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ブレーブス

2018-19年FA最大の売れ残り!?ダラス・カイケルがブレーブスと1年契約で終結

2019年最大のジョーカーは先発カイケルとクローザーのキンブレル。

能力があるにも関わらず、6月になってもまだ契約が決まってませんでした。ただし、6月のドラフトが終わるとドラフト権を渡すことなく獲得が出来るとあってそろそろかなと感じてました。

そして朗報!!

ダラス・カイケルの移籍先が決まったとのこと。そりゃ確認しとかなきゃいけないだろうと思い、その移籍先、金額、カイケルの成績をおさらいしながらのほほんとめじゃる。

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カイケルはナ東のブレーブスへ移籍!

結局待ちに待ったカイケルの移籍先はアトランタ・ブレーブスに決まりました。

ブレーブスは現在ナリーグ東地区で2位。首位フィリーズと1.5ゲーム差でまだまだ追い上げが可能な状態です。

ただスターターとしてのチーム力は19勝19敗でWARも19位。どちらかというと中の下のようなローテーションで戦ってます。

ブレーブスのローテーション

13先発フリオ・テラーン:3勝4敗,防御率3.28
12先発マックス・フリード:7勝3敗,防御率3.68
12先発ケビン・ゴーズマン:2勝5敗,防御率6.15
9先発マイク・ソロカ:6勝1敗,防御率1.41
7先発マイク・フォルティネビッチ:1勝4敗,防御率6.10

主要なローテーションは上記5人。ゴーズマン、フォルティネビッチの信頼性が低く、カイケルが欲しいのも頷ける。

3Aのグウィネット・ブレーブスから登板するらしいが、この空白の何カ月で能力が落ちてなければいいけれども...。

カイケル実は超スゲー!

ダラス・カイケルを知らないって人にカイケルの凄さを伝えたいのでざっくりおさらい。

2012年にアストロズでデビューしたが、12~14年は暗黒時代を経験し常に地区最下位争い。しかしカイケルはジョジョに能力を見せつけて15年から3年連続開幕投手に抜擢。15年地区2位でポストシーズン、16年は地区3位、そして17年には地区1位で世界一になった。

15年には20勝で最多勝、リーグ最多の232.0イニング投げてオールスター、サイヤング賞に輝く。2017年には14勝5敗で防御率2.90とハイレベルな記録を残し、自身2度目のオールスター。

そしてここ5年間で4度のゴールデングラブ受賞と守備も超一流。

ただサイヤング賞っぽくないところは、奪三振率8.0にも満たない三振の取れない選手。ここが気になるのかFAでも取り残されていた。

しかし、三振を取れないカイケルにも特殊能力があり

ゴロ率が異常に高いってとこ!!2018年のゴロ率53.7%はメジャー全体でトップだ。

ゴロ率が高いって事は必然的にホームランも打たれにくいだろうし、犠牲フライも難しい。ダブルプレイも取りやすいだろうしでいいことばっかし。

打たせて取るの代名詞がカイケルってことです。

カイケルたった$13Mで契約

カイケルの契約はたったの1年$13Mだった。

何故「たった」と言えるのかといいますと、そもそもカイケルはクオリファイングオファーで1年$17.9Mを断ってるんですよ。

もともとよりも$4.9Mも安い金額で契約。何のために断ったんだか分からなくなってます。自分を過大評価し過ぎたのか...。

$13.0Mの男たち

三塁:ジェド・ギョーコ(STL)
中継ぎ:ザック・ブリットン(NYY)
先発:トレバー・バウアー(CLE)
遊撃:アンドレトン・シモンズ(LAA)
右翼:ジョシュ・レディック(HOU)

$13Mの顔ぶれを見るとカイケルのが1ランク上というイメージ。こんな金額で落とせるレベルの選手ではないのだが、世間は冷たいところ。

途中からエースの座を奪われた現アストロズのバーランダーは球界8位タイとなる$28.0Mで働いている。

半額以下かよ!!

おそらく実力的には未だエース、もしくは2番手級で活躍出来そうなのにこの価格とはブレーブスを世界一にして来期に期待するしかないな。

omio
omio
12勝9敗、防御率3.82。これが開幕前にカイケルに予想された成績で普通に一流なんだけどね

ほな

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