2017年ボストン・レッドソックスの決定版!ローテーションからクローザーのリリーフ陣、投手能力や球種にFAまで【投手編】
2017年のレッドソックスは地区優勝しました。前回野手は中の中ってところで優勝するにはちょっとイメージが違う印象でした。って事は投手が凄かったの?となりますよね。そこを知りたくて調査してみました。レッドソックスはセールにキンブレルがすぐに浮かぶ活躍でしたが他には?って内容をめじゃる。
25人枠(25人ロースター)
2017年のボストン・レッドソックスのロースターはご存知でしょうか?
レッドソックスの投手陣は奪三振率K/9は9.59で全体で5位、四球率BB/9は2.82で3位。三振が取れて四球を出さない=最強と言っていい投手陣みたいです。そのためゴロ率41.0%は全体ワースト?3位でフライボールピッチャーが多いのでしょうか?
防御率も3.73で4位。点を取られないってのはやはり強い。野球は点を取られなければ負けませんからやはり投手がいいと安定して勝てるのでしょう。
WARは23.9で圧倒的強さの4位。言うたら投手陣が優勝に導いたチームだったのです。そりゃ並みレベルの野手陣でも地区トップになりますよね。そんなレッドソックスの25人枠を40イニング以上投球した選手を下記にまとめました。
パッと見て凄いのがポーセロ、セール、ポメランツの3人が32試合以上登板している。要は1年通してローテを守って投げ切ってくれたという事。これはフロントも助かりますよ。マイナーからダイヤの原石か炭素の原石か分からんやつを試さなくて済みますもんね。
そしてクローザーもキンブレルで固定出来ている。先発とクローザーが固定出来ていれば後は簡単じゃね?って感じになります。
メッツからセットアッパーにリードを補強してましたが、登板数が少ないので割愛。メッツではクローザーをしていた能力ある選手でしたけどね。
先発は左が多いんですがリリーフ陣は右ばっかでしたので、欲を言えばブルペンに頼れる左は欲しかったことでしょう。
先発ローテーション
2017年のボストン・レッドソックスの先発陣は上記ロースターである程度は把握出来ました。しかしマニアになればなるほどローテ順が気になります。今季のレッドソックスのローテ順を並べ替えたのが下記表となっております(オールスターは☆彡で表示)それでは確認を。
開幕は2016年のサイヤング賞投手ポーセロでした(さすがにサイヤングが開幕じゃないといろいろあるでしょうからしゃーないですが、やはり向いてなかったですね)そして2番手にセール、3番手にポメランツ、4番手にライトで5番手にロドリゲスとの布陣。
ナックルボーラーのライトがかなり早めに離脱してしまい、何とかだましだましローテを守って満を持してエース候補のプライスが復帰。しかしまたもやさっさと故障し、残りはフィスターで乗り切った。
オールスター後からは完全にセールが1番手になったようなローテだったように見えます。最終的にはセール、ポーセロ、ロドリゲス、フィスター、ポメランツって流れでした。左、右、左、右、左って感じですね。理想的。
投手能力
2017年のボストン・レッドソックスのWARを基準に、パワプロで言う球速vFA(ここでは平均球速をマイル表示で)、※奪三振率K/9、コントロールBB/9、スタミナIP、そして総変化量はxFIPが一番ぽいのかなと思いましたのでランクに基づき総変化量はこんなもんでしょって数値を記載。
追加で変化球の比率を記載しましたのでこんな感じの投手なのかってのが分かるかと。
スターター
WARから見ても記憶にも記録にも主力はやっぱりセール。300奪三振を記録したバケモノです。しかもレッドソックスは4番手までがかなり強力。ほとんどの選手が奪三振率が高い!何だこれ。
しかも2017年はほとんど投げなかったがプライスもかなりの手練れ。これはチートに近い。そんなレッドソックスの投手陣でも先発だけのWAR17.0で4位(他にどこがあるんだよ!って感じ。速球を投げないシンカーボーラーのフィスターがいいアクセントになってそうでバランスも良さそうですね。
セールはもうちょっとコントロールが良ければオールAのスーパーエースだったのに...残念。
リリーバー
一応aLI順に並んでおりますので、7回ハンブリー、8回バーンズ、9回キンブレルって流れ。キンブレルって速球とスライダーだけしか投げないのですね。2択で打てそうな気がしますが...それでも打てないのがやっぱ凄い。
ハンブリー、バーンズも奪三振率が高くxFIPも優秀でリリーフ陣も強力なレッドソックス。しかしそれでもリリーフ陣のWARは7.0で4位。だから他にどこがあんねん!
しかしこう見てみると、先発陣に比べリリーフは球種が少ないです。やはり先発をする為には球種が多く必要なのでしょうか?
ストーブリーグとFA
2017年11月
11/2にはリリーフ唯一の左腕のアバッドにボイヤー、シンカーボーラーのフィスターがFAとなった。どれもこれも代わりが効きそうなレベルではありますが。
2017年12月
ウェイバーでは左腕を獲得したがそれだけ。ま、既存の投手陣で良さそうだけど。
→2017-18年FA!アリーグ東地区レッドソックスはFA直後に戦力はどう変わるのか?
まとめ
2017年はやはりセールにキンブレルの両選手に尽きます。
かたや308奪三振でナリーグ奪三振王に40コの差を付けた奪三振マシーンのセール、かたや奪三振率16.43のバケモノクローザーのキンブレル。この二人が最強過ぎる印象だった。
セールはスターターでのWARはトップの7.7、キンブレルは惜しくもジャンセンに負けたがそれでも2位のWAR3.3。この二人が見たくない訳が無い。ってことでレッドソックスは大好きです。
レッドソックスは、サウスポーだらけのローテーションと奪三振王を二人有する投手王国のうちの一つだった。昔のイメージとは違い、今は投手がチームを引っ張っているようです。実はサイヤングクラスが3人もいるんですよね。強い訳だよ。
2017年ボストン・レッドソックスの決定版!スタメンから打順、打撃力、守備力、25人枠にFAまで【野手編】
ほな
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