2018年プレイヤーオブザウィーク(6月4日~6月10日)はツインズの3番打者とダイヤモンドバックスの2番打者に
2018/06/14
さてさて、また1週間が経過致しました。現在のfWARトップの野手は、エンジェルスのマイク・トラウトで4.9となっております。先週の4.8\からたった0.1しかUPしていないところを見るとちょっとペースが落ちて来ました。投手はナショナルズのマックス・シャーザーが3.9でバーランダーを抜きトップです。このままこの二人がMVP、サイヤング賞になりそうな予感がしますが、まだ時期早々ですね。今後も注目です。
この6月4日~6月10日の1週間もいろいろありましたね。
6月10日にブルージェイズのグランダーソンが5打数4安打で二塁打2本、ホームラン1本の打点6を稼いだ日もありましたし、6月3日にはナショナルズのワカが8回被安打1で無失点で8奪三振、6月5日にはエンジェルスのヒーニーが9回被安打1で無失点(4奪三振)ってのもありました。さてと...では誰が選ばれてたのかめじゃる。
アリーグのプレイヤーオブザウィーク
アリーグの6月4日~6月10日のプレイヤーオブザウィークはツインズの三塁手エデュアルド・エスコバーが選ばれた。
この1週間で打った本塁打はたったの2本(たったといういい方もおかしいとは思いますが)で16位、得点2は圏外で特に打撃に特化している様子はないのかな?しかし打点は8を記録し、この週ゴールドシュミットの11打点、マルティネスの9打点に次いでメジャー3位となっていた。ホームランは打たずとも確実に打点を稼ぐクラッチヒッターだったのだ。ま、打点はチームの勝利に繋がりますからね。
打率は.462は5位でかなり当たっており、出塁率.500は9位、長打率が1.000で4位という率は超優秀だった。そしてOPSが1.500で5位(これで5位とか今週はみんな当たってるね)やはりホームランだけでは語れないのが打撃ってやつです。ちなみにOPSはリーグナンバーワン。
この週ほとんどが二塁打ってのがおもしろい。3日1安打(1二塁打)から始まり、2安打(1二塁打)、3安打(2二塁打)、1安打(1二塁打)、2安打、2安打、ノーヒット、2安打(2二塁打)...この1週で7二塁打ですよ?そりゃ凄い、エスコバーは今26二塁打、12本塁打って感じですのでイメージは中距離打者って感じです。ここまで行くと目立ちますね。
この1週間に稼いだfWARは0.8はメジャー全体5位に甘んじるが、リーグではトップ。今週はナリーグメンバーが上位を占めている異常事態です。
Congratulations to Eduardo Escobar on being named A.L. Player of the Week! #MNTwins pic.twitter.com/FU23vCrypm
— Minnesota Twins (@Twins) 2018年6月11日
- CLE 34勝29敗
- DET 31勝36敗
- MIN 28勝34敗←エスコバー
- CHW 22勝41敗
- KC 22勝44敗
ただエスコバーが頑張ったところで順位に変動は無く、チームも4勝4敗(5日はダブルヘッダー)地区の順位はホワイトソックスとロイヤルズが入れ替わったぐらい。やはりこのアリーグ中地区はインディアンスが強い。
正直ツインズにはこのエスコバーと左翼手ロザリオぐらいしか打撃に優れた選手がおらずこっからの巻き返しはきついかも知れませんね。
ナリーグのプレイヤーオブザウィーク
ナリーグの6月4日~6月10日のプレイヤーオブザウィークはダイヤモンドバックスの一塁手ポール・ゴールドシュミットが選ばれました。
この週の本塁打は4本でメジャートップ(他マルティネス、ベリンジャー、デービス(OAK)も4本)、得点10はこれまたメジャートップ、11打点もまたまたメジャートップで基本的なこの3項目でトップという事はプレイヤーオブザウィークは間違いないところ。
さらに打率.640もメジャートップ、出塁率.690はメジャー2位(惜しくもジャイアンツのクロフォードの.696に敗北)、長打率1.440もメジャートップでほぼ三冠。さらにさらにOPS2.130はまたまたメジャートップで、OPS1.500を超えたらプレイヤーオブザウィーク級なのにそれを遥かに超えてます。これで受賞出来ない事は無いでしょう。
この週の凄いところが4試合連続3安打以上で2試合連続2ホーマー、4試合連続2打点以上とスーパー絶好調でした。過去に30盗塁以上もしたことがある走れる一塁手として有名なゴールドシュミットだが盗塁はまだ2個。せっかくなので、ここから積極的に走って欲しいものです。
What. A. Week. #AmericasFirstBaseman takes home NL Player of the Week honors! #GenerationDbacks pic.twitter.com/brzJEeBau6
— Arizona Diamondbacks (@Dbacks) 2018年6月11日
- ARI 35勝29敗←ゴールドシュミットはここ
- LAD 33勝32敗
- SF 33勝32敗
- COL 32勝33敗
- SD 31勝36敗
なんやかんやでこの週もダイヤモンドバックスは5勝2敗で地区首位をキープ。意外にもドジャースとジャイアンツが頑張って来ておりますが、このままではワイルドカードは無理な感じ。ドジャースはここからどんどん停滞していくとは思うのですが...どうなるでしょうか。
まとめ
6月4日~6月10日のプレイヤーオブザウィークは...
- アリーグ*ツインズの三塁手エデュアルド・エスコバー。
- ナリーグ*ダイヤモンドバックスの一塁手ポール・ゴールドシュミット。
These guys are RED hot.
Your AL, NL Players of the Week, presented by @WBMasonCo. pic.twitter.com/ngmyD8Duxh
— MLB (@MLB) 2018年6月11日
この週の野手fWARトップ3はゴールドシュミット(ARI)1.4、クロフォード(SF)1.0、マルティネス(STL)0.9とナリーグの選手が独占。そしてマンシー(LAD)、エスコバー(MIN)の0.8と続いてました。ゴールドシュミットがかなりの成績でした、あっぱれです。
投手のfWARトップ3はシャーザーが0.7でトップ、その後クルーバー(CLE)、パクストン、ベリオス、バウアー(CLE)が0.6でインディアンスの投手の凄さが目立ちます。やはりインディアンスは投手王国って感じがひしひしと伝わってきますね。
ここへ来てベッツが離脱の情報、さらに大谷やシモンズにストラスバーグや田中など興味のある選手が続々と故障者入りしてしまっております。なかなかケガしないというのは難しいとは思いますが、無茶なプレーは控えて欲しいものですね。
ほな
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