レッズが満塁で野手がいるのに代打投手ローレンゼン!?しかも代打満塁ホームランだってさ
2018/07/02
Jun 30 ナリーグ中地区最弱のレッズがナリーグ中地区最強のブルワーズにMIL3-12CIN で快勝した。ま、これだけでもニュースになるべき事かも知れないが今回はそんな事ではない。デビッド・ヘルナンデスの代打として登場したマイケル・ローレンゼンが代打満塁ホームランを打ったのだ。
ま、代打満塁ホームランもまた珍しいと言えば珍しいけれども、そもそもデビッド・ヘルナンデスもマイケル・ローレンゼンもあんまり知らない選手(レッズの選手はあんまり知らない)なので、この出来事のどこがそんなに凄いのか?何故ニュースに取り上げられていたのか?ちょっと気になりましたのでめじゃる。
投手ローレンゼンの代打満塁ホームラン
投手13人、捕手2人、内野5人、外野5人の25人ロースターを組んでいたレッズ。しかもナリーグという事で投手が打席に入る際に代打が起用される確率が高い。本日のスタメンは...
- 中:シェブラー
- 遊:ペラザ
- 一:ボット
- 二:ジェネット
- 三:スアレス
- 右:ウィンカー
- 左:デュバル
- 捕:カサリ
- 投:マール
控えに捕手バーンハート、内野ブランディーノ、外野ディクソン、ハミルトンで始まった。6回裏、8番捕手カサリの打席で代打にバーンハート。そのままバーンハートが捕手を守る(残り控え3人)そして9番投手の打席で代打ブランディーノ(残り控え2人)
7回、3-6とすでに3点リードし満塁。三塁ランナーのウィンカーに代わり外野ハミルトン(残り控え1人)そして9番投手ヘルナンデスの代打として呼ばれたのが...
代打、投手マイケル・ローレンゼン!?
まさかの最後の野手ディクソンを差し置いてのローレンゼン代打という謎采配。その結果...
One with everything, care of the Zen Master. #RedsCountry pic.twitter.com/QIZVlerQBf
— Cincinnati Reds (@Reds) 2018年6月30日
まさかの投手が代打満塁ホームラン!!!!野手がまだ控えているのに代打を出されるローレンゼンって何者だよ。
ディクソンvsローレンゼンどっちが上?
8回、シェブラーが中堅から右翼へ移り、代走のハミルトンが中堅へ。9回、一塁ボットの代わりにディクソンが守備につく。これで野手全て使い切った。ディクソンは何故に代打として使われなかったのか?
て事で、ディクソンとローレンゼンの打撃成績を確認した。
ディクソンは今年デビューのルーキーで31打席で打率.241/出塁率.290/長打率.379のOPS.670で確かに打撃は余り期待出来ない野手ではあった。一方ローレンゼンは打席こそ7打席だけだが3本塁打も放ち、打率.667/出塁率.714/長打率2.167のOPS2.881というバケモノ投手だった。
実はローレンゼンは打席数は少ないのに毎年本塁打を放っているバッティングの上手い投手だったのだ。
野手ディクソンと投手ローレンゼンしかいなかった場合、投手ローレンゼンのが打撃が期待出来る選手だった為、代打ローレンゼンってなったということだった。
まとめ
メジャーリーガーの投手の多くは打撃も上手い選手の集まりだとは聞いたことがある。田中は微妙かも知れないが、ダルビッシュや前田、大谷は投手なのにメジャーでもホームランを記録しているツワモノ。
有名なところではジャイアンツのバンガーナーが2000年以降通算17本塁打を放っており、カーディナルスのウェインライトも10本塁打を記録。
大谷が初めて二刀流という事で注目を浴び始めているが、二刀流を出来る選手はメジャーにもたくさんいるのかも知れません。ただし、どっちも一流の成績ってのは本当に限られた選手だけでしょうけどね。
ローレンゼンはレッズの中継ぎですので二刀流とは言い難いですけれども、打撃の上手い選手だって事は覚えておきたいとこですね。
ほな
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