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フィリーズ

2017-18年FA!ナリーグ東地区フィリーズはFA直後に戦力はどう変わるのか?

2017/12/09

開幕前の予想通り!ナリーグ東地区の2017年はナショナルズの圧倒的強さで1強4弱となった。フィリーズは66勝96敗と散々な目にあったが新人の活躍もあり来季に期待は持てる。そんなフィリーズからFAで出てってしまう選手をまとめたのでめじゃる。

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2017-18年フィリーズのFA状況

野手は150打席以上(計391人なので各チーム13人ほど)、投手は40.0投球回以上(計410人なので各チーム13人ほど)のいわゆる25人ロースターに入る主力選手のチームの2017-18年のFA状況を確認する。選手名の後にfWAR(以下f)rWAR(以下r)の数値も確認。

先発ローテーション投手

  • C・バックホルツ(ランク外

元レッドソックスのオールスター選手となるバックホルツ(こんなとこにいたんだ)たった2試合の先発で7.1イニングしか投げれず防御率12.27。そんな選手でも$13.5Mの高給取り。彼を獲得したのがフィリーズの失敗。

リリーフ救援投手

  • J・テリエン(ランク外

マイナーFAとなったテリエン。18.1回を投げたが防御率8.35で奪三振率4.9。まだ24歳なのでどこかに拾われてくれればいいのだが...。

捕手

  • FA選手無し

一塁手/DH

  • B・スタッシ(ランク外

90打席に立ったもののOPS.573と最低レベルの成績。一塁の他左翼も守ったがオフェンシブポジションでこの成績ならば放出もやむなし。残念ながらマイナーFAに。

二塁手

  • FA選手無し

三塁手

  • A・ブランコ(ランク外

三塁を基本線で内野全てを守れる内野のユーティリティ。意外?にもメジャー10年目のベテランで生涯最低のOPS.549を記録。どこでも守れるのは魅力だけどちょっと厳しい打力。

遊撃手

  • FA選手無し

 

外野手

  • D・ナバ(f1.1*1.2)
  • K・ヒョンス(ランク外
  • P・フロリモン(ランク外

外野手での出場回数は5番目(左翼では2番目)だったナバは、本塁打は4本だったものの両打ちで打率3割、出塁率4割弱、OPS.813で存在感がある。7年で7チーム目のジャーニーマン。来年もどこかに拾われるんだろうな。

2017-18年FAの結果

各ポジ毎に(fWAR+rWAR)÷2を実施しトータルWARの収支を計算し、このまま行けば2018年はどうなるかを確認したのが下記表となります。

2017 Tm W L SP RP C 1B DH 2B 3B SS OF TOTAL 2018
1 WSN 97 65 0.0
2 MIA 77 85 -0.2 0.3 -0.2 -0.1 →±0
3 ATL 72 90 1.8 0.1 1.9 ↓-2
4 NYM 70 92 0.7 0.7 ↓-1
5 PHI 66 96 1.1 1.1 ↓-2

主力選手はナバだけとなっている。

他のFA選手は今季150打席、40イニング以上は出場しておらず、そこまでチームに支障はないようだ。唯一ナバだけは放出は残念なのだが、外野の5番手が抜けるって考えたらそこまで嘆くことも無い。

そして今フィリーズと言えば魅惑の若手ホスキンスだろうが、この人も忘れてはイケない?フィリーズの守備の要、且つチームで唯一162試合出場したタフガイ遊撃手のガルビス。今季GG賞は獲得出来なかったもののこの動きは最高!?DRSは何とー5(微妙~)ま、動きは機敏かな。

まとめ

フィリーズはすでに落ちるとこまで落ちてるから戦力の低下は無し。

元オリオールズのスーパー期待ハズレのキム・ヒョンスは今季もOPS.599と散々な成績。ま、放出は免れないだろうな。このままいけば来季はスタメン全員が20代ってことになりそうな感じ。期待の新人ホスキンスを一塁で使うのか?はたまた左翼なのか?その辺も踏まえて楽しみなチーム。

そんなチームがポストシーズンにイケる可能性なんてかなり低く、このオフには大きな動きはないと思われる。試練の時を迎えそうだ。

ほな

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