2018年プレイヤーオブザウィーク(6月11日~6月17日)は15打点の6番打者に毎試合安打の頼れる4番
2018/06/21
さてさて、また1週間が経過致しました。現在のfWARトップの野手は、エンジェルスのマイク・トラウトで6.1となっております。すでに6.1とかマジでかなりヤバイペースで相変わらず危険な男です。投手はナショナルズのマックス・シャーザーが4.2でここも変わらずトップです。
この6月11日~6月17日の1週間もいろいろありましたね。
とは言いましても、ESPNのトップゲームに新たにランクインした選手は投手野手ともにおらず寂しい1週間となってます。気になるのがマリナーズの強さぐらいだったでしょうか。それではさっさと誰が選ばれてたのかめじゃる。
アリーグのプレイヤーオブザウィーク
アリーグの6月11日~6月17日のプレイヤーオブザウィークはアストロズの指名打者エバン・ギャティスが選ばれた。
この1週間で打った本塁打は4本でトップ(他同リーグではエンジェルスのトラウト、マリナーズのヒーリーとクルーズが4本塁打)、得点6は10位で凄かったのですが、打点は15で文字通り桁違い!!(2位のオズーナでも8打点)こんな打点稼がれたらプレイヤーオブザウィークやらない訳にはいかないでしょう。
打率は.417で9位で雑なイメージのあるギャティスにとっては意外、出塁率.423は28位(だがほぼ打率と変わらないのがぽい)、長打率が1.000は3位で取りあえず打ちまくった感じ。そしてOPSが1.423で5位(トラウト、グレゴリアス、ゴンザレスには敗北)
今週のいいとこは、12日には2安打1ホーマーの5打点、13日には2安打2ホーマーの5打点、15日には2安打の4打点と打点を荒稼ぎした事でしょう。こんなペースで行ったら年間どれぐらいになるのか恐ろしい。しかもアストロズはこの週負けなしの6連勝。
この1週間に稼いだfWARは0.6はメジャー全体4位だが、守備での加算が見込めない指名打者としてはかなりの健闘だったという事になります。
Your American League Player of the Week: @BulldogBeing! pic.twitter.com/2gPCfcPZQl
— Houston Astros (@astros) 2018年6月18日
- HOU 34勝19敗←ギャティスはここ
- SEA 31勝20敗
- LAA 29勝23敗
- OAK 27勝25敗
- TEX 22勝32敗
マリナーズが強い強いと言ってもさすがに昨年の王者はそれ以上に強し。そんなマリナーズにさえ2ゲーム差をつけてトップです。大谷のエンジェルスは完全に注目度が下がってしまい、あ、まだ3位だったんだって感じ。
アストロズの弱点(攻撃面だけでいうと)捕手のマッキャン、中堅のマリズニックぐらいで他は平均以上の打力。夏に外野手を補強するとかあるのかも知れません。2連覇なるかに期待です。
ナリーグのプレイヤーオブザウィーク
ナリーグの6月11日~6月17日のプレイヤーオブザウィークはカーディナルスの左翼手マーセル・オズーナが選ばれました。
この週の本塁打は4本でメジャートップ(ナリーグでは単独トップ)、得点4は30位内に入らず圏外、しかし8打点はメジャー2位のリーグ単独トップの数字。本塁打と打点でリーグトップとなってましたのでプレイヤーオブザウィーク受賞に至ったのでしょう。
打率.455はメジャー6位(トップはトラウトで打率.684と異次元)、出塁率.478はメジャー15位(トップはトラウトで出塁率.750)、長打率1.000はメジャー3位(これまたトップはトラウトで長打率1.368)、OPS1.478はメジャー4位の数字となっていた(トラウトはOPS2.118だけど)全体的にトップクラスだな。
この週の凄いところが2、1、2、2、1、2と毎試合安打を放っており、3試合連続ホームランを含む4ホーマーを記録した。1試合に爆発した訳ではないものの、まさに今週爆発した選手だった。
この1週間に稼いだfWARは0.7はメジャー全体2位。四球をいっさい選んでいないのがオズーナっぽいのかな?と思います(もともと平均7%ぐらいで並み以下の選球眼)
We've got Star Wars Night, Big Mac and the NL’s Player of the Week in our latest installment of #MondayMosaic, a weekly gallery of the top shots in Cardinals baseball: https://t.co/mw3DbPKqNa #STLCards pic.twitter.com/lEBlKDZRDC
— Cardinals Magazine (@CardsMagazine) 2018年6月18日
- MIL 33勝20敗
- STL 27勝22敗←オズーナはここ
- PIT 28勝23敗
- CHC 26勝22敗
- CIN 19勝34敗
順位だけ見たらパイレーツこんなに強かったんだ!カブス弱ッ!とか思っちゃいましたが、この辺りは僅差でしかも4チームが勝率5割超え。しかしプレイヤーオブザウィークのオズーナを持ってしても今週のカーディナルスは2勝5敗と大きく負け越し。やはり野球は一人では勝てません。残念。
まとめ
6月11日~6月17日のプレイヤーオブザウィークは...
- アリーグ*アストロズの指名打者エバン・ギャティス。
- ナリーグ*カーディナルスの左翼手マーセル・オズーナ。
These heavy hitters brought the thunder.
Your AL, NL Players of the Week, presented by @WBMasonCo. pic.twitter.com/YfPb4vK3yD
— MLB (@MLB) 2018年6月18日
この週の野手fWARトップ3はトラウト(LAA)1.3、グレゴリアス(NYY)0.7、オズーナ(STL)0.7と毎週最強のトラウト、V字復帰したグレゴリアスと有名選手が目白押し。グレゴリアスはほんと好不調が激しく安定度ありません←おもしょいけど。
投手のfWARトップ3はセベリーノ(NYY)が0.5でトップ、2位にバウアー(CLE)、サバシア(NYY)、カラスコ(CLE)、デグロム(NYM)、スキャッグス(LAA)、サンチェス(ATL)が0.4で並ぶ。ヤンキースとインディアンスの選手が並ぶ。こう考えるとやはりヤンキースは強い。
開幕からずっとプレイヤーオブザウィークを確認しておりますが、毎週のようにトラウトはランクインしているように思えます。このまま何もなければMVPまっしぐらでしょうね。3回目のMVPに期待しておりますが、チームはもうダメかも知れません。
ほな
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