プラトーンスピリッツは対右OPS.734、対左OPS.661で右投げ左打ちって事もあり、どっちかというと右投手に使いたい。
ちなみにフォーサイスってどんな人か知っときますね。
ローガン・フォーサイスとは?
7年目の30歳のフォーサイス。パドレスに3年、レイズに3年と弱小球団を渡り歩き、17年にドジャースへ。元20本塁打の経験があるものの17年は打率.224、出塁率.351でOPS.678と微妙。しかしながら二塁を筆頭に三塁、左翼、遊撃、一塁と内野全てと外野も守れるユーティリティ。
- 対右OPS.576
- 対左OPS.870
対右の時は使いたくないなー。
まとめ
18年のアトリーの役割はおそらく二塁のバックアップとなります。二塁のレギュラーはユーティリティのフォーサイスが濃厚で、もしかしたら相手が右投手の場合、フォーサイスを外してアトリーという選択肢はありそう。
ちなみに貴方ならどちらをスタメンで使うでしょうか?
- ①*弾3ミEパD走C肩F守D/ポジ43
- ②*弾3ミFパF走C肩E守C/ポジ45/763
ほぼ同程度の能力。守備力重視なら②、打撃重視なら①ってとこでしょう。しかしナリーグですからあえて①は控えに置いといて代打として活躍させるのもいいのかも知れませんね。欠員が出た場合は②をそこへあてがい①は二塁でって出来ます。
ちなみに①アトリー、②フォーサイスってなっとります。おそらくドジャースもそういう使い方をするのではないでしょうか?
ほな
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