2020年盗塁王候補はどの予測サイトを見てもこの4人だけ!私はターナー推しですけど
本塁打全盛期のこの時代、2010年には4613本だったシーズン本塁打が10年後の2019年には6776本塁打まで増えました(+2163本塁打も増えた!)その背景で勝利にあまり関係ないとされる盗塁が減ったようだ。
2010年には2959盗塁もしていたのが、10年後の今2280盗塁まで減りました(-679盗塁)かなり減りましたね。
そんな中でも一定数の盗塁数を稼ぐ選手らは存在します。
コロナの影響で試合数はおそらく減ってしまうと思いますが、来期盗塁王を狙えると言われている4選手を、各媒体の予想盗塁数とともに紹介しようと思いめじゃる。
2019年スプリントスピード30.0以上は?
スプリントスピード30.0ft/secは私の中では走力S級だと考えている。スタットキャストが計測した2019年のランキングでは8人が30.0以上を記録した。
1.ティム・ロカストロ(ARI) 30.8
2.トレイ・ターナー(WSN) 30.4
3.バイロン・バクストン(MIN) 30.3
4.ギャレット・ハンプソン(COL) 30.1
4.ロマン・クイン(PHI) 30.1
4.アイザック・ギャロウェイ(MIA) 30.1
4.マイルズ・ストロー(HOU) 30.1
4.アダム・エンゲル(CWS) 30.0
純粋なスピードでは彼らがトップクラスだとは思うが、2019年盗塁王を獲得したのはア・リーグはマリナーズのマレックス・スミスで46盗塁、ナ・リーグはブレーブスののロナルド・アクーニャJrで37盗塁だった。
どちらもスプリントスピードは30.0を超えてはいないっぽいが、盗塁は足の速さだけではないというところか。
さて2020年盗塁王候補を各媒体が予測した結果、どの媒体でもほぼトップ4が固まっていたのだが、その予想盗塁数と栄えある4人を名前出しで紹介しよう。
2020年盗塁王候補
今回確認した予想媒体はZiPS、Steamer、Depth Chartsの3つ。この媒体でトップ4が同じってことはまず間違いなくこの4人の中から盗塁王が出るのだろう。
それでは一人ずつ見ていこうか。
2020年盗塁王候補マレックス・スミス
まずはア・リーグ西地区のマリナーズで中堅手のレギュラーとされるマレックス・スミスだ。
ZiPS 48盗塁(1位)
Steamer 36盗塁(3位)
Depth Charts 44盗塁(2位)
2019年の盗塁数は46盗塁でメジャーナンバー1!まだ4年目でまともに稼働したのはここ2年の26歳だが、2018年は三塁打10でリーグトップ、盗塁失敗数は12でリーグワーストだった。取り合えず走りまくってるって感じか。
2018-19年の合計盗塁数は86盗塁で断トツのトップ。そしてスプリントスピードは29.4でAクラスってところ。
おそらく162試合の試合数があれば、3年連続40盗塁は可能だろう。
First to home in a breeze. 🌬️
A thing of beauty from Mallex Smith. pic.twitter.com/6MQW7g6GoM
— Seattle Mariners (@Mariners) April 6, 2019
2020年盗塁王候補アダルベルト・モンデシー
そしてア・リーグ中地区のロイヤルズで遊撃手のレギュラーとされるアダルベルト・モンデシー。
ZiPS 42盗塁(3位)
Steamer 47盗塁(1位)
Depth Charts 48盗塁(1位)
2019年の盗塁数は43盗塁でメジャーナンバー2!こちらもまだ4年目でまともに稼働したのは2019年が初の23歳。2018年はたった75試合で32盗塁。150試合出場なら64盗塁が出来る計算か。2019年の三塁打10はリーグトップで、遊撃守備もゴールデングラブ賞級。
2018-19年の合計盗塁数は75盗塁でメジャーリーグトップ3。そしてスプリントスピードは29.9でギリSクラスにはなれなかったAクラスだ。
2019年の43盗塁もたった102試合での数字。162試合出場したら盗塁王は彼以外には考えられないだろう。
Scoring from 2nd on a wild pitch? Adalberto Mondesi can FLY. pic.twitter.com/lAf0W6Q9DB
— MLB (@MLB) April 24, 2019
2020年盗塁王候補ジョナサン・ビラー
そして元オリオールズ、現ナ・リーグ東地区のマーリンズで中堅手のレギュラーとされるジョナサン・ビラー。
ZiPS 41盗塁(4位)
Steamer 33盗塁(4位)
Depth Charts 36盗塁(4位)
2019年の盗塁数は40盗塁でメジャーナンバー3!すでに7年目でアストロズ、ブルワーズ、オリオールズなどに在籍した28歳。2016年には62盗塁で盗塁王にもなった選手だ※なるほど聞いたことある名前だと思った。
2018-19年の合計盗塁数は75盗塁でメジャーリーグトップ3。そして意外にもスプリントスピードは27.9で、AクラスどころかCクラス程度の選手。
2016-19年の合計盗塁数ならば160盗塁でメジャーリーグトップ2の成績。各媒体は4位で固定だがまだまだ分からないぞ。
Jonathan Villar se roba el home plate para darle la 1ra carrera a las @aguilascibaenas. Cortesía de @AFPSiembra pic.twitter.com/PbTMcmQyXj
— LIDOM (@LIDOMRD) December 28, 2016
2020年盗塁王候補トレイ・ターナー
最後にナ・リーグ東地区の世界一になったナショナルズで遊撃手のレギュラーとされるトレイ・ターナー。
ZiPS 44盗塁(2位)
Steamer 38盗塁(2位)
Depth Charts 40盗塁(3位)
2019年の盗塁数は35盗塁でメジャーナンバー5!5年目の26歳。2018年は遊撃手ながらも162試合に出場し43盗塁でナ・リーグ盗塁王。2019年は122試合での35盗塁、もし出場数がもう少しあったなら、2年連続盗塁王も夢ではなかった。
2018-19年の合計盗塁数は78盗塁でメジャーリーグトップ2。そしてスプリントスピードはメジャーリーガー最速クラスの30.4でSクラス。
まともに出場したなならば、彼がナ・リーグの盗塁王を獲得することは確実であろう。だって速すぎるもん。
Dave Martinez: I want Trea to attempt 80 stolen bases
Trea Turner: *is on pace for 216 steals* pic.twitter.com/fnqtbsmrAV
— Washington Nationals (@Nationals) April 1, 2019
いやー、本塁打全盛期の時代ではありますが、やはりこのスピードもまた魅力的。そして俊足選手は得てして守備も上手い。
メジャーリーグの醍醐味のひとつではないでしょうか。
ほな