2019年プレイヤーオブザウィーク(9月23日~9月29日)はアストロズの奪三振王コール、カブスのUTハップが受賞!
さて2019年のプレイヤーオブザウィークも最終日を迎えました。1シーズン長かったような短かったようなって感じです。
今週のパワーランキングは1位アストロズ地区優勝(先週1位)、2位ドジャース地区優勝(先週3位)、3位にヤンキース地区優勝(先週2位)、4位ツインズ地区優勝(先週5位)、5位アスレチックス。最終週に何故かアスレチックスランクイン。結局パワーランキングとはなんだったのか不明。
シーズン最後のfWARトップは野手はエンジェルスのマイク・トラウトが8.6でトップとなりましたが、ブレグマンが8.5まで記録を伸ばしたのでMVPはどっちに転ぶか分からないところ。3位は仲良くベリンジャー、イエリッチが7.8。
投手はアストロズのゲリット・コールが7.4で圧倒的勝利!以下、2位ジェイコブ・デグロムが7.0、3位リンが6.8。これはやっぱりコールがサイヤング賞を受賞する可能性も出てきました(イメージではバーランダーが濃厚っぽいですが)
9月23日~9月29日はどんな週だったんだっけ?
ナショナルズがポストシーズン進出を決めて、ツインズは300本塁打到達。レイズとアスレチックスもポストシーズン進出確定し、ロイヤルズのソレアがアリーグ本塁打王となりました。結局はタイトル争いは意外な展開に終わった2019年でした。
そんな1週間でしたが、この週のプレイヤーオブザウィークをめじゃる。
アリーグのプレイヤーオブザウィーク
アリーグの9月23日~9月29日のプレイヤーオブザウィークはアストロズの先発2番手ゲリット・コールが選ばれた。
DOMINANT.
Congratulations, @GerritCole45! 👏👏👏 pic.twitter.com/A14FnWK0yN
— Houston Astros (@astros) September 30, 2019
この週の勝敗は2勝0敗でリーグ1位(他には2勝したものはいなかった)、投球回12.0イニングは2位(インディアンスのクレビンジャーが12.2でトップ)、奪三振率18.00は1位(チームメイトのバーランダーも18.00でトップ)。防御率0.75(7位)、FIP1.05(1位)!
コールはこの週2先発し、マリナーズ相手に7.0回を被安打2の14奪三振!エンジェルス相手に5.0回で被安打4、1失点しながらも10奪三振!これで9試合連続二桁奪三振を記録して、奪った三振は326!もう怖過ぎる選手。
結局アストロズはこの週、5勝1敗で地区優勝。2019年最多勝利の107勝、そしてアストロズ史上58年の歴史の中でも最多勝利!3年連続100勝以上というとんでも記録を作ってしまった。
この1週間に稼いだfWARは0.7はアリーグ1位。最後の最後で2勝はたったひとり。クレビンジャー、オッドリッジ、グレインキー、ターンブルら0.4を断トツに引き離しての勝利。この男が2番手とか反則レベルだろ。
ナリーグのプレイヤーオブザウィーク
ナリーグの9月23日~9月29日のプレイヤーオブザウィークはカブスのユーティリティイアン・ハップが選ばれました。
Ian Happ named NL Player of the Week. pic.twitter.com/CSCfYe1hAc
— Chicago Cubs (@Cubs) September 30, 2019
この週の本塁打4本はリーグ1位(ドジャースのピーダーソンも4本)、得点6はリーグ3位(ナショナルズのターナーが8得点)、打点10は1位(ターナー、ウォーカー、アルシアが7打点)、盗塁は0。打率.455(1位)出塁率.500(2位)長打率1.136(1位)!
ハップは24三塁、25三塁、26右翼、27三塁、28中堅、29三塁で先発出場する捕手と遊撃以外を守れるユーティリティ。2試合連続3安打に1試合2ホーマーを放ち見事プレイヤーオブザウィークに選ばれた。意外な伏兵だった。
カブスはこの週2勝4敗で結局地区3位に終わった。残念ながらトップカーディナルスとは7.0ゲーム差も付けられる敗北。後半ダルビッシュが頑張ってただけにポストシーズンで見れないのは残念だった。
この1週間に稼いだfWARは0.8はナリーグ1位。またもカーディナルスのトミー・エドマン、そしてナショナルズのターナーが0.6で2位だった。エドマンって選手が2週連続好成績なので地味ながらも気になるところだ。
まとめ
9月23日~9月29日のプレイヤーオブザウィークは...
- アリーグ*アストロズの先発2番手ゲリット・コール。
- ナリーグ*カブスのユーティリティイアン・ハップ。
Ending 2019 on a high note.@GerritCole45 and @ihapp_1 are the Players of the Week.
(MLB x @wbmasonco) pic.twitter.com/YC2YRMyhkY
— MLB (@MLB) September 30, 2019
アストロズのコールは結局、20勝で防御率2.50(リーグトップ)。そして3年連続200イニング以上の212.1回を投げ、326奪三振(リーグトップ)、奪三振率13.8(2年連続リーグトップ)。何故彼が2番手なのかはもう意味が分からない。
カブスのユーティリティのハップは、2019年58試合ながらもOPS.898と強打ぶりを発揮。さらにカブス得意のどこでも守れる器用さを武器に、来季はもっと出場機会も増えるでしょう。彼が下位打線というからカブスは末恐ろしい。

ほな