2018年プレイヤーオブザウィーク(7月23日~7月29日)は弱小球団の二塁手とオールスター出場外野手に!
さてさて、また1週間が経過致しました。現在のfWARトップの野手はエンジェルスのマイク・トラウトが7.5でトップとなりました。そして投手はレッドソックスのクリス・セールで5.6となってます。トラウトがまたも覚醒!ラミレスを一気に抜き去りました。
この7月23日~7月29日の1週間もいろいろありましたね。
っていうても野手に目立ったところは無かったのかも(年間通してって意味で)投手では24日にヤンキースの田中将大がレイズ相手に9回被安打3で1四球の9奪三振で無失点、25日にはナショナルズのタナー・ロアークがブルワーズ相手に8回無失点で11奪三振を記録してました。
投手のプレイヤーオブザウィークはノーノークラスでないと選ばれない風潮ですが、田中は受賞出来るのか期待がかかります。では早速、誰が選ばれてたのかめじゃる。
アリーグのプレイヤーオブザウィーク
アリーグの7月23日~7月29日のプレイヤーオブザウィークはオリオールズの二塁手ジョナサン・スコープが選ばれた。
この1週間で打った本塁打は5本でメジャートップ(しかしアスレチックスのデービスも5本で毎試合連続とかで有名だった)得点6は11位、打点13はメジャー全体でトップだった(ここでもデービスも13打点)盗塁は0。ここまでではスコープかデービスか...。
打率は.379はメジャー全体16位(デービスは.258なのでスコープの圧勝)、出塁率.379は圏外(一回も四球を選ばなかったか)、長打率.931はメジャー全体4位だった(チャップマン、トラウトのが上だが)OPSは1.310となり8位※率系の順位でいけばチャップマンがナンバーワン。
先週の22日から毎試合連続ホームランを打っており今週だけでも4試合連続!一日不調でまたその翌日にもホームラン。28日以外は本塁打1本、打点2はデフォルト。弱小オリオールズもこの週は4勝2敗と勝ち越した。絶好調!!
この1週間に稼いだfWARは0.6はメジャー全体で6位。同リーグではチャップマンやトラウト、ペレスにグリエルといっぱいいるが、本塁打と打点が断トツって事でプレイヤーオブザウィークを受賞したか。
Congratulations to Jonathan Schoop, named the American League Player of the Week for July 23-29! #Birdland pic.twitter.com/zxyoFxIsXY
— Baltimore Orioles (@Orioles) 2018年7月30日
AL | W | L | GB |
East | |||
BOS | 74 | 33 | -- |
NYY | 67 | 37 | 5.5 |
TBR | 53 | 53 | 20.5 |
TOR | 48 | 56 | 24.5 |
BAL | 32 | 74 | 41.5 |
オリオールズに所属しているスコープですが、地区首位のレッドソックスと41.5ゲーム差っていう凄過ぎる展開。これ100敗行くんでない?
マチャドがドジャースへトレードされたので残る頼れる野手はスコープぐらい。スコープも2020年にはFAですので売られてってもおかしくないのですが、まだ残ってる。おそらく後1年半所有出来るので見返りが大きいのかも知れません。
オリオールズどころかレイズ、ブルージェイズもポストシーズンの見込みはほぼないでしょうから、レッドソックスとヤンキースの一騎打ちだけが楽しみな地区になりましたね。
ナリーグのプレイヤーオブザウィーク
ナリーグの7月23日~7月29日のプレイヤーオブザウィークはブルワーズの外野手クリスチャン・イエリッチが選ばれました。
この週の本塁打は3本はメジャー全体8位だが、フィリーズのホスキンスは5本打っている。得点8はメジャー全体4位(リーグではナンバーワン)10打点もメジャー3位だがリーグではナンバーワンだった。ホームランでは負けているが得点、打点でナンバーワンなイエリッチ、チームへの貢献度としてはホスキンスより分があるか。
打率.517はメジャー全体2位(リーグでは1位)出塁率.548は5位(リーグでは1位)長打率1.000は2位(リーグでは1位)でメジャー全体でみれば1位では無かったがリーグでは全ての項目でナンバーワン。OPS1.548もメジャー全体で2位だがーグでは断トツのナンバーワンだった。
7月24日に3安打1ホーマーで2打点、26日に3安打1ホーマーで2打点を記録し、その他23日を除き全試合で2安打の猛打爆発。28日には2安打1ホーマー、3打点を記録した。週通して安定感のある打撃だった。
この1週間に稼いだfWARは0.9はメジャー全体ではチャップマンに次ぐ2位だが、リーグでは断トツのナンバーワン。ホスキンスが0.6で頑張ったぐらいだ。
Congratulations to @ChristianYelich! #StayHot https://t.co/GS3yT6mXMm pic.twitter.com/IZBfTw88lc
— Milwaukee Brewers (@Brewers) 2018年7月30日
NL | W | L | GB |
Central | |||
CHC | 61 | 44 | -- |
MIL | 61 | 47 | 1.5 |
PIT | 55 | 52 | 7.0 |
STL | 53 | 52 | 8.0 |
CIN | 48 | 58 | 13.5 |
ブルワーズに所属しているイエリッチがチームに貢献し、この週5勝2敗で折り返す。カブスとは1.5ゲーム差で届かぬ距離ではなさそうだ。ここからブルワーズがどこまで迫れるかが注目だな。
まとめ
7月23日~7月29日のプレイヤーオブザウィークは...
- アリーグ*オリオールズの二塁手ジョナサン・スコープ。
- ナリーグ*ブルワーズの外野手クリスチャン・イエリッチ。
Tough time getting these two out. Your Players of the Week presented by @WBMasonCo.
Schoop: .379/.379/.931, 5 HR
Yelich: .517/.548/1.000, 10 RBI pic.twitter.com/EytnHYeEA4— MLB (@MLB) 2018年7月30日
この週の野手fWARトップはチャップマン(OAK)が1.1、イエリッチ(MIL)が0.9、トラウト(LAA)0.9でアスレチックスのチャップマンが獲得出来なかったのは少し残念な結果。しかしスコープの13打点は異常だからしょうがいないな。
投手のfWARトップはデグロム(NYM)が0.8、コービン(ARI)が0.7、カスティーヨ(CIN)、ウィーラー(NYM)が0.6で並んだ。メッツのデグロムとウィーラーがトップ5に入っているところを見ると今週のメッツは強かったんだろうなー...※それでも4勝3敗でギリ勝ち越しだった。
ヤンキースの田中がかなりの実力を発揮しましたのでプレイヤーオブザウィークあるかもって思ってましたがやはり無理でした。投手が取れるのはやはりノーノーの時みたいですな。13打点のスコープのが客観的に見てもそれっぽいですからね。
ほな
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