MLB2018年6月ルーキーオブザマンスはヤンキースの三塁アンドゥーハーとナショナルズの外野手ソト
2018/07/06
さてさて、大谷翔平が旋風を巻き起こしたのももう遠い昔のように感じます。開幕から~現在(6月末)までのルーキーfWARを確認したところ、野手トップはマーリンズのブライアン・アンダーソン1.7、投手トップはドジャースのウォーカー・バウラー1.5となっておりました(どっちもあんま知らねー)
あれだけ騒がれてた大谷翔平は野手部門で10位の0.8、投手部門で7位の1.1となっておりますので強引に都合のいい解釈をしますと足して1.9となりまだまだ十分ルーキーオブザイヤーの資格アリといったところでしょうか...ではルーキーオブザマンスの結果をめじゃる。
アリーグのルーキーオブザマンス
アリーグの6月のルーキーオブザマンスはヤンキースの三塁手ミゲル・アンドゥーハーが選ばれた(先月は二塁トーレス、今月は三塁アンドゥーハーとかヤンキースノリノリやな)アンドゥーハーは2年目の23歳。
# | Name | Team | G | PA | HR | R | RBI | SB | AVG | OBP | SLG | ISO | OPS | WAR |
1 | Miguel Andujar | Yankees | 25 | 96 | 7 | 10 | 20 | 0 | 0.264 | 0.302 | 0.560 | 0.297 | 0.863 | 0.5 |
この1ヵ月の出場試合数は25試合でチーム3位。7本塁打はスタントンの8本塁打には及ばないがヒックス、ジャッジを超える2位。10得点はチーム5位、しかし20打点はスタントン、ジャッジを超えてチームナンバーワンとなった。0盗塁は見ないふり。
80打席以上の8名で率系の話をしますと、打率.264はチーム4位、出塁率.302はチーム7位、長打率.560は2位、そしてISO.297はチームナンバーワンとなっていた。この感じからガンガン振り回してたんだなーって感じます。そしてOPS.863は3位、fWAR0.5は5位とメジャー全体どころか、リーグ全体どころか、チーム全体で見ても...ってレベルです。ま、ルーキーですからしゃーなし。
開幕はダイヤモンドバックスから獲得したデュルーリーを三塁で使用していましたが、早々とアンドゥーハーに切り替えた事が功を奏した感じですね。
It was a good Júne. pic.twitter.com/SP5puYiyAD
— New York Yankees (@Yankees) 2018年7月2日
6月に目立った試合と言えば29日のレッドソックス戦でしょうか。その日は4打数3安打で1ホーマー、3打点を記録してます。その他は5日のブルージェイズ戦で2安打1ホーマーの4打点とかです。まだまだですね。
ナリーグのルーキーオブザマンス
ナリーグの6月のルーキーオブザマンスはナショナルズの外野手フアン・ソトが選ばれた。確かソトは5月15日デビューした19歳でハーパーの後継者と記憶してます。
→ナショナルズの左翼手フアン・ソト19歳がハーパーを超えて史上最強レベルなんですけど
# | Name | Team | G | PA | HR | R | RBI | SB | AVG | OBP | SLG | ISO | OPS | WAR |
2 | Juan Soto | Nationals | 24 | 100 | 6 | 19 | 15 | 0 | 0.317 | 0.440 | 0.610 | 0.293 | 1.050 | 1.0 |
そもそもナショナルズはこの1ヵ月で規定に乗ってるのは5人だけだったが、出場試合数は24試合はチーム4位、打席数100もチーム4位。しかし6本塁打はレンドーンを抜いてチームトップ!19得点もチームトップ(レンドーンも19得点)、15打点はチーム2位となっていた※盗塁は0だけどね。確実に6月はチームの主力として活躍していた感じが見受けられる。
打率.317はチームナンバーワン、出塁率.440もチームナンバーワン、長打率.610もチームナンバーワンでISO.293もチームナンバーワン。よってOPS1.050もチームナンバーワンとなったが、守備位置の関係上?か守備の関係上fWA1.0はレンドーンに負けてチーム2位だった。でも6月に限ればナショナルズナンバーワンの主砲でしたよ、19歳なのに。
当初6番から始めたソトですが、早々に5番に昇格し、さらに最近は4番、さらにハーパーを1番に追いやり3番に座る時もあった。なんて凄い新人なんだ!本当にこの先が楽しみな選手がまたひとりって感じだ。
Juan Soto has been named @MLB's NL Rookie of the Month! #ChildishBambino pic.twitter.com/JqE5Y4gkQp
— Washington Nationals (@Nationals) 2018年7月2日
6月は2日に5打数3安打で1ホーマー、1打点ってのがありましたが、それより凄いのが29日でしたね。6打数4安打で2ホーマー、5打点(2三振はご愛敬って感じで)その他13日にも2ホーマー4打点と調子のいい日は手が付けられません。
5月21日からレフトのスタメンに定着し安定した成績を収めている19歳のソト。ハーパーいなくなってもナショナルズは安泰かも知れませんね。
まとめ
6月のルーキーオブザマンスは...
- アリーグ*ヤンキースの三塁手ミゲル・アンドゥーハー。
- ナリーグ*のナショナルズの外野手フアン・ソト。
Young and powerful. pic.twitter.com/Z7U4zy2uKF
— MLB (@MLB) 2018年7月2日
ヤンキースはレッドソックスと1ゲーム差で地区2位で優勝争いやってますが、スタメンが若いチーム。特に捕手サンチェス25歳、二塁トーレス21歳、三塁アンドゥーハー23歳、右翼ジャッジ26歳と毎年のようにプロスペクトが活躍しております。後数年は黄金時代が続く予感。
ナショナルズは首位ブレーブスに7ゲーム差を付けられ微妙な立ち位置に立たされておるようで、このソトが出て来た時点でもしかしたらハーパー放出あるかも?と波乱を期待させる感じになっています。
ま、新人って攻略されない1年目は活躍出来る傾向にありますが、その後2年目、3年目もまだ通用するかどうかが最大のキモなんですけどね。
ほな
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