2018-19年ロサンゼルス・エンジェルスのオフのFA・トレード総まとめ!大谷翔平のいないチームは勝てるのか?おい!
2019/01/24
2018年のエンジェルスは80勝82敗アリーグ西地区4位でフィニッシュし、その勝ち星はメジャー30球団中17位タイの結果に終わりました。
二刀流旋風を巻き起こした大谷翔平が所属するチームだったのですが結果はいまいち。注目度の割には弱かったという印象しかない。大谷はトミージョン手術で来季は微妙との事でエンジェルス大ピンチ状態。
そんなエンジェルスの2018-19年のオフのFA・トレード動向をまとめつつ、結局のところ2019年は強いの?弱いの?ってところをまとめてみましたのでめじゃる。
2018年エンジェルス主力選手 -2.9DOWN↓
2018年のエンジェルスの主力選手を再確認。
先発投手は先発数の多かった上位5名、救援投手は平均レバレッジから重要度の高い選手を3名の計8名を基本とする。
野手はそのポジションで一番出場の多かった選手を代表とし、各ポジション+指名打者で計9名を基本とする。
個人的に補強が必要な選手はマーキングしてこかなと考えてます※選手の書き方は左から ポジション:名前 (利き腕) WARです。
先発投手
SP:Garrett Richards (R) 0.1
SP:Tyler Skaggs (L) 1.3
SP:Andrew Heaney (L) 1.4
SP:Jaime Barria (R) 2.5
SP:Felix Pena (R) 0.7
先発投手はWAR2.0ほどあれば御の字。開幕投手のリチャードが先発ローテの中で一番残念な成績だった(わずか16先発)エースらしいエースがおらず、皆10勝10敗クラスの成績。このローテでポストシーズン進出は夢なのかも。

救援投手
ST7:Jose Alvarez (L) 1.4
ST8:Justin Anderson (R) 0.4
CL9:Blake Parker (R) 1.0
救援投手はWAR0.3ほどあれば御の字。うむうむ、名前はあんまし知らないけれどもそれなりに通用していたのかな?しかしクローザーのパーカーは防御率3.26でそんなに期待出来る選手でもないのかも。

捕手 -0.4DOWN↓
C:Martin Maldonado (R) 0.4 →HOU
C:Jose Briceno (R) 0.5
捕手もWAR2.0ほどあれば御の字。77試合でマスクを被った元GG賞のマルドナルドはライバルアストロズへ移籍。しかし新人ブリセーニョも41試合で0.5。世代交代してあげても良いかも知れん。

内野手 -2.5DOWN↓
1B:Jefry Marte (R) -0.3
2B:Ian Kinsler (R) 2.5 →BOS
3B:Luis Valbuena (L) -0.9
SS:Andrelton Simmons (R) 6.2
内野手もWAR2.0ほどあれば御の字。守備の人かと思ってた遊撃シモンズはかなりの選手に育った。ってか二塁キンズラーはレッドソックスだし、一三塁は使えないしでどうするエンジェルス?って思いきや
1B/DH:Albert Pujols (R) 0.5
2B/3B:David Fletcher (R) 2.0
3B:Taylor Ward (R) 0.0
IF:Zack Cozart (R) 0.1
そこそこの選手が二番手に控えている。特にプホルスは一塁と指名打者掛け持ちしてたためポジションのトップにはならなかったが通算633本のレジェンド。とうとう本塁打も20本にも届かなくなったけどね。

外野手/指名打者
LF:Justin Upton (R) 3.8
CF:Mike Trout (R) 10.2
RF:Kole Calhoun (L) 0.7
DH:Shohei Ohtani (L) 3.9
外野手/指名打者もWAR2.0ほどあれば御の字。中堅トラウトを中心になかなかの外野陣。カルフーンは少々微妙だけれどもトラウトが3人分働いているから問題無し。大谷もかなりの戦力で貢献していた。

2018-19年エンジェルスFA/DFA離脱選手 +1.7UP↑
公式サイトからロースターのFA/DFA離脱動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末にはFA選手らがごっそり放出されていたのでそのタイミングから確認して行こうかと。ついでにDFA選手も※マイナーリーガーはひとまず無視しておこうか。
主力と見なした選手らはマーキングを続行します。
RP:Junichi Tazawa (R) 0.1
RF:Chris Young (R) -0.6
RP:Blake Wood (R) 0.3
CF:Eric Young Jr. (B) 0.4
SP:Garrett Richards (R) 0.1
RP:Jim Johnson (R) -0.6
SP:Matt Shoemaker (R) 0.1
CL9:Blake Parker (R) 1.0
2B:Jose Fernandez (L) 0.3※DFA
RP:Parker Bridwell (R) -0.5※DFA
RF:Jabari Blash (R) -0.8※リリース
RP:Austin Brice (R) -0.5※DFA
RP:Luke Farrell (L) -0.7※DFA
RP:Miguel Almonte (R) -0.3※DFA
FA/DFA選手らの合計WARは-0.2。FA/DFAの結果より、先発とクローザーぐらいは補強したいところか。ま、どっちもそんなに凄い選手ではなかったけれどもね。

2018-19年エンジェルスウェイバー離脱/獲得選手 +1.7UP↑
公式サイトからロースターのウェイバー公示で離脱/獲得した動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末以降でウェイバー公示され離脱/獲得した選手を確認して行こうかと※マイナーリーガーはひとまず無視はもはや常識。
主力と見なした選手らはやっぱりマーキングしましょうか。
RP:Austin Brice (R) -0.5 CIN→LAA
3B:Kaleb Cowart (B) -1.0 LAA→SEA
RP:Parker Bridwell (R) -0.5 NYY→LAA
RP:Austin Brice (R) -0.5 LAA→BAL
RP:Luke Farrell (L) -0.7 LAA→TEX
RP:Parker Bridwell (R) -0.5 LAA→OAK
ウェイバーで放出したWARの合計は-2.7。獲得したWARの合計は-1.0となった。

2018-19年エンジェルストレード/FA獲得選手 -0.3DOWN↓
公式サイトからロースターのトレード/FA獲得動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末からトレードで獲得した選手らを確認して行こうかと。同時にFA選手の獲得も見逃せない※マイナーリーガーはひとまず無視しておくから。
主力と見なした選手らはやっぱりマーキングしますからね。
7回セットアッパーアルバレスがフィリーズへトレード! -1.7DOWN↓
PHIフィリーズ→LAAエンジェルス
ST8:Luis Garcia (R) -0.3
LAAエンジェルス→PHIフィリーズ
ST7:Jose Alvarez (L) 1.4
12/6 フィリーズの8回セットアッパーの右腕ガルシアと、エンジェルスの7回セットアッパーの左腕アルバレスのトレード。放出したWARの合計は1.4。獲得したWARの合計は-0.3となった。

TRADE: The #Phillies have traded RHP Luis Garcia to the #Angels for LHP Jose Alvarez
Alvarez last season: 76 G, 63 IP, 6-4, 2.71 ERA, 1.16 WHIP, 59 K
Against lefties: 37 IP, 34 K, .206 OPP BA, 1.95 ERA, 1.00 WHIP pic.twitter.com/HvVpN7k1OC— Phillies Nation (@PHLPhilNation) 2018年12月7日
FAの一塁ボーアをエンジェルスがゲット! +0.6UP↑
FA→LAAエンジェルス
1B:Justin Bour (L) 0.6
12/15 マーリンズからFAとなっていた一塁ボーアがエンジェルスと契約。獲得したWARの合計は0.6となった。

The #Angels are happy to welcome Justin Bour! pic.twitter.com/i3JcesFB01
— Los Angeles Angels (@Angels) 2018年12月15日
FAの先発ケイヒルをエンジェルスがゲット! +1.3UP↑
FA→LAAエンジェルス
SP:Trevor Cahill (R) 1.3
12/20 アスレチックスからFAとなっていた先発右腕のケイヒルがエンジェルスと契約。獲得したWARの合計は1.3となった。

Angels to sign veteran Trevor Cahill to 1-year/$9M contract, per @Ken_Rosenthal pic.twitter.com/oJnKT1bVJ4
— Bleacher Report MLB (@BR_MLB) 2018年12月20日
FAの先発ハービーをエンジェルスがゲット! +0.7UP↑
FA→LAAエンジェルス
SP:Matt Harvey (R) 0.7
12/21 メッツからレッズへ移籍しFAとなっていた先発右腕のハービーがエンジェルスと契約。獲得したWARの合計は0.7となった。

.@Angels sign RHP Matt Harvey to 1-year deal. pic.twitter.com/nK3XQ6NzYz
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) 2018年12月21日
FAの捕手ルクロイをエンジェルスがゲット! -0.7DOWN↓
FA→LAAエンジェルス
C:Jonathan Lucroy (R) -0.7
12/29 アスレチックスからFAとなっていた捕手のルクロイがエンジェルスと契約。獲得したWARの合計は-0.7となった。

OFFICIAL: The #Angels have agreed to terms on a one-year contract with catcher Jonathan Lucroy. pic.twitter.com/6M0iGT6bUp
— Los Angeles Angels (@Angels) 2018年12月30日
FAのクローザーアレンをエンジェルスがゲット! ±0.0
FA→LAAエンジェルス
CL:Cody Allen (R) 0.0
1/22 インディアンスからFAとなっていたクローザーのアレンがエンジェルスと契約。獲得したWARの合計は0.0となった。

OFFICIAL: We have agreed to terms on a one-year contract with RHP Cody Allen. pic.twitter.com/EwWl5n9fne
— Los Angeles Angels (@Angels) 2019年1月21日
その他エンジェルスのトレード/FA情報 -0.5DOWN↓
11/21 MIA SP:Dillon Peters (L) -0.6 ⇔ LAA RP:Tyler Stevens (R) Minor
11/29 CHC 3B:Tommy La Stella (L) 0.1 ⇔ LAA Future Considerations
1/15 LAA SS:Daniel Ozoria (L) Minor ⇔ MIN RP:John Curtiss (R) 0.0
その他エンジェルスのトレード/FAで放出したWARの合計は0.0。獲得したWARの合計は-0.5となった。

2019年エンジェルスのスタメン予想!強くなった?それとも弱い?
以上の結果を考慮しつつ、2019年のエンジェルスのスタメンでも予想しましょうか。
投手は先発投手(ローテーション)の5名、救援投手(セットアッパー/クローザー)は
3名。野手(捕手/内野手/外野手/指名打者)は9名の計17名を予想。新たに他チームから加わった新メンバーはマーキングしますので。
SP:Matt Harvey (R) 0.7 (±0.0)
SP:Andrew Heaney (L) 1.4
SP:Trevor Cahill (R) 1.3 (+1.2)
SP:Tyler Skaggs (L) 1.3
SP:Jaime Barria (R) 2.5
ST7: 1.4
ST8:Justin Anderson (R) 0.4
CL9:Cody Allen (R) 0.0 (-1.0DOWN)
C:Jonathan Lucroy (R) -0.7 (-1.1DOWN)
1B:Justin Bour (L) 0.6 (+0.9UP)
2B:David Fletcher (R) 2.0 (-0.5DOWN)
3B:Zack Cozart (R) 0.1 (+1.0UP)
SS:Andrelton Simmons (R) 6.2
LF:Justin Upton (R) 3.8
CF:Mike Trout (R) 10.2
RF:Kole Calhoun (L) 0.7
DH:Albert Pujols (R) 0.5 (-3.4DOWN)
19年1月22日最終更新
2018年のエンジェルスのWARは35.1でメジャーリーグ30球団中14位だった※野手26.0(10位)、投手9.1(21位)本来WAR0.0のチームは47.6勝の計算らしいので、エンジェルス本来の実力は82.7だった計算になる。
今回の動向から2019年のエンジェルスは2018年よりもWAR0.2高くなることが予想され、そこから2019年のエンジェルスの勝敗を試算すると...
2019年エンジェルス予想 82勝80敗!
ほっとんど変わらない戦力。ここからさらに大谷がケガで離脱してしまうので...おそらく80勝程度ぐらいが妥当な線でしょう。ポストシーズンに行こうとはしていないのかな?
※セットアッパーらを整備したならばそんなに悪いチームでは無さそう。残念ながら大谷は来季そこまで出場しないかも知れませんのでちょっと注目度は下がりますね。

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ほな