2018年プレイヤーオブザウィーク(8月27日~9月02日)はヤンキースの期待のルーキー二塁手にブルワーズのサイクルヒット達成者
2018/09/05
さてさて、また1週間が経過致しました。現在のfWARトップの野手はまだまだレッドソックスのムーキー・ベッツで8.6でトップです。チームも強いしこのままMVPになってもおかしくないですね。そして投手も変わらずメッツのジェイコブ・デグロムで7.3となっております。
野手も投手もこのままトップはこの二人になる可能性大かな。
この8月27日~9月2日の1週間もいろいろあったのでしょうか。
最近はアスレチックスvsアストロズの首位攻防戦がメディアで多数報じられてますのでそればっかりが気になってしまって...。それではさっさとプレイヤーオブザウィークは誰が受賞したのかめじゃる。
アリーグのプレイヤーオブザウィーク
アリーグの8月27日~9月2日のプレイヤーオブザウィークはヤンキースの二塁手グレイバー・トーレスが選ばれた。
Happy Gleyber Day! pic.twitter.com/F5bNZreQCo
— New York Yankees (@Yankees) 2018年9月3日
トーレスはヤンキースの新人二塁手で今シーズンの成績は打率.282、22本塁打、66打点。新人王争いに加わって来るレベルだが、同じチームのアンドゥーハーも捨てがたい(ってか競っている)そんな新人がプレイヤーオブザウィークを獲得するとはジャッジに続きまたも最強クラスの新人がヤンキースに現れたもんだ。
この1週間で打った本塁打は3本でメジャー5位(同リーグではマザーラ、スモークの4本には劣る)、得点3は30位圏外で大した事ないかもしれないが、打点10はメジャー2位(同リーグではホワイト、ピスコッティと同等)で盗塁1。3本10打点はトーレス、ホワイト、ピスコッティと並んでいる。
打率は.478はメジャーで2位(リーグではトップ)、出塁率.571は3位(リーグでは2位)、長打率.870はメジャー10位でOPSは1.441はメジャーで2位(リーグでトップ)だった。最多本塁打で最多打点に最高OPSを記録したとくればプレイヤーオブザウィークは確定だな。
意外なところでは4打数3安打1ホーマーがあったもののそこまでインパクトのある試合はない。2打点を記録した試合が5試合もあったところは凄いかなと。ちなみにトーレスは5番か6番。やはり打点を稼ぎやすいのは6番なのかも。
この1週間に稼いだfWARは0.7はメジャー全体で3位。リーグではアストロズのブレグマンに劣るものの見事プレイヤーオブザウィークに。とんでもないルーキーだな、おい。
ナリーグのプレイヤーオブザウィーク
ナリーグの8月27日~9月2日のプレイヤーオブザウィークはブルワーズの右翼手クリスチャン・イエリッチが選ばれました。
Your NL MVP (of the Week, again): @ChristianYelich. pic.twitter.com/eCqS79S98t
— Milwaukee Brewers (@Brewers) 2018年9月3日
この週の本塁打は4本でメジャートップタイ、得点7もまさかのメジャートップタイ、14打点は間違いなくメジャー断トツトップでひっそりと盗塁は2。この段階でもプレイヤーオブザウィーク確定でもいいレベル。14打点とかなかなか聞いた事が無い。
打率.444はメジャー9位、出塁率.516も9位、しかし長打率1.000はブルージェイズのジャスティン・スモークと並びメジャートップ。OPSは驚異の1.516でこれまたメジャー全体でもトップの数字だった。イエリッチ新天地1年目でも十分な活躍ぶりだ。
イエリッチと言えばサイクルヒット達成者。それが今週8月29日の出来事だったのでプレイヤーオブザウィークは当たり前。その後日は疲れ切ったのかノーヒットだった。しかし、サイクルヒットの前日も2ホーマー5打点を記録しており調子が良かったのは間違いないな→イエリッチのサイクル記録
この1週間に稼いだfWARは0.9はメジャー全体でもトップ。ナリーグでは次点はカブスのリゾーで0.5。およそ倍近くもイエリッチのが稼いでいる。まさかここまで成長するとはね。せいぜい地味な好選手で終わってくと思ってたのに。
まとめ
8月27日~9月2日のプレイヤーオブザウィークは...
- アリーグ*ヤンキースの二塁手グレイバー・トーレス。
- ナリーグ*ブルワーズの右翼手クリスチャン・イエリッチ。
These two were knocking in runs left and right.
Your AL, NL Players of the Week pres. by @WBMasonCo. pic.twitter.com/EZ9QI2MGw0
— MLB (@MLB) 2018年9月3日
この週の野手fWARトップはイエリッチ(MIL)が0.9、ブレグマン(HOU)が0.8、そしてトーレス(NYY)が0.7。トップ3からプレイヤーオブザウィークが選ばれるのはもはや定番と化している。やはりfWARは信頼できる指標だ。
投手のfWARトップはシンダガード(NYM)が0.7、田中将大(NYY)とマルケス(COL)が0.6で並んでいる。田中はホワイトソックス相手に7回4失点、タイガース相手に7回1失点と失点よりも7回まで100球以内で投げてるってところが凄い。
プレイヤーオブザマンスより先にプレイヤーオブザウィークが発表するハメになるとは。オブザウィークも後少し。もうすぐポストシーズンですな。
ほな
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