2018-19年セントルイス・カーディナルスのオフのFA・トレード総まとめ!モリーナ3個目のチャンピオンリングに向けて...
2019/02/12
2018年のカーディナルスは88勝74敗ナリーグ中地区3位でフィニッシュし、その勝ち星はメジャー30球団中13位の結果に終わりました。
2011年から5年連続ポストシーズンに出場したが、ここ3年は蚊帳の外。もう間もなく捕手モリーナが引退を示唆しているので2019年こそはポストシーズンに復帰したいとこ。同地区ライバルも強いが再建って文字はカーディナルスには向いていない。
そんなカーディナルスの2018-19年のオフのFA・トレード動向をまとめつつ、結局のところ2019年は強いの?弱いの?ってところをまとめてみましたのでめじゃる。
2018年カーディナルス主力選手
2018年のカーディナルスの主力選手を再確認。
先発投手は先発数の多かった上位5名、救援投手は平均レバレッジから重要度の高い選手を3名の計8名を基本とする。
野手はそのポジションで一番出場の多かった選手を代表とし、各ポジションで計8名を基本とする。
個人的に補強が必要な選手はマーキングしてこかなと考えてます※選手の書き方は左から ポジション:名前 (利き腕) WARです。
先発投手
SP:Carlos Martinez (R) 1.8
SP:Luke Weaver (R) -1.1
SP:Miles Mikolas (R) 4.3
SP:Jack Flaherty (R) 2.6
SP:John Gant (R) 0.6
先発投手はWAR2.0ほどあれば御の字。日本にいた逆輸入の右腕マイコラスが勝率.818、18勝ともにリーグトップの出来過ぎた成績だった。2番手ウィーバーはWAR-1.1だが7勝11敗で防御率4.95。ま、そんなに悪く無いかも。

救援投手
ST7:Dakota Hudson (R) 0.5
ST8:Jordan Hicks (R) 0.3
CL9:Bud Norris (R) 0.0
救援投手はWAR0.3ほどあれば御の字。7回ハドソン23歳、8回ヒックス21歳がともにルーキーながらも大事な場面で使用されそこそこの成績。クローザーのノリスは28セーブするも失敗が5個もあり信頼性に欠ける。その他のメンツとして
ST7:Matthew Bowman (R) -0.6
ST7:Tyler Lyons (L) -1.0
ST8:Dominic Leone (R) 0.0
7回セットアッパーでブボウマン、ライオンズ。8回にリオンがいたものの...あんまし使えそうもない。やっぱり若い子らメインでやってく感じになるかな。

捕手
C:Yadier Molina (R) 1.8
捕手もWAR2.0ほどあれば御の字。オールスターに9回選ばれたレジェンドのモリーナはまだまだ健在。ここへ来て20本塁打を記録しとキャリアハイの22本に届きそうだった。さすがに盗塁阻止率は一般レベルまで落ちて来たか。

内野手
1B:Matt Carpenter (L) 4.9
2B:Kolten Wong (L) 3.5
3B:Jedd Gyorko (R) 2.0
SS:Paul DeJong (R) 3.8
内野手もWAR2.0ほどあれば御の字。全員WAR2.0以上を誇る豪華内野陣。36本塁打を記録したカーペンターは一塁の他三塁を守っており、カーペンターが三塁の際の一塁はと言うと
1B/RF:Jose Martinez (R) 1.5
一塁と右翼を守るマルティネス。20本80打点が期待出来る強打者だ。これは優勝してもおかしくない内野陣ではなかろうか。

外野手
LF:Marcell Ozuna (R) 2.9
CF:Tommy Pham (R) 0.8 →TB
RF:Dexter Fowler (B) -1.4
外野手もWAR2.0ほどあれば御の字。右翼ファウラーは打率.180でOPS.576と年間$16.5M払ってるのに足手まとい。最終的に21本塁打を記録した中堅ファムはレイズへ移籍してしまっていた。その穴を完全に埋めたのは...
CF/RF:Harrison Bader (R) 3.8
OF:Tyler O'Neill (R) 1.4
守備職人ベイダーにOPS.800を超えるオニール。ベイダー24歳(2年目)、オニール23歳(1年目)でカーディナルスの未来は明るすぎる。オスーナも27歳だし3年は無問題だろう。

2018-19年カーディナルスFA/DFA離脱選手 -0.7DOWN
公式サイトからロースターのFA/DFA離脱動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末にはFA選手らがごっそり放出されていたのでそのタイミングから確認して行こうかと。ついでにDFA選手も※マイナーリーガーはひとまず無視しておこうか。
主力と見なした選手らはマーキングを続行します。
RP:Tyson Ross (R) 0.7
CL9:Bud Norris (R) 0.0
SP:Adam Wainwright (R) 0.0
FA/DFA選手らの合計WARは0.7。FA/DFAの結果より、クローザーが最低限の補強ポイントとなりそうな感じ。先発ウェインライトのところもちょっと気になるかも。

2018-19年カーディナルスウェイバー離脱/獲得選手 +0.2UP↑
公式サイトからロースターのウェイバー公示で離脱/獲得した動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末以降でウェイバー公示され離脱/獲得した選手を確認して行こうかと※マイナーリーガーはひとまず無視はもはや常識。
主力と見なした選手らはやっぱりマーキングしましょうか。
11/1 SS:Greg Garcia (R) 0.3 STL→SD
11/2 ST7:Matthew Bowman (R) -0.6 STL→CIN
12/10 RP:Ryan Meisinger (R) -0.1 BAL→STL
ウェイバーで放出したWARの合計は-0.3。獲得したWARの合計は-0.1となった。

2018-19年カーディナルストレード/FA獲得選手 -6.8DOWN
公式サイトからロースターのトレード/FA獲得動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末からトレードで獲得した選手らを確認して行こうかと。同時にFA選手の獲得も見逃せない※マイナーリーガーはひとまず無視しておくから。
主力と見なした選手らはやっぱりマーキングしますからね。
ダイヤモンドバックスの一塁ゴールドシュミットがカーディナルスの先発ウィーバーらとトレード!+6.1UP↑
ARIダイヤモンドバックス→STLカーディナルス
1B:Paul Goldschmidt (R) 5.4
STLカーディナルス→ARIダイヤモンドバックス
C:Carson Kelly (R) -0.5
SP:Luke Weaver (R) -1.1
2B:Andy Young (R) Minor
Future Considerations
12/5 ダイヤモンドバックスの一塁ゴールドシュミットとカーディナルスの先発ウィーバーがメインのトレード。放出したWARの合計は-1.6。獲得したWARの合計は5.4となった。

The Cardinals have acquired 6-time NL All-Star 1B Paul Goldschmidt from the Diamondbacks. pic.twitter.com/V0oCbGPyiS
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) 2018年12月5日
FAの7回セットアッパーのミラーをカーディナルスがゲット! 0.2UP↑
FA→STLカーディナルス
FA ST7:Andrew Miller (L) 0.2
12/21 インディアンスからFAとなっていた7回セットアッパーのミラーがカーディナルスと契約。獲得したWARの合計は0.2となった。

It's official. The #STL Cards have signed left-handed reliever Andrew Miller.
Here's what 5 On Your Side Sports Director @Frank_Cusumano had to say about the deal last night: pic.twitter.com/Sb46vm6FlQ
— KSDK News (@ksdknews) 2018年12月21日
その他カーディナルスのトレード/FA情報 -1.1DOWN↓
10/30 FA SP:Adam Wainwright (R) 0.0
12/11 TEX CF:Drew Robinson (L) -0.5 ⇔ STL 3B:Patrick Wisdom (R) 0.6
その他カーディナルスのトレード/FAで放出したWARの合計は0.6。獲得したWARの合計は-0.5となった。

2019年カーディナルスのスタメン予想!強くなった?それとも弱い?
以上の結果を考慮しつつ、2019年のカーディナルスのスタメンでも予想しましょうか。
投手は先発投手(ローテーション)の5名、救援投手(セットアッパー/クローザー)は
3名。野手(捕手/内野手/外野手)は8名の計16名を予想。新たに他チームから加わった新メンバーはマーキングしますので。
SP:Carlos Martinez (R) 1.8
SP:Miles Mikolas (R) 4.3
SP:Jack Flaherty (R) 2.6
SP:Adam Wainwright (R) 0.0 (+1.1UP)
SP:Michael Wacha (R) 0.9 (+0.3UP)
ST7:Dakota Hudson (R) 0.5
ST8:Andrew Miller (L) 0.2 (-0.1DOWN)
CL9:Jordan Hicks (R) 0.3 (+0.3UP)
C:Yadier Molina (R) 1.8
1B:Paul Goldschmidt (R) 5.4 (+0.5UP)
2B:Kolten Wong (L) 3.5
3B:Matt Carpenter (L) 4.9 (+2.9UP)
SS:Paul DeJong (R) 3.8
LF:Marcell Ozuna (R) 2.9
CF:Harrison Bader (R) 3.8 (+3.0UP)
RF:Dexter Fowler (B) -1.4
19年2月8日最終更新
2018年のカーディナルスのWARは31.5でメジャーリーグ30球団中16位だった※野手25.0(11位)、投手6.5(24位)本来WAR0.0のチームは47.6勝の計算らしいので、カーディナルス本来の実力は79.1勝だった計算になる。
今回の動向から2019年のカーディナルスは2018年よりもWAR5.5高くなることが予想され、そこから2019年のカーディナルスの勝敗を試算すると...
2019年カーディナルス予想 84勝78敗!
メンツだけ見たらかなり強そうなんですが、こんなもんなんですかね。セットアッパーのミラーに一塁ゴールドシュミットらのオールスター選手を追加してバリバリ本気モード。さてどうなる事やら。
※しいて言うなら右翼ファウラーのところがちょっと気になる。カーディナルスの未来はファウラーにかかっていると言っても過言ではないかも。

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ほな