ALDSゲーム5が神回過ぎる!あのバットフリップの裏には甲子園の魔物が住んでいた?
2020/03/27
新型コロナの影響でメジャーリーグへの興味が薄れてきた人に朗報。
公式サイトで「Watch these classic MLB games on YouTube」という記事を是非お気に入りに追加してください。ユーチューブで過去の感動的な試合のリンクが多数貼ってあるんですよ。
その中でもまずオススメしたいのが2015年のALDSゲーム5、2勝2敗で最終戦にもつれ込んだレンジャーズVSブルージェイズの試合。これがまたおもろいんですよ!←今見てるとこ。
レンジャーズの先発はシーズン途中にフィリーズから助っ人としてきたちょいちょいサイヤング賞候補にもなるハメルズ、ブルージェイズの先発は2015年4戦4勝の負けなし2年目のストローマン。
この試合の何がそんなにおもろいのか?見どころを要約しましたのでめじゃる。
デシールズ速過ぎてガン見不可避
1回表レンジャーズの攻撃、デシールズのあわやホームランみたいな二塁打からのチューの走者を進めるバッティングで三塁へ。そしてフィールダーの一塁内野安打ごときで、デシールズがホームへ突入しての1点。ここまでわずか7球。
当時のデシールズは25盗塁。これだけでもそこそこの俊足選手だが、スプリントスピードでは30.5ft/sec。これは走力S級レベルで、今でいうとターナーやバクストンよりも上!球界トップクラスに入るほどの速さだった。めっちゃ速い!
プレイボールから一瞬の出来事だったので見逃さずに見て欲しい!
Delino DeShields @Rangers slides into home safely #ALDS@GettySport
WEEK'S BEST PIX: http://t.co/4NNfjbc6v7 pic.twitter.com/6OPPVMd4Sk— Sports Photos (@sportsphotos) October 17, 2015
さらに3回表にはチューのソロホームランで2-0。ブルージェイズのホームなので球場は静まり返る...。
魔の7回表、ボールをバットに当ててセーフ?
一時は2-0と話されたブルージェイズだったが、バティスタやエンカーナシオンらの打撃で6回裏終わった時点で2-2の同点に。まだまだ試合は分からない終盤戦。
7回表2アウトながらも三塁にオドーアを進める。
出塁率の高いチューが粘ってたところで、キャッチャーがピッチャーにボールを返す際、なんとチューのバットにボールを当ててしまった!ボールは三塁側へてんてんてんてん...その間にオドーアホームイン!!
なに?なに?ってなって、こんなん無効やろ!?って。しゃーないから審判集めてヒソヒソしてた訳だが、セーフセーフ!!
ブーーーーーーーーーーーってそりゃ怒るって。敵地だし。
Look at the Martin's head. He clearly looks at Choo's hand then looks away pic.twitter.com/lGq7Krtpad
— 👁 (@M_thag0d) October 14, 2015
これでかなり試合が止まってる。ファンもフラストレーション溜まってそうだ。
天の7回裏、レンジャーズエラーしまくり
7回裏、先頭打者マーティンのなんでもないと思われたショートゴロを、遊撃アンドゥルースが捕獲出来ずエラーで出塁。
さらに続く打者ピラー。これまた何でもないファーストゴロを一塁モアランドの送球エラーでピンチは続きノーアウト一二塁※本来なら2アウトランナー無しだよ。
打順は9番ゴインズ。打順で分かる通りもっとも打てない打者で、2015年のOPS.672。今後2019年までもOPS.700をクリアしない男だ。もちろん送りバントが濃厚。さらに大事を取って二塁走者を守備の要マーティン(走力並以下)→チーム1の俊足ポンペイへ。
予想通り三塁前へのバントだったのだが...またもアンドゥルースのキャッチミス!あれはちゃんと捕球してあげたい。これが甲子園の魔物か。
ホントなら3者凡退、だが現実はノーアウト満塁。アンドゥルース恐るべし。
Elvis Andrus not defined by his 2015 ALDS errors. https://t.co/ysDOWwM2s6 pic.twitter.com/FfOdeXhlZf
— theScore (@theScore) October 5, 2016
神の7回裏逆転、悪質走塁からのバットフリップで乱闘劇
7回裏、ノーアウト満塁の大ピンチでひとまずホームフォースアウトを得たレンジャーズ。しかしながらこの時のキャッチャーへのスライディングが酷過ぎる!
完全に足を狩りに来てるポンペイ。こりゃこの試合荒れるぞ。
そして1アウト満塁、ドナルドソンが神のポテンヒット!二塁オドーアが一瞬前後を躊躇したように見える二塁ポップフライ。グラブには当てたがキャッチ出来ずに同点打となる。しかし2アウト一三塁に。
そしてこれです。
In case you’re missing baseball here’s Jose Bautista‘s bat flip for you to watch
— The Northside (@thenorthsideca) March 19, 2020
バティスタの3ランホームラン!からの超カッケーバットフリップ!
この試合はこれに尽きます。その後エンカーナシオンが静まれー静まれーってしてたように見えましたがそこからポリスメンまで巻き込む乱闘騒ぎに。ま、この後は見なくてもいいでしょう。いや、エンカーナシオンの内野ボテゴロヒットまでは見ましょう。
最後は若きクローザーオスーナが締めました。
時間のない人は7回の表裏だけでも見たら、瞬殺でメジャーファンになることでしょう。開幕が遅くなりましたので、過去の試合でも見たら楽しいのではないでしょうか。

ほな