2018-19年シカゴ・ホワイトソックスのオフのFA・トレード総まとめ!そろそろ外野を取ろうぜ、外野を!
2019/01/12
2018年のホワイトソックスは62勝100敗アリーグ中地区4位)でフィニッシュし、その勝ち星はメジャー30球団中28位(最下位じゃないのが意外)の結果に終わりました。
アリーグ中地区はインディアンス以外の4チームが勝率5割以下でメジャー最弱の地区。さらにその中の4位とかもうどうしようもないぐらい弱かったのが印象的。
そんなホワイトソックスの2018-19年のオフのFA・トレード動向をまとめつつ、結局のところ2019年は強いの?弱いの?ってところをまとめてみましたのでめじゃる。
2018年ホワイトソックス主力選手 -1.6DOWN↓
2018年のホワイトソックスの主力選手を再確認。
先発投手は先発数の多かった上位5名、救援投手は平均レバレッジから重要度の高い選手を3名の計8名を基本とする。
野手はそのポジションで一番出場の多かった選手を代表とし、各ポジション+指名打者で計9名を基本とする。
個人的に補強が必要な選手はマーキングしてこかなと考えてます※選手の書き方は左から ポジション:名前 (利き腕) WARです。
先発投手
SP:James Shields (R) 1.4
SP:Lucas Giolito (R) -1.3
SP:Reynaldo Lopez (R) 3.1
SP:Dylan Covey (R) -0.2
SP:Carlos Rodon (L) 2.0
先発投手はWAR2.0ほどあれば御の字。期待の若手23歳ジオリトや2年目カーヴィー26歳らが全然ダメ。勝つ気があるならさすがに投手の補強は急務。
救援投手 -1.6DOWN↓
ST7:不在
ST8:Jace Fry (L) 0.1/Juan Minaya (R) 0.9/Bruce Rondon (R) -1.3/Xavier Cedeno (L) 0.6 →MIL/Nate Jones (R) 0.3
CL9:Joakim Soria (R) 1.0 →MIL
救援投手はWAR0.3ほどあれば御の字。8回セデーニョ、9回ソリアをシーズン中ブルワーズへ放出している。ロンドンもまたヤバいぐらいの成績なのでここは補強必要な様子。
捕手
C:Omar Narvaez (L) 1.9
捕手もWAR2.0ほどあれば御の字。ナルバエスが弱小捕手とは思えない成績だ。他スミス0.5やカスティーヨ0.7も正捕手でイケるぐらいの成績で捕手は安泰かな。
内野手
1B:Jose Abreu (R) 1.7
2B:Yoan Moncada (B) 2.0
3B:Yolmer Sanchez (B) 2.6
SS:Tim Anderson (R) 2.5
内野手もWAR2.0ほどあれば御の字。実は強豪チームに引けを取らない内野陣。一塁アブレイユ、二塁モンカダ、遊撃アンダーソンは20本塁打が期待出来る。アブレイユ以外は20代前半~中盤なのも魅力的。
外野手/指名打者
LF:Nicky Delmonico (L) -0.7
CF:Adam Engel (R) 0.6
RF:Avisail Garcia (R) 0.3
DH:Matt Davidson (R) 1.2
外野手/指名打者もWAR2.0ほどあれば御の字。内野陣と比べると貧相な外野陣。最低でもデルモニコの代わりぐらいは見つけたいところ。ちなみに4番目の外野手は
RF/LF:Daniel Palka (L) 0.6
UT:Leury Garcia (B) 0.8
両翼を守れるパルカがそれなりの成績。ユーティリティのLガルシアもイケてますし最悪補強無しでもなんとかなる気がする。
2018-19年ホワイトソックスFA/DFA離脱選手 -2.5DOWN↓
公式サイトからロースターのFA/DFA離脱動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末にはFA選手らがごっそり放出されていたのでそのタイミングから確認して行こうかと。ついでにDFA選手も※マイナーリーガーはひとまず無視しておこうか。
主力と見なした選手らはマーキングを続行します。
SP:Miguel Gonzalez (R) -0.7
RP:Hector Santiago (L) 0.5
SP:James Shields (R) 1.4
RP:Jeanmar Gomez (R) -0.2
DH:Matt Davidson (R) 1.2
RF:Avisail Garcia (R) 0.3
FA/DFA選手らの合計WARは2.5。FA/DFAの結果より、さらに補強ポイントとして指名打者、そしてやっぱし外野は補強した方がいいみたいだ。
2018-19年ホワイトソックスウェイバー離脱/獲得選手 -0.5DOWN↓
公式サイトからロースターのウェイバー公示で離脱/獲得した動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末以降でウェイバー公示され離脱/獲得した選手を確認して行こうかと※マイナーリーガーはひとまず無視はもはや常識。
主力と見なした選手らはやっぱりマーキングしましょうか。
C:Kevan Smith (R) 0.5 CWS→LAA
ウェイバーで放出したWARの合計は0.5。獲得したWARの合計は0.0となった。
2018-19年ホワイトソックストレード/FA獲得選手 +2.5UP↑
公式サイトからロースターのトレード/FA獲得動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末からトレードで獲得した選手らを確認して行こうかと。同時にFA選手の獲得も見逃せない※マイナーリーガーはひとまず無視しておくから。
主力と見なした選手らはやっぱりマーキングしますからね。
正捕手ナルバエズがマリナーズへトレード!-0.6DOWN↓
SEAマリナーズ→CWSホワイトソックス
ST8:Alex Colome (R) 1.3
CWSホワイトソックス→SEAマリナーズ
C:Omar Narvaez (L) 1.9
11/30 マリナーズの8回セットアッパーのコロメとホワイトソックスの正捕手ナルバエスのトレード。放出したWARの合計は1.9。獲得したWARの合計は1.3となった。
Welcome to Seattle, Omar Narváez!
The 26-year-old catcher has been acquired from the White Sox in exchange for Alex Colomé. Read more: https://t.co/l7pNmhj3N6 pic.twitter.com/tKBlwUOl0e
— Seattle Mariners (@Mariners) 2018年11月30日
パイレーツの開幕投手ノバがホワイトソックスへトレード!+0.4UP↑
PITパイレーツ→CWSホワイトソックス
SP:Ivan Nova (R) 0.4
CWSホワイトソックス→PITパイレーツ
SP:Yordi Rosario (R) Minor
Future Considerations
12/11 パイレーツの2018年開幕投手ノバとホワイトソックスのマイナーリーガーらのトレード。放出したWARの合計は0.0。獲得したWARの合計は0.4となった。
The White Sox add some help for their rotation, acquiring RHP Ivan Nova from the Pirates. (Credit: @Ken_Rosenthal) pic.twitter.com/ZFltr47mDt
— White Sox Talk (@NBCSWhiteSox) 2018年12月11日
インディアンスの一塁アロンソがホワイトソックスへトレード!+1.6UP↑
CLEインディアンス→CWSホワイトソックス
1B:Yonder Alonso (L) 1.6
CWSホワイトソックス→CLEインディアンス
OF:Alex Call (R) Minor
12/15 インディアンスの一塁アロンソとホワイトソックスのマイナーリーガーがトレード。放出したWARの合計は0.0。獲得したWARの合計は1.6となった。
.@WhiteSox officially acquire 1B Yonder Alonso from @Indians for OF Alex Call. pic.twitter.com/zifFR8VDkH
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) 2018年12月15日
FAの捕手マキャンをホワイトソックスがゲット! -0.5DOWN↓
FA→CWSホワイトソックス
C:James McCann (R) -0.5
12/19 タイガースからFAとなっていた正捕手マキャンがホワイトソックスと契約。獲得したWARの合計は-0.5となった。
The White Sox are bolstering their catching depth and have reportedly signed former-Tiger James McCannhttps://t.co/oCqo7J2GNa pic.twitter.com/I8VchTOyYy
— NBC Sports Chicago (@NBCSChicago) 2018年12月14日
FAのクローザーヘレーラをホワイトソックスがゲット! +1.6UP↑
FA→CWSホワイトソックス
CL9:Kelvin Herrera (R) 1.6
1/7(仮) ロイヤルズからナショナルズに移籍しFAとなっていたクローザーのヘレーラがホワイトソックスと契約。獲得したWARの合計は1.6となった。
Report: RHP Kelvin Herrera signs with the #WhiteSox for 2 years, $18M.
Full story here: https://t.co/ynXdSFgFHM pic.twitter.com/B5914vQJX8
— NBC Sports Chicago (@NBCSChicago) 2019年1月7日
2019年ホワイトソックスのスタメン予想!強くなった?それとも弱い?
以上の結果を考慮しつつ、2019年のホワイトソックスのスタメンでも予想しましょうか。
投手は先発投手(ローテーション)の5名、救援投手(セットアッパー/クローザー)は
3名。野手(捕手/内野手/外野手/指名打者)は9名の計17名を予想。新たに他チームから加わった新メンバーはマーキングしますので。
SP:Carlos Rodon (L) 2.0
SP:Ivan Nova (R) 0.4 (-1.0DOWN)
SP:Reynaldo Lopez (R) 3.1
SP:Lucas Giolito (R) -1.3
SP:Dylan Covey (R) -0.2
ST7:Nate Jones (R) 0.3 (+0.3UP)
ST8:Alex Colome (R) 1.3 (+0.4UP)
CL9:Kelvin Herrera (R) 1.6 (+0.6UP)
C:Welington Castillo (R) 0.7 (-1.2DOWN)
1B:Yonder Alonso (L) 1.6 (-0.1DOWN)
1B:Jose Abreu (R) 1.7
2B:Yoan Moncada (B) 2.0
3B:Yolmer Sanchez (B) 2.6
SS:Tim Anderson (R) 2.5
LF:Nicky Delmonico (L) -0.7
CF:Adam Engel (R) 0.6
RF:Daniel Palka (L) 0.6 (+0.3UP)
DH:Jose Abreu (R) 1.7 (+.5UP)
19年1月7日最終更新
2018年のホワイトソックスのWARは17.3でメジャーリーグ30球団中27位だった※野手13.0(25位)、投手4.3(27位)本来WAR0.0のチームは47.6勝の計算らしいので、ホワイトソックス本来の実力は64.9勝だった計算になる。
今回の動向から2019年のホワイトソックスは2018年よりもWAR-2.1低くなることが予想され、そこから2019年のホワイトソックスの勝敗を試算すると...
2019年ホワイトソックス予想 62勝100敗!
あらま。ホワイトソックスはそこそこ補強したかなーって思ってたものの予想では2018年と同等100敗は免れないみたいだ。若手が急成長でもしない限り地区優勝は夢のまた夢になりそうだ。
※先発と外野の補強が全然進んでいない。救援陣は有名選手で鉄壁になったし、一塁/DH問題もそれなりの選手を召喚。兎にも角にも外野ですよ外野。
他の球団を見る→2018-19年MLBメジャーリーグ30球団のオフのFA・トレード総まとめ!リンク集。オフの動向はここから飛べる!
ほな