アストロズ2019年も地区優勝決定!これで3年連続!こいつらに弱点はないのか探ってみた!
100勝を超えているチームはアストロズとヤンキースの2チーム。残り可能性のあるチームはツインズ、アスレチックス(ギリかな)、そしてドジャースとブレーブスぐらいですか。
ドジャース99勝とブレーブス96勝ぐらいは100勝に届くでしょう。
ま、ほぼ当たり前ですが100勝してしまえば地区優勝は確定事項。アストロズはかなり昔に100勝に到達してたように思うのですが、一向に地区優勝が決まりませんでした←むだにアスレチックスが粘ってましたからね。
それでもやっとこさ、アストロズの地区優勝が決まったのでポストシーズン歓迎するとともに、どっかに弱点はないものかと確認しましたのでめじゃる。
2019年アリーグ西地区アストロズ優勝!
2019年アリーグ西地区の優勝チームはヒューストン・アストロズに決まりました。
102勝54敗で2位アスレチックスも94勝62敗と粘りましたが、そのアスレチックスに8.0ゲーム差をつけての優勝。これで3年連続100勝という大記録。3年前の途中まではアストロズに青木が在籍していたのは感慨深いものです。
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— Houston Astros (@astros) September 22, 2019
アストロズのここ3年間の成績を確認すると
2017年 101勝61敗 ナリーグ西地区優勝(世界一)
2018年 103勝59敗 ナリーグ西地区優勝(LCS敗退)
2019年 102勝54敗 ナリーグ西地区優勝(まだ途中)
スゴイよね。2015年にヒンチ監督に代わってからが取りあえずうなぎ上り。もちろんそこまでの下積みがあったからだろうが、この監督もかなりのやり手なのかも知れない。
アストロズはやたらと強すぎるので、なんとか弱点を探してみましょう。
アストロズ打撃にスキなし!でも...
アストロズが強い強いというけれども、どっかにスキがあるでしょう!ちょっと優勝を決めた時の打順でも見て行きましょうよ。
1番中堅George Springer OPS.948/OPS+144
2番二塁Jose Altuve .911/134
3番左翼Michael Brantley .883/129
4番遊撃Alex Bregman 1.001/159
5番DHYordan Alvarez 1.085/178
6番一塁Yuli Gurriel .901/131
7番三塁Aledmys Diaz .762/98
8番捕手Robinson Chirinos .808/111
9番右翼Josh Reddick .719/88
7番ディアズからはまだマシかと思いきや、ディアズは20本塁打も期待できる選手。しいて言うなら右翼レディックが元30本塁打を打った選手だがピークを過ぎてるとも言える。
ちなみにディアズが三塁を守ってるが、本来三塁はブレグマン。彼だけは別格中の別格。今季も要注意人物。
M-V-P pic.twitter.com/4eDaohskwV
— Houston Astros (@astros) September 22, 2019
そして空いた遊撃手はもちろんこのお方。遊撃Carlos Correa .926/138。結局、右翼レディックのところぐらいしか弱点は無し。
チームの全体の成績を見てみると
fWAR39.4(メジャー全体1位)
Off+191.9(メジャー全体1位)
Def-3.1(メジャー全体19位)
BsR-10.9(メジャー全体26位)
おーー!!まさかの守りは平均以下だし、走塁能力はめっちゃ低い。ここが弱点かー!!って思ってみたものの、それ以上に攻撃力があり過ぎるからfWARがトップな訳で...
もしアストロズ打線が打てもしない投手王国があれば、小技の出来ないアストロズに勝てるのかも知れないというデータになったようだ。
アストロズの弱点!守備走塁にやや難あり。
アストロズ投手にまさかの弱点が...無かった!
アストロズが打撃力があるのは承知した。それでは投手陣はどうだろう?ちょっと確認してみましょうよ。
投手全体fWAR21.8(メジャー全体4位)
先発投手fWAR17.9(メジャー全体4位)
救援投手fWAR3.9(メジャー全体10位)
全体の投手力という観点でいけば、レイズ、ドジャース、ツインズには負ける。この3チームがアストロズの天敵になりそうな気配だが、先発投手に限ればナショナルズ、メッツ、ドジャースのが上。救援投手でいえば中の上レベル。
先発も打撃が強いので勘違いしてしまいそうだが
1位Justin Verlander 19勝
2位Gerrit Cole 18勝
4位Zack Greinke 17勝
この成績はただただアストロズの強力打線が生み出したまやかしなのかも知れない。
この成績にチープウィン(やっすい勝ち=めっちゃ失点したけど打撃力で勝たしてもらった試合)はマイナスし、タフロス(頑張ったけど味方が点取ってくれなくて負けた試合)を足した本当の実力を探る。もしかしたらアストロズの投手はしょぼいのかも!結果...
1位Justin Verlander 19勝→21勝
2位Gerrit Cole 18勝→20勝
4位Zack Greinke 17勝→17勝
20勝投手を2枚も所有する最強の先発陣だった。てかメジャー全体のトップ5の先発投手のうち3人がアストロズとか...これ無理ゲーでしょ!
Just the third pitcher in #Astros history to reach 300 Ks in a season. Remarkable.#LegendaryMoments x @budweiserusa pic.twitter.com/8MZv4HWaYB
— Houston Astros (@astros) September 19, 2019
救援投手はというと...
7回Will Harris 防御率1.55
8回Ryan Pressly 防2.45
9回Roberto Osuna 防2.76
す...スキがない。いやいやいや、クローザーのオスーナはセーブ失敗が6個もあってセーブ成功率86%しかない!ここが弱点じゃないか!って思ったのだが...
Aroldis Chapman 37セーブ88%
Roberto Osuna 36セーブ86%
Kenley Jansen 30セーブ79%
むしろ良い方だった。ちなみにブレーブスのクローザーは25セーブ以上の選手はおらず、補強したグリーンが23セーブ82%ととんとん。
先発反則レベル!救援そんなに悪くない!=アストロズ最強。
ほな