20歳でセーブを記録したパドレスのムニョス。オスーナレベルになると未来のパドレスは強くなるぞ!
2019/08/31
最近リリーフに注目していなかった気がしますので、たまにはクローザーに注目してみましょう。今の最多セーブを確認すると...
カービィ・イェーツ(SD) 38セーブ
アロルディス・チャップマン(NYY) 36
ブラッド・ハンド(CLE) 33
ロベルト・オスーナ(HOU) 31
ウィル・スミス(SF) 30
チャップマン以外はそこまで有名な選手がいないような感じ。
それぞれ年齢は、イェーツは32歳(31歳からクローザー)、チャップマンは31歳(24歳からクローザー)、ハンドは29歳(27歳からクローザー)、オスーナは24歳(20歳からクローザー)、スミスは29歳(28歳からクローザー)。
クローザーといえば精神的にタフな職業でイメージ的にはベテランが投げていると思ってた。しかし最近はチャップマンやオスーナなど若手新人がクローザーを務めることも多いような気がする。
そして今まさに!パドレスのアンドレス・ムニョスがじゃっかん20歳にしてセーブを記録したらしいのでめじゃる。
パドレス最年少20歳でセーブを記録したが...
8月29日のジャイアンツ戦。パドレスのリリーフ投手アンドレス・ムニョスが20歳と225日でセーブを記録した。これはパドレスの新記録だそうだ。
1回~7回まで7.0イニングを1失点で凌いだのは先発クリス・パダック。その間パドレスは5得点しており5-1の楽勝モード。
そして8回、投手は代わって先発もこなすマット・ストラーム。たった1イニングだったが、失点もしたが5-2で終了。
そして9回、投手はまさかのアンドレス・ムニョス!!
ベンチには暫定最多セーブ王のイェーツがいる。そしてセーブの条件「リード3点以内で1イニング以上投げる」を満たす。あえてムニョスに任せるパドレス。期待がかかる。
At 20 years and 225 days old, Andres Muñoz is the youngest player in #Padres history to earn a save! 🔥@munozandres64 • #FriarFaithful pic.twitter.com/q4HoATRvjN
— San Diego Padres (@Padres) August 30, 2019
5番ポージー。今季不調でOPS.678とただの人。8球も粘られるが、最速99.7マイルの速球で押しながらも、最後はスライダーで三振、1アウト。
6番ピラー。まだポージーよりは打ててるがOPS.736と凡人レベル。彼もまた最速99.8マイルの速球を武器に、最後はスカしたスライダーで三振、2アウト。
7番クロフォード。彼もまたOPS.664とそこまで恐れるに足らずだったが、ほぼ4シームを続けるも制球定まらず四球。
8番代打ボート。OPS.855の厄介者。普通に戦えば分が悪い。そこでギアチェンジして100.7マイルの最速球をゾーンギリギリに投げ込んだが...二塁打を打たれ失点。
9番代打ソラーノ。OPS.834とこれまためんどくさい相手。100マイルを超える剛速球を投げるもストライクボールがはっきりしている。最後は高めのボールに手を出し遊ゴロ。
決して褒められるセーブではなかったみたいだ。
オスーナも実は相当凄い選手だった
セーブの歴史はまだ浅い。50年前の1969年に正式記録になったばかり。
リリーフの栄誉ある賞といえば最優秀救援投手賞、リリーバーオブザイヤーだが、これを別名「マリアーノ・リベラ賞」「トレバー・ホフマン賞」と呼ばれる。その由来は通算最多セーブがリベラ652セーブ(歴代1位)、ホフマン601セーブ(歴代2位)から来てるのでしょう。
毎年50セーブでも13年かかる計算。凄い記録だ。
メジャーリーグ史上20歳以下でセーブを記録したのはたった21人。そして二桁セーブを記録したのは...
テリー・フォースター 30セーブ
ロベルト・オスーナ 20セーブ
だけだ。
そう考えると24歳のシーズンですでに147セーブしているオスーナ。彼もまた殿堂入り候補なのかも知れない。
18試合19.1イニングで防御率1.86。初セーブの締まりはそこまで良くなかったが、また一人パドレスに期待の新人が現れたことに違いはないようですね。
The kid is 20 but the arm is 💯➕
🇲🇽 #FriarFaithful 🔥 pic.twitter.com/FmaYjfCOKZ
— San Diego Padres (@Padres) August 30, 2019
ほな