2019年プレイヤーオブザウィーク(7月15日~7月21日)はアベレージヒッター型!アスレチックスの中堅ローレアーノ、ブルワーズの新人ヒウラが受賞
パワーランキングが復活してました。今週のパワーランキングは1位ヤンキース(先週3位)、2位にドジャース(先週1位)、3位にアストロズ(先週2位)、4位ブレーブス(先週4位)、5位カブス(先週10位)。カブスのジャンプアップが凄まじいところ。
現在のfWARトップは野手はエンジェルスのマイク・トラウトが6.6でトップ。そしてベリンジャーが6.1、イエリッチが5.9と続く。トラウトが離脱した時には焦りましたが大丈夫でしたね。そして投手はナショナルズのマックス・シャーザーが5.5でトップ。2位にリン4.6、3位にコール、モートン、ストラスバーグ、デグロム、リュ、ジオリトが3.6で並んでます。一流投手ばっかですね。
7月15日~7月21日はどんな週だったんだっけ?
この週はトレードの話も多少出てきましたが面白い試合があった記憶です。レイズのダーノウがひとりでヤンキースを倒したり、マリナーズのボーゲルバックとリークがふたりでエンジェルスを倒したり。そういえば、アスレチックスの主砲デービスが4番クビになったりもしました。
そんな1週間でしたが、この週のプレイヤーオブザウィークをめじゃる。
アリーグのプレイヤーオブザウィーク
アリーグの7月15日~7月21日のプレイヤーオブザウィークはアスレチックスの中堅手ラモン・ローレアーノが選ばれた。
What a week for Ramón Laureano! The American League Player of the Week continues to impress, hitting .542 (13-for-24) with 10 runs, 6 doubles, 2 home runs, 2 RBI, a .577 on-base percentage, a 1.042 slugging mark, and a 1.619 OPS in six games during the award-winning week. pic.twitter.com/XzfRz3xgM9
— Oakland A's (@Athletics) 2019年7月22日
この週の本塁打は2本はリーグ9位(オリオールズのマンシーニ、ヤンキースのエンカーナシオン、他2名が4本)、得点10はリーグ1位(ロイヤルズのドージャー、アストロズのブレグマンは9得点)、打点2は圏外(レッドソックスのデバース、ヤンキースのエンカーナシオンが11打点)、盗塁は1。打率.542(1位)出塁率.577(1位)長打率1.042(2位)!
全然知らない選手だが、今週は6試合中5試合でマルチヒット。2安打、3安打、3安打、2安打、3安打(21日はノーヒットだが)。しかも長打が無いのはそのうち1試合で、ほぼ毎日二塁打も放った。得点が多いので先頭打者かと思ったら意外にも5番。4番クビになったデービスが6番に入ってるおかげかも知れない...。
アスレチックスはこの週、4勝2敗で地区2位!首位アストロズに6.5ゲーム差を離されてはいるけれども、ポストシーズン圏内には入って来てるようだ。意外にも食らいついてるんだね。
この1週間に稼いだfWARは0.9はアリーグ1位。オリオールズのマンシーニが4ホーマーで0.7を稼いでたけれども後一歩及ばなかった。長打率では上だったんだけどね。
ナリーグのプレイヤーオブザウィーク
ナリーグの7月15日~7月21日のプレイヤーオブザウィークはブルワーズの二塁手ケストン・ヒウラが選ばれました。
The man kept on hitting all week long. #ThisIsMyCrew pic.twitter.com/8cT07rW1Wd
— Milwaukee Brewers (@Brewers) 2019年7月22日
この週の本塁打は1本はリーグ30位(ジャイアンツのヤストレゼムスキーが4本でトップ)、得点7はリーグ7位(ヤストレゼムスキー他5人が8得点でトップ)、打点8は5位(ジャイアンツのクロフォードが12打点)、盗塁は2。打率.517(3位)出塁率.548(3位)長打率.966(1位)!
まだたった37試合しかメジャー経験がないヒウラだが、15日~21日は毎試合安打。そのほとんどが複数安打で3安打も2試合。二桁本塁打を打てるパワーもアリ、盗塁も二桁は行きそうなパワー&スピードタイプ。まだまだ下位打線だが、シーズン後半には1番2番を任せられているだろう。
ブルワーズはこの週、5勝2敗で地区2位!地区首位のカブスとはたった2.0ゲーム差。イエリッチ、ヒウラ以外にもベテラン三塁ムスタカスがいるので追いつくのも時間の問題かも。
この1週間に稼いだfWARは0.8はナリーグ1位。僅差でジャイアンツのヤストレゼムスキー、ブルワーズのイエリッチが0.7で推し推せてきたが、OPSの差でヒウラが受賞となったような気がする。
まとめ
7月15日~7月21日のプレイヤーオブザウィークは...
- アリーグ*アスレチックスの中堅手ラモン・ローレアーノ。
- ナリーグ*ブルワーズの二塁手ケストン・ヒウラ。
Laureano: .542/.577/1.042
@Kestdaddy: .517/.548/.966That will earn you Player of the Week honors.
(MLB x @WBMasonCo) pic.twitter.com/sbXKfijuyN
— MLB (@MLB) 2019年7月22日
今回の受賞はどちらも本塁打も少なく、打点も少ないアベレージヒッタータイプ。確かに攻撃ではホームランバンバン打つ主砲が目立つが、しっかりホームへ帰ってくる選手も重要だと再認識した。ちなみに現在の得点トップはレッドソックスのベッツが88得点。さすが2018年のMVP男だ。
ちょっとマイナー指標になりつつあるが、すでに31盗塁しているロイヤルズのモンデシーも忘れてはイケない。

ほな