ブルージェイズの黄金時代を築く四天王に追加でまたひとり。レッドソックスキラーの一塁テレスが大爆発
つい先日ドジャースが地区優勝を決めました。これで7年連続地区優勝だっけ?もうかなりの黄金時代を築いています。強いもんです。
最近のメジャーリーグは一定期間は地区順位の入れ替わりが少ないイメージで、ここ3年のアリーグ東地区を例にあげると...
ヤンキース 2位→2位→1位(暫定)
レイズ 3位→3位→2位
レッドソックス 1位→1位→3位
ブルージェイズ 4位→4位→4位
オリオールズ 5位→5位→5位
ほとんど変わりません。弱いとこは弱い、強いとこは強い!しかし2019年のレッドソックスが3年連続地区優勝からついに脱却しました。
これから何か変わりそうな気配...
て思ってたブルージェイズファンの皆様お待たせ致しました。ちょこちょことブルージェイズの新人は凄い!って言って来ましたが、もうひとりそのメンバーに加えて欲しい人が登場した。そんなこんなでブルージェイズの明るい未来をめじゃる。
ブルージェイズの若手四天王と言えば?
ブルージェイズは今57勝89敗で首位ヤンキースとは38.0ゲーム差と圧倒的な差を付けられてアリーグ東地区4位に埋もれてます。しかしチームはすでに若手主体となり、そのうち黄金時代が来るかも知れません。
その主たる4名、ここではあえて四天王と呼びます。そのメンバーはというと...
三塁ブラディミール・ゲレーロJr
20歳の新人、オールスターのホームランダービーで一躍有名になり、新人ながらもOPS.799と平均以上。出塁率.347でホームランは15本。ぽっちゃりの割にはアベレージも残せそうなイメージが強い男だ。
二塁キャバン・ビジオ
24歳の新人、チーム唯一の機動力担当者で11盗塁。打率.213と低いものの出塁率は.350でOPS.742。ホームランも13本で一発もある。出塁して走れて一発もある選手。ゆくゆくはイエリッチクラスになれれば最高だ。
遊撃ボー・ビシェット
21歳の新人、チーム有数のアベレージヒッター。打率は3割を超え、OPS.911と新人らしからぬ強打の持ち主。マルチヒットや連続二塁打で話題になった男だが、ホームランも10本を数える。打てる遊撃手...強いチームあるあるだ。
左翼ルルド・グリエルJr
25歳の2年目、二遊間を守れる男だったが生きのいい新人に任せて外野に転向。ホームランはすでに79試合で19本(シーズンフル出場で40本近くか)OPS.879と平均を大きく超えてチームの主力となっている。
It's a Blue Gene #WallpaperWednesday!
Show us those new lock screens 😎 pic.twitter.com/GyNmvGCYbL
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) September 11, 2019
ここ数年は彼らが主役になるだろう。
優秀な新人らに紛れて4番に座る男
ブルージェイズの主力メンバーは先ほどの4名となっているが、当然ながらこの1年目、2年目の若ゾウたちが上位打線を占める。ブルージェイズの基本的な打順がこちら。
1番遊撃 ビシェット OPS.911
2番二塁 ビジオ OPS.742
3番左翼 グリエルJr OPS.879
4番三塁 ゲレーロJr OPS.799
右左右右と打席のバランスはいまいちだが、これがまだ1年~2年目と考えるとかなり凄い展開。特に先頭打者ビシェットが強力過ぎる。
しかし8月8日を最後に、主に3番に座ってたOPS.879のグリエルJrが離脱してしまい、今のメインの上位打線はこんな感じ。
1番遊撃 ビシェット OPS.911
2番二塁 ビジオ OPS.742
3番三塁 ゲレーロJr OPS.799
4番一塁 テレス!?
テレス?テレス?テレスって誰だよ。
Clay Buchholz will pitch against the Red Sox for the first time in his career 😮 #LetsGoBlueJays pic.twitter.com/JN4SQ2uQdo
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) September 12, 2019
レッドソックスキラー、暴君テレス
ここ最近ブルージェイズの4番に座っているのがロウディ・テレス。これまた24歳の2年目の選手(まだまだ新人扱いの選手)だ。
19本ものホームランを放ってはいるが、打率.223/出塁率.283/長打率.443といまいち。OPS.726と平均を下回る打者だった。
そんな彼が唯一得意としているチームが前年度の覇者レッドソックス。2019年テレスはレッドソックス戦11試合45打席に出場したのだが、VSレッドソックス戦の結果が、打率.410/出塁率.489/長打率1.026でOPS1.515。7ホーマー14打点のバケモノクラスの成績を収めた!!
Rowdy's Seeing RED 😳
He's hitting .410 with 7 homers and 14 RBI against Boston this season! @BudweiserCanada https://t.co/70OxeQRFtf pic.twitter.com/WL5NQnwq2J
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) September 12, 2019
それでも今季のブルージェイズVSレッドソックス戦は8勝10敗で負け越してはいたけれども(てか投手が打たれ過ぎなんだよ!)
ちなみに期待出来るのはレッドソックス戦だけではなく、9月に入ってからのテレスは当たりまくっていて、打率.259/出塁率.310ながらも長打率.741でOPS1.051。ただただパワーが増したと思うべきか、それともマグレなのか...
是非とも彼が成長すれば、5人目のブルージェイズの若手となり得るのかも知れない。覚えておきましょうか。
ちなみに「ロウディ」ってのを直訳すると「乱暴な」って意味になるんですよ。
ほな