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パドレス

2017-18年FA!ナリーグ西地区パドレスはFA直後に戦力はどう変わるのか?

2017/12/19

ナリーグ西地区のドジャースが断トツで地区優勝を果たした。それにつられてダイヤモンドバックス、ロッキーズも強さを発揮し同地区からワイルドカードが2チームに。パドレスは昨年よりは10勝以上プラスしたが今季も5割を超えず。そんなパドレスからFAで出てってしまう選手をまとめたのでめじゃる。

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2017-18年パドレスのFA状況

野手は150打席以上(計391人なので各チーム13人ほど)、投手は40.0投球回以上(計410人なので各チーム13人ほど)のいわゆる25人ロースターに入る主力選手のチームの2017-18年のFA状況を確認する。選手名の後にfWAR(以下f)rWAR(以下r)の数値も確認。

先発ローテーション投手

  • T・メルビン(ランク外
  • J・チャシーン(f2.3*r2.4)

先発で32試合登板し14死球でリーグ最多の荒れ球?を誇るものの13勝10敗、防御率3.89のチャシーン。チーム唯一の二桁勝利でWARはチームトップクラス。このチャシーンをみすみす手放してしまうのだろうか?

リリーフ救援投手

  • C・スタメン(f0.0*r1.4)
  • C・マッゾーニ(ランク外
  • J・ライルズ(ランク外
  • J・エシュ(ランク外
  • C・ベタンコート(ランク外

大したとこで使用されている選手ではないスタメン。だが80.1回もリリーフとして登板し防御率は3.14。三振を取るわけでもなく、四球を出さない訳でもないが何故かrWARは高い。

捕手

  • H・サンチェス(ランク外

三番目の捕手サンチェス。トレードされた年には26歳でOPS.872と未来が見えた気もしたが、OPS.668と低迷。このままマイナーFAで放出するのだろう。

一塁手/DH

  • FA選手無し

二塁手

  • FA選手無し

三塁手

  • FA選手無し

遊撃手

  • E・アイバー(f-0.2*r0.2)

99試合に出場した正遊撃手のアイバー。$1.75Mだがチームで6番目の高給取り。12年通算OPS.648で打撃力は物足りない。DRS-4で守備でもそんなに貢献できておらず。

外野手

  • FA選手無し

2017-18年FAの結果

各ポジ毎に(fWAR+rWAR)÷2を実施しトータルWARの収支を計算し、このまま行けば2018年はどうなるかを確認したのが下記表となります。

2017 Tm W L SP RP C 1B DH 2B 3B SS OF TOTAL 2018
1 LAD 104 58 0.8 1.4 1.1 3.3 ↓-4
2 ARI 93 69 1.2 2.0 2.6 5.8 ↓-6
3 COL 87 75 1.6 2.7 0.9 0.8 -1.3 -0.2 4.5 ↓-5
4 SDP 71 91 2.3 0.7 0.0 3.0 ↓-3
5 SFG 64 98 0.0

パドレスはrWAR投手トップ3のうち2位チャシーン、3位スタメンのふたりがFAとなる大惨事。大谷獲得候補に最後まで入ってたものの結局エンジェルスにさらわれて、来季も弱小で無名のままのチームになりそう。

正遊撃手アイバーがいなくなった後釜にフィリーズのガルビスを獲得。しかし通算OPS.690と打撃に魅力はなく、守備がいいのか?と思いがちだがDRS-5と微妙だ。しいて言うなら27歳で若く、まだ年保調停前ってことだけか。

まとめ

パドレスは来期も微妙に最下位争いになるだろう。

もともと野手fWARは30球団で最下位の7.3(アルトゥーベ一人分7.5にも満たない数字)しかも投手fWARは30球団で27位の7.5(セール一人分7.7に劣る)要は打てず守れずの最弱球団の一つ。

ここに大谷が入ればまだ注目しようと思っていたがそれも無くなった今、何もないチーム。唯一の大型契約と言っていい6年$83Mの元新人王マイヤーズがどうなるのかぐらいが楽しみ(いまいち活躍していない印象だから)

おそらくナ西での最下位争いは必須だろうな。

ほな

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