エスコバーがダイヤモンドバックス、カブレラがフィリーズ、ムスタカスがブルワーズと大型トレードが一気に3つも!
2018/07/29
大型トレードが一気にまとまりました。ダイヤモンドバックスが外野手エデュアルド・エスコバー、フィリーズが二塁手アズドゥルバル・カブレラ、アストロズが右投手ライアン・プレスリー、ブルワーズが三塁手マイク・ムスタカスを獲得しました。
リリーフ投手のプレスリーはちょっと置いといて、エスコバー、カブレラ、ムスタカスらは名前の知れ渡ったかなりの大型選手。こんな選手らがごっそりチーム変わるんですからメジャーは何考えてるか分かりませんね。
今回プレスリー以外の3人はほっとけない選手らでしたので全員確認しましたのでめじゃる。
ツインズの外野手エスコバーがダイヤモンドバックスへ
ツインズの外野手エデュアルド・エスコバーがダイヤモンドバックスへ移籍した。
.@Dbacks acquire OF Eduardo Escobar from @Twins in exchange for RHP Jhoan Duran, OF Ernie De La Trinidad, and OF Gabriel Maciel. https://t.co/NdwTjo9ckV #MLBOnTheMove pic.twitter.com/Op0r40CEvE
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) 2018年7月27日
ツイッターでは外野手(OF)となっているが実際は三塁、遊撃、二塁を守る内野のユーティリティ。8年目の中堅だがオールスターに出た事はなし。今季OPS.852と打撃爆発し評価を上げた。37二塁打はリーグトップの数字で15本塁打を記録している中距離打者。出塁率が低いのがやや難点。2019年にFA。
ダイヤモンドバックスの三塁手はジェイク・ラム。2017年に30二塁打30本塁打を記録したオールスター選手だった。しかし今季打率.222、OPS.655でまったく機能していない。こんな選手が5番にいては打線は物足りないだろう。
首位ドジャースとは1.5ゲーム差、3位ロッキーズとは0.5ゲーム差で2位のダイヤモンドバックスとしては正念場。ここでエスコバーを獲得して波に乗れるのか?けどOPS+から判断したら、捕手も二塁も遊撃も右翼もまだ補強したいとこなんだけどね。
ダイヤモンドバックスは三塁エスコバーを追加したぐらいでは...。
メッツの二塁手カブレラがフィリーズへ
メッツの二塁手アズドゥルバル・カブレラがフィリーズへ移籍した。
.@Phillies acquire 2B Asdrúbal Cabrera from @Mets for RHP Franklyn Kilomé. https://t.co/SZYuq4QHrF #MLBOnTheMove pic.twitter.com/Og3q3y6R3F
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) 2018年7月27日
メッツ打線で比較的マシな成績を残しているカブレラ(他にはセスペデスぐらいか)12年の超ベテラン選手だがオールスターは若い時に2回ほど。メッツに移籍しここ3年は平均以上の成績を記録し、今季OPS.817で18本塁打を記録。二塁手としてはなかなかの打力ではないだろうか。2019年にFA。
地区首位を走るフィリーズの二塁はセザー・ヘルナンデス。ヘルナンデスはOPS+が101でギリ平均並み。それよりも遊撃手のキンガリーのOPS+が66と終わってる。カブレラの本職は遊撃手なのでむしろ遊撃を守らせるのだろうと予想。たまにヘルナンデスに休日与えられるし。
首位フィリーズはブレーブスに2.5ゲーム差を付けている。このまま行けばポストシーズン安泰だろうが弱点を補強したってとこ。贅沢いうなら先発1枚欲しいぐらいかな。ほぼ盤石と思ってもいいかもしれない。
フィリーズにとってカブレラがラストピースといったところだな。
ロイヤルズの三塁手ムスタカスがブルワーズへ
ロイヤルズの三塁手マイク・ムスタカスがブルワーズへ移籍した。
.@Brewers officially acquire 3B Mike Moustakas from @Royals for OF Brett Phillips, RHP Jorge López. https://t.co/KhdeyFWW8P #MLBOnTheMove pic.twitter.com/wPIjgFD1z2
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) 2018年7月28日
弱小ロイヤルズでまー使える選手のひとりであるムスタカス。8年目の29歳でオールスター2回。20二塁打20本塁打をすでに記録しているが、打率.249、出塁率.309と微妙。2019年は相互オプがあり$15で1年継続が可能。この金額に見合う選手かと言われればこれまた微妙か。
なんとしてもカブスに勝ちたいブルワーズの三塁はショウ。OPS.812の30本塁打が期待出来る主砲では三塁/一塁しか守らない。ムスタカスも三塁しか守らない。一塁アグイラはリーグトップの25本塁打で一塁しか守らない。ん...
ムスタカス要るか?
むしろ遊撃手アルシアのOPS+が26と壊滅的、二塁ビラーも84と不調。三塁よりも二遊間の補強が必要だったようだが何の考えがあるのか不明。
ムスタカスを獲得してからの誰か獲得というわらしべ作戦なのかも知れない。
まとめ
今回ご紹介したトレード情報は...
- エデュアルド・エスコバーがダイヤモンドバックスへ。
- アズドゥルバル・カブレラがフィリーズへ。
- マイク・ムスタカスがブルワーズへ。
まず思ったのが、名前が読みにくい!エデュアルド...アズドゥルバル...噛むわ。
今回余り理解出来ないトレードとなっておりました。ダイヤモンドバックスがエスコバーを獲得したけどそれだけでは足りない気がするし、ブルワーズがムスタカスを獲得したのは意味が分からない。唯一フィリーズがカブレラを獲得したのは理に適ってるのかなと(っていうか分かりやすいトレードだったかなと)
ブルワーズの動きが凄いです。ソリア、ムスタカスをトレードで獲得して、こしゃっとリリースした内野のユーティリティのソガードを呼び戻してるし。まだまだブルワーズは動きそうで楽しみですね。
ほな
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