アスレチックスが強い!強過ぎる!ポストシーズンまでには覚えたい主力選手3人
2018/08/19
アスレチックス強過ぎません?アリーグのワイルドカード争いもかなりヒートアップしてきましたが、意外なチームが勝ち上がってますね。
- レッドソックス86勝36敗(+13.5)
- ヤンキース75勝46敗(+3.0)
- アストロズ74勝47敗(+2.0)
- アスレチックス72勝49敗(--)
- インディアンス69勝51敗(2.5)
アリーグ中地区首位のインディアンスより強いとは何を考えてるのでしょう。それよりもヤンキースも強過ぎますけど...ここは想定内。ヤンキースって言えば、ジャッジやスタントン、グレゴリアスにアンドゥーハー、トーレスにサンチェス、セベリーノに田中、ベタンセスにチャップマン...いっぱい言えます。
しかしアスレチックスって言えないでしょ?(少なくとも私はそんなに出て来ない)なので、今回はこの台風の目だったアスレチックスの強さの要因としてどんな選手が主力なのかを3人ピックアップしてみましたので覚えて帰って下さい。
それではポストシーズンまでには是非覚えておきたいアスレチックスの主力選手3人をめじゃる。
魔術師、三塁マット・チャップマン
チャップマンといえばヤンキースの100マイルクローザーと思われがちだが別人。
アスレチックスの三塁手のほうのチャップマンは、打率.279、16本塁打、43打点と聞くと大した事ないと思われがちだが、出塁率.367でOPS.876を記録。わかりやすく言うとOPS+は142でチームナンバーワン!本塁打数だけみるとチーム4位だが、OPS+はナンバーワンで打力に優れた選手。
そしてfWARはメジャーリーグ全体でも5位。ラミレス、ベッツ、トラウト、リンドーアに次ぐ5位だ。
その貢献度の主たる要員は打撃だけでは無く三塁の守備力で、DRS+24はシモンズ、ケイン、アーメッドらの守備職人と呼ばれる選手の+17を断トツに引き離す+24。もはや守備職人...いや魔術師レベル。
マット・チャップマンが今のアスレチックスの顔と言ってもいい存在だろう。
Add another to Matt Chapman's insane highlight reel #RootedInOakland pic.twitter.com/BmTb9AGrHL
— Oakland Athletics (@Athletics) 2018年8月14日
3年連続40本塁打を目指す、指名打者クリス・デービス
クリス・デービスといえばオリオールズの元二冠王で本塁打王2回の50本塁打男と思われがちだが、これまた別人。
アスレチックスの指名打者のほうのデービスは、打率.254、34本塁打、93打点とメジャー屈指のパワーの持ち主。OPS+は141でチャップマンと並ぶ双璧だ。もちろん本塁打数はチームナンバーワンでチームの点取り屋。
そして本塁打数はメジャーリーグ全体でも3位。JD、ラミレスに次ぐ3位で、カーペンター、ギャロと続く(今年は見ない顔が多数上位を占めている)
純粋なパワーの指標であるISOは.296で惜しくもS級とまでは行かないけれども、メジャーリーグ全体でも7位となっている。このパワーは恐るべし破壊力。
2017年40本塁打以上はスタントン、ジャッジ、デービス、ギャロの4人。その4人の中で2016年も40本塁打以上を記録したのはデービスのみ。3年連続40本塁打以上を狙えるのはデービスのみって事だ。それだけで凄い。
このうさんくさい構え(野球初めてなのかな?と思わせるどんくさそうな構え)からホームラン打っちゃうクリス・デービス。彼もまた今のアスレチックスの顔と言ってもいい存在だ。
Kris Davis hizo lo que Khris Davis hace. #LosAtléticos pic.twitter.com/zISFd7KhSG
— Atléticos de Oakland (@atleticos) 2018年8月12日
攻略不能なクローザー、ブレイク・トライネン
クローザーといえばマリナーズの47セーブのディアズが今ブレイクしているが、能力的には上かもしれないアスレチックスのクローザートライネン。
アスレチックスのクローザートライネンは、セーブ数こそ32セーブでメジャーリーグ全体でも4位だが、防御率0.89は断トツの1位。9回投げても1点も取られないという事。これはかなり凄い。
私の好きなヘイダーでも防御率1.54、セーブ王のディアズでも防御率1.95、平野でも2.09って考えるとその凄さはバケモノ級。防御率0点台となると16年にセーブ失敗0を記録したオリオールズのブリットン級と思えば分かりやすいかな。
そしてfWARはメジャーリーグ全体(リリーバー)でも1位タイ※ディアズと同等クラス。こんなん打てるのかよ!ってえげつない球を投げる選手。
ブレイク・トライネンもまた今のアスレチックスの顔と言ってもいい存在だろう。
Ontem um jogo complicado, A's uma corrida de vantagem e Blake Treinen subiu no montinho para salvar... Em 11 arremessos passou a giromba geral! pic.twitter.com/Vc54BCEEhd
— Athletics Brasil (@athleticsBrasil) 2018年8月13日
まとめ
開幕から6月15日まではボロボロで当初の予想通りの結果となっていたアスレチックスだが、6月16日から今現在までで11.5ゲーム差を2ゲーム差まで詰めて来ている。
その原動力となっているのが今回紹介したチャップマン、デービス、トライネンである事は間違いない。アスレチックス強過ぎですわ。
You can’t fake being this . pic.twitter.com/xAwGwvlBEm
— MLB (@MLB) 2018年8月17日
しかもチャップマン25歳は$0.5、デービス30歳は$10.5、トライネン30歳は$2.1で成績は超一流なのに費用はそこそこ。アスレチックスの得意なコスパの高い選手。
こんなチームがポストシーズンへ行って優勝したもんなら...大金掛けてるレッドソックスやジャイアンツ、ドジャースなどは立つ瀬有りませんね。
ほな
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