2017-18年FA!ナリーグ中地区カーディナルスはFA直後に戦力はどう変わるのか?
2017/12/15
ナリーグ中地区の前半戦はブルワーズ50勝41敗、カブス43勝45敗で今年はブルワーズかぁ...って思っていたがカブスの怒涛の追い上げで優勝し幕を下ろした。2009年からは常に1位か2位の強豪チームも地区3位に転落。そんなカーディナルスからFAで出てってしまう選手をまとめたのでめじゃる。
2017-18年カーディナルスのFA状況
野手は150打席以上(計391人なので各チーム13人ほど)、投手は40.0投球回以上(計410人なので各チーム13人ほど)のいわゆる25人ロースターに入る主力選手のチームの2017-18年のFA状況を確認する。選手名の後にfWAR(以下f)rWAR(以下r)の数値も確認。
先発ローテーション投手
- L・リン(f1.4*r3.1)
クオリファイングオファーを断った11勝のリン。年間通して33先発投げ、防御率3.43。通算防御率3.38で故障知らずのリンがいったいどのぐらいの契約を勝ち取るのか楽しみ。投げれば二桁勝利を期待出来るため4年6000万と予想されているがどうだろ?ちなみに17年はチーム投手№1のrWARを記録した。
リリーフ救援投手
- M・ソコロビッチ(ランク外
- T・ローゼンタール(f1.6*r0.0)
- オ・スンファン(f0.1*r0.0)
- J・ニカシオ(ランク外
- Z・デューク(ランク外
8回ローゼンタール、9回スンファンと勝利の方程式メンバーだったが、ローゼンタールはセーブ成功率85%、スンファンは83%と少し頼りない。防御率も3.40、4.10と最後を任すにはドキドキもんです。ここらで入れ替えが必要ですね(ローゼンタールはクビにしてましたわ)
捕手
- A・ロザリオ(ランク外
まだまだ2年目だが30歳。マイナーFAとなったが特にきにする必要無し。
一塁手/DH
- FA選手無し
二塁手
- FA選手無し
三塁手
- FA選手無し
遊撃手
- FA選手無し
外野手
- FA選手無し
2017-18年FAの結果
各ポジ毎に(fWAR+rWAR)÷2を実施しトータルWARの収支を計算し、このまま行けば2018年はどうなるかを確認したのが下記表となります。
2017 | Tm | W | L | SP | RP | C | 1B | DH | 2B | 3B | SS | OF | TOTAL | 2018 |
2 | MIL | 86 | 76 | 0.4 | 0.0 | 0.4 | ↓-1 | |||||||
1 | CHC | 92 | 70 | 3.0 | 2.9 | 1.3 | 7.2 | ↓-8 | ||||||
3 | STL | 83 | 79 | 2.2 | 0.8 | 3.0 | ↓-3 | |||||||
4 | PIT | 75 | 87 | 0.2 | -0.1 | 0.1 | →±0 | |||||||
5 | CIN | 68 | 94 | -0.5 | -0.2 | 4.9 | 0.0 | 4.2 | ↓-5 |
このままいけば同順の3位となり、クオリファイングオファーを余裕で断られた二桁勝利カルテットのリンをどうするのかが分かれ目になりそうだ。
他には試合の後半で投げる投手がFAとなっている事から、この辺の獲得如何では来季の意気込みに期待が出来る。
昔とはまた違ったスリーMatt(マット・カーペンター、マット・アダムス、マット・ボウマン)がもうちょっと活躍すると面白いのだが...いっそのことMatt全員集めたらいいのに。ちなみに二塁打が多い中距離タイプのMattはカーペンターですからね。
Join us in wishing #STLCards infielder Matt Carpenter a Happy 32nd Birthday! #HBD pic.twitter.com/fdLHhRKI29
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) 2017年11月26日
まとめ
カーディナルスはFAでエース級のリンが出て行くのをどうするのかがポイント。そしてクローザーもいなくなったのでそこもTO-DOリストには入っているだろう。
59本塁打のスタントン獲得に動いてたようだが結局ヤンキースに取られてしまった(ピスコッティで良いとは思うがOPS.708と不調で爆発力に欠ける)
FAでの補強は先発投手とリリーフ陣、この2つで十分だと思われる。
ほな
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