JD・マルティネスは三冠王を取れるのか！？過去3年の成績の傾向を探る

レッドソックスが強過ぎる。118年のレッドソックスの歴史の中で今の98勝は歴代5位。このまま行きますと球団史上最強の1912年の105勝を超えるのではないか？とさえ思う。

その中でも打撃でチームを引率しているのはMVP候補のムーキー・ベッツ、そして指名打者のJD・マルティネスだろう。ベッツのOPSは1.066、マルティネスのOPSは1.038とかなりの水準。

さらにJDが今、三冠王になるのではないかと囁かれている...そうなの？ってことでJDが三冠王の可能性があるのかどうか、彼のここ3年の成績をみながら予想したのでめじゃる。

JD・マルティネスは三冠王なるか？

今の三冠王の項目である打率、本塁打、打点の順位を確認しましょう。

.@JDMartinez14 has a real shot at the MLB Triple Crown. pic.twitter.com/snk97sPBTI

— MLB (@MLB) 2018年9月7日

現在ではこのツイートよりさらに進んで、本塁打数はデービス(OAK)41本、JD(BOS)40本、ラミレス(CLE)37本。宿敵デービスが好調だ。ラミレスに抜かれる事は無いだろう。

打点はJD(BOS)121打点、デービス(OAK)108打点、スアレス(CIN)101打点。打点ではチームが強いせいか断トツです。これはこのまま打点王になる可能性大。

打率はベッツ(BOS).342、JD(BOS).331、ジェネット(CIN).320。よっぽどベッツの調子が悪くならない限りこの部門は厳しそうだ。

それでは個別に過去成績を確認でもしましょうか。

過去3年のJDの月間本塁打数

2016年は7月は出場無し、2017年は4月が出場無し。昨年は9月10月で16本の本塁打を打つ離れ業を披露している。どちらかというと後半に強そうだ。

今季5月以降は毎月7本の本塁打以上を打ち、さらに昨年9月は異常なまでの本塁打を記録しているということはシーズン最後には45～50本ぐらいまでは行くのではないだろうか。

それをデービスが超えるか超えないかが焦点になりそうだ。私の予想では...

デービスかな。

過去3年のJDの月間打点数

今季は平均して20打点以上を記録しているバケモノ。そう考えると120打点は余裕で130～140打点までイク勢いだ。

昨年9月はホームランが異常に膨れたため打点も36打点とアホ程稼いでいるが、基本平均してコンスタントに稼ぐっぽいか。

ま、もし今から全休しても打点王は決まりっぽい。さすがにデービス120打点は行かなさそうだろ。

過去3年のJDの月間打率

今シーズンは毎月ハイアベレージでかなりの安定度を誇る。イメージ的には安定度のある山形かな？シーズン序盤はスロースターターで後半なだらかに失速する。

そう考えると、昨年のような確変でも起きない限り打率は今より下がる可能性が高いと予想されるのが妥当な線。

って事は...さすがにベッツに勝てる気がしない。ま、ベッツがさらに成績を下げればチャンスはあるかも知れないが。

ちなみにベッツの9月の打率は.357。超調子えーやん！終わったな。

まとめ

JD・マルティネスは三冠王は取れない！せいぜい打点王のみでしょ。

しかしながら現在172安打は最多安打、121打点は最多打点、長打率.636は最高長打率でトータルベース(塁打)は330でこれまたトップ。主要三冠王を獲得する可能性は限りなく低いでしょうが、変則三冠王(安打、打点、長打率)ぐらいなら可能性はありますね。

ただ、完全に個人的な意見となりますが、8年間でオールスターに2度しか出場していない選手が三冠王ってちょっと違和感がありますよね。何らかの影響による確変みたいな気がしちゃいますので...。

やっぱ三冠王ってオールスター常連選手が一番しっくりくるかと思いませんか？この考えは古いのですかね。

ほな

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