全米ドラフト全体1位はほんまは凄くない?2006~1997年編②
2017/03/30
全米ドラフト全体1位はほんとに凄いのか?がきっかけで調べてった訳ですが、ここ10年間は凄い人ばっかしだった。ではまだ現役だと思われるその1歩先まで調べて行きたいと思うのでどーぞよろしく。ほなめじゃる。
今回は1997年~2006年まで。もし彼らがまだ現役だった場合、すでに40前後の超ベテランも並ぶ。さすがに殿堂入り候補がザクザク出て来ても良さそうなもの。だって全米ドラフト全体1位だもん!むしろここ最近の10年間より見たかったのはこっち側。知ってる人がいるかどーかもはなはだ疑問。だがそーゆーマニアックなものを掘り出すのが大好きなとこ。では早速、2006年から順に見て行こうとしましょう。楽しみです。
RHP、ルーク・ホッチェバー
- 2006年度ドラフト全体1位
- ロイヤルズ
- 通算WAR3.1
悲しい事にロイヤルズから2017年の契約を拒否され現在就職活動中。先発から中継ぎに移行していてパッとした成績は無しだ。
SS、ジャスティン・アップトン
- 2005年度ドラフト全体1位
- ダイヤモンドバックス
- 通算WAR26.7
オールスター3回の28歳で、19歳からメジャーの現タイガースの外野手。何故か物足りない感が否めない選手。
SS、マット・ブッシュ
- 2004年度ドラフト全体1位
- パドレス
- 通算WAR2.1
素行が悪く1度は首になりつつも、ドラフトから12年目の2016年に満を持してメジャーデビューしたレンジャーズのセットアッパー。
OF、デルモン・ヤング
- 2003年度ドラフト全体1位
- レイズ
- 通算WAR2.5
2015年のオリオールズを最後にメジャー出場無し。通算1162本安打、109本塁打、36盗塁。10年しがみついたのは凄い忍耐力。
RHP、ブライアン・ブリントン
- 2002年度ドラフト全体1位
- パイレーツ
- 通算WAR-0.2
通算5年で26試合10先発、1勝9敗、防御率5.62の成績を残して2010年を最後にメジャーから離脱。悲しい現実。
C、ジョー・マウアー
- 2001年度ドラフト全体1位
- ツインズ
- 通算WAR50.0
オールスター6回、MVP1回、首位打者3回のスーパーキャッチャー。今は一塁手で、打撃もかなり劣化したが超1流なのは周知の事実。
1B、エイドリアン・ゴンザレス
- 2000年度ドラフト全体1位
- マーリンズ
- 通算WAR43.8
最多安打、最多打点、最多四球も記録した事あるオールスター5回のドジャースの一塁。一塁手でここまで息が長いのは凄い!
OF、ジョシュ・ハミルトン
- 1999年度ドラフト全体1位
- レイズ
- 通算WAR28.1
スーパー問題児の元MVP。故障も多く、薬物、アルコール依存などプレーよりもそっちのが有名。今はレンジャーズとマイナー契約。
3B、パット・バレル
- 1998年度ドラフト全体1位
- フィリーズ
- 通算WAR18.8
2011年で実質引退。通算12年で1393本安打、292本塁打、7盗塁。主要タイトル無しで、残念なドラフトのひとつとなった。
RHP、マット・アンダーソン
- 1997年度ドラフト全体1位
- タイガース
- 通算WAR-0.5
2005年にてメジャーを去る。通算7年間で257試合に出場し15勝7敗、26セーブ。防御率5.19と目が出なかった。
まとめ
えーっと、1997年~2006年のドラフト全体1位は宝くじみたいなもんだった。だいたい半分ぐらいしか活躍していないようだ。個人的な注目選手はやっぱしマット・ブッシュだろう。問題児で苦労人のダルビッシュのチームメイトがどこまでやれるのか?ドラフト全体1位の実力を今後発揮できるのか?に期待したいかな。こー見ると殿堂入りしそうな選手がいなさそうなのは、スカウトの難しさって事なのだろうか...。
ほな