ミルウォーキー・ブルワーズという各球団の寄せ集めただけのチームが素敵すぎる
最近のメジャーリーグのチーム作りのブームといえば何だろう?ここ最近で聞いた事あるのがドラフト上位指名した選手を中心にチーム作りをするってのがブームだろうか。FAで大金を使うのは理にかなわないってことだ。
そんな話のなか、2018年の25人ロースターに入ったチームがどういう状況かを確認したところ一番生え抜きを使ってるのはナショナルズで、34人がロースターに入ったがそのうち20人が生え抜きだった。逆に言えば半分はよそ様の選手だ。
そして一番よそ様の選手らを使っているのがマリナーズにアスレチックス、そしてブルワーズだ。今回はその中のブルワーズに注目してスタメンたちを見て行こうと思ってめじゃる。
ブルワーズのスタメンたち
捕手マニー・ピーニャ 元ロイヤルズの選手だがロイヤルズで出場したのは'11年'12年の2年間。しかも合計5試合だけとよそ様の選手とは言い難い選手か。その後空白の3年間を経て’16年に加入。全盛期は'17年で打率はほぼ.280で10本塁打弱、OPS.751を記録。主要なアワードは無し。
一塁ヘスス・アギラ 元インディアンスの一塁手だが彼もまたインディアンスではパッとせず’17年から加入。インディアンスの3年間では35試合の出場に留まる。ブルワーズで出場機会を与えられ’17年はOPS.837を記録。
全盛期は間違いなく今年の'18年で打率.275で33本塁打104打点でOPS.896を記録。無名だが今季のオールスター選手だ。
二塁トラビス・ショウ 元レッドソックスで爆発しかけた矢先にブルワーズへ放出され’17年から加入。全盛期は'18年で打率は.242ながらも2年連続となる30本塁打、OPS.800を超える。主要なアワードは無しだが三塁、一塁も守れるユーティリティ。
三塁マイク・ムスタカス 元ロイヤルズのオールスター選手の三塁手で’18年途中から加入。全盛期は’15年で22本82打点を記録。’17年にも38本塁打、85打点で平均以上の打力を誇る。今シーズンも30本100打点に届くかどうかというところ。主要なアワードはオールスター2回で世界一位の経験者。
Annoying thread incoming: Video of each Mike Moustakas home run this year, starting with #1 pic.twitter.com/WWoE2RsWj8
— Shaun Newkirk (@Shauncore) 2017年8月22日
遊撃ジョナサン・スコープ 元オリオールズのオールスター選手で’18年途中から加入。打撃はパワーがあり二遊間を守れて160試合以上出場出来るタフガイ。全盛期は’17年で32本塁打105打点、OPS.841を記録。主要なアワードはオールスター1度。
Jonathan Schoop is on . pic.twitter.com/6DFReQfVkD
— MLB (@MLB) 2017年7月26日
左翼クリスチャン・イエリッチ 元マーリンズの主軸だったがチーム解体とともに’18年にブルワーズへ移籍。もともと優秀な選手だったがブルワーズでさらに開花。全盛期が'18年となり31本塁打、93打点に20盗塁を加え、現在打率.320は首位打者、さらに長打率、OPSもリーグトップ。主要なアワードは今年のオールスターにGG賞、SS賞も受賞。
Christian Yelich rips a single, and the @Marlins and Braves are scoreless thru 1. Watch all the Game 2 action live on FOX Sports Florida! pic.twitter.com/nVboQUk8W1
— FOX Sports Florida (@FOXSportsFL) 2017年8月5日
中堅ロレンゾ・ケイン 元ロイヤルズの俊足選手だったケインもまた’18年にブルワーズへ移籍。本塁打を打つパワーはないものの30盗塁に迫る走力を持ち合わせている。全盛期は'15年で16本塁打ながら72打点、打率.307で28盗塁。OPSは.838。主要なアワードは今年も含めたオールスター2回。
Let’s watch Lorenzo Cain #CarryTheFreight last week https://t.co/WpxRcxLizo pic.twitter.com/f6ao4wowjY
— Kansas City Royals (@Royals) 2017年6月13日
右翼カーティス・グランダーソン 元メッツといってもいいだろうか、6チームを渡り歩く15年目のベテランが’18年途中にブルワーズへやって来た。全盛期は10年前の’07年、最多三塁打となる23本の三塁打を放ちちつつ23本のホームラン、26盗塁とパワーもスピードも兼ね備えてる。打率も3割を超えまさに何でも屋。
主要なアワードは今年も含めたオールスター4回にSS賞。彼がまさにラストピースなのかも。
On This Date 09/17/2016: Curtis Granderson tied it in the 11th inning with a home run and then won it in the 12th inning with a walk-off home run.#Mets #ItsOuttaHere #TheGrandyManCan @cgrand3 pic.twitter.com/CQsYCmR2TC
— Brad Badini (@celeBRADtion) 2018年9月17日
まとめ
ちょっとボリュームが出ましたので今回は野手のみで。ちょっと個人的なスタメンなので強引と思われるかも知れませんが、最近のスタメンってこんななのだ。打順的には...
- RF:グランダーソン(NYM)
- LF:イエリッチ(MIA)
- CF:ケイン(KC)
- 2B:ショウ(BOS)
- 1B:アギラ(CLE)
- 3B:ムスタカス(KC)
- SS:スコープ(BAL)
- C:ピーニャ(KC)
- P:
どこがブルワーズやねん!って言いたいところだが、ほとんどのチームはこんな各球団の寄せ集めなのかも知れません。生え抜きってほんと大事にしてあげて欲しいです※投手まで紹介出来ませんでしたので、今度時間ある時に。
どこぞの高校みたいになってますが、これもまたメジャーのおもしょいとこです。
ほな
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