田中、ダル、マエケン、大谷の2018年5登板目、実はマエケンが日本人最強という事実
2018/05/07
早いもので4月も後半になって参りました。スタートダッシュをしたとこもあれば、ずっこけたところもはっきりとなってきましたね。まさかレッドソックスがここまで圧倒的に強いとは思っても見ませんでした。現在17勝5敗で勝率.773。クソほど弱いのはレッズの5勝18敗で勝率.217。レッズはもうダメでしょう。
意外と健闘しているのがやはりエンジェルスでないでしょうか。大谷加入で注目度が高く、それに乗じて大補強を行った成果が見て取れます。今回も日本球界のエース4人の2018年の5登板目が終了しましたので、田中将大、ダルビッシュ有、前田健太、大谷翔平の結果をまとめました。さてどうだったのでしょうかをめじゃる。
田中将大、神の子復活!?
Apr 23 田中の5登板目は地区違いのツインズ。PECOTAの予想ではアリーグ中地区2位でメジャー全体10位となる強豪チームの一角と予想されている。中軸のサノー、ロザリオ、モリソンが不調。1番2番のドージャー、マウアーがOPS.800を超えているのでここさえ抑えれば...って感じ。勝率5割をウロウロするツインズ相手に田中はどう抑えたのか...
6.2IP / 3H / 1ER / 2BB / 5Ks
Good stuff. #TanakaTime pic.twitter.com/a4bPoagh4c
— New York Yankees (@Yankees) 2018年4月24日
IP | H | R | BB | SO | HR | ERA | |
田中将大 | 6.2 | 3 | 1 | 2 | 5 | 0 | 5.28 |
初回、1番ドージャーに四球を与えて行く先不安になり2番マウアーが送りバントでワンアウト二塁のピンチ!しかし3番4番を三者凡退。2回、ツーアウト後に7番ケプラーが二塁打を打ちツーアウト二塁の小ピンチ!も結局無失点。3回、この試合初めての三者凡退。
4回、中軸3番4番5番を三者凡退。5回、2アウトをサクッと取りつつも8番に死球、9番カストロにシングルでツーアウト一二塁の大ピンチ!そして1番ドージャーに打たれてしまい1失点。何とか後続を断ち4回1失点で続投。
6回、中軸3番4番5番を三者凡退(中軸をしっかり抑えてるのはイイネ)7回、もう少しでハイクオリティスタート達成となりそうだったが、ツーアウトをサクッと取ったところで8番に四球...アウトローの素晴らしい投球だったので残念、ここで降板。まだ91球で後ワンアウトで7回も終了だったのにちょっと意味不明な交代。
ま、この時点で1-5。ほぼ勝利確定だったのでいいでしょう。これで3勝2敗、防御率はまだまだですが相変わらずの安定度2(日によって出来が違い過ぎる)の田中ですね。
ダルビッシュ有、また炎上で5回持たず
Apr 21 に登板したダルビッシュ。本日はメジャー最恐のヒッターズパーク、クアーズフィールドでの戦い。ただでさえいまいち調子が悪そうなダルビッシュだったのでぼっこぼこにやられるんやない?なーんて思っていましたが...結果、
Game over. pic.twitter.com/APldIh7en5
— Colorado Rockies (@Rockies) 2018年4月22日
IP | H | R | BB | SO | HR | ERA | |
ダルビッシュ有 | 4.2 | 5 | 5 | 4 | 4 | 0 | 6.86 |
予定通り5回持たずにぼこぼこにやられました。
1回、2回と三者凡退。3回には四球とバントでツーアウト二塁のピンチにはなったものの何とか無失点。4回にはシングルヒットを打たれるも得点圏までランナー許さず。4回まで無失点。これはイケそうだ!なーんて思ってた時もありました。
しかし、5回1アウトを取った後に四球。その後2アウト取ったくせにまた四球で2アウト一二塁。そこで1番に戻ってラメイヒューがエンタイトルツーベース!!で2-1。2番パーラに走者一掃のタイムリーで2-3と逆転!!さらに一塁走者のパーラが盗塁でまたも2アウト二塁のピンチ。
3番ブラックモンは四球で歩かせ、4番アレナドのタイムリーで2-4、5番ストーリーの二塁打でさらに追加点の2-5と全然抑えられずここで降板。5回投げ切る事が出来ず、4.2イニングで終了。
ダルビッシュにはガラスのハート、ノミの心臓、寸前×、乱調ぐらいを付けたくなってくる試合運びだった。ま、こんな日もあるある。っていうてもこれで0勝2敗、立ち位置的に大丈夫なのか?
前田健太、やっぱ一番の安定感
Apr 25 今回の相手は弱小マーリンズ。PECOTAの予想はメジャー最下位。しかし予想だけでしょ?って思いきや現在の野手チームfWARは30位、Off指標も30位でワースト1の打撃力。ここに打たれたらローテーション降ろされなければならないレベル(しかし誰か炎上していたような...)ま、マエケンならやってくれるでしょう!って思ってたが...
Strong outing tonight from Kenta Maeda. #Dodgers pic.twitter.com/mHSZImisuB
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2018年4月25日
IP | H | R | BB | SO | HR | ERA | |
前田健太 | 6.0 | 4 | 1 | 1 | 7 | 1 | 3.10 |
余裕のクオリティスタートですよ!
1回、挨拶代わりの三者凡退で始まったマエケン。しかし2回、4番ボーアにシングル、6番メイビンにシングルを打たれて1アウト一二塁の大ピンチ。しかし続く後続を断つ(危なかったー)しかし3回、2番リアルミュートにホームランを打たれてしまう(こいつはOPS1.178だからしゃーなし)が3三振と三振はいっぱい奪う。
4回は三者凡退、5回はブリンソンに二塁打を打たれるも何とか無失点。6回、ボーアに四球を与えるもアストロとアンダーソンをたった2球で仕留める。7回、悲しくもマエケンは降板してしまい、この時点で1-1の同点。残念ながら勝ち負け付かずとなってしまった。
結局1失点で7奪三振!!スゲーじゃんか。
大谷翔平、メジャーで101マイル!!
Apr 25 田中5先発、ダル4先発、前田4先発1リリーフ、大谷4先発。おや?6人ローテとは言われているけどそんな変わらないね。今回の相手はアストロズ。PECOTAの予想ではメジャートップで2017年の世界一王者。今季もメンバーはそんなに変わらず、一番当たりたくないチームではなかろうか。
しかし思ってるより2017年のMVPアルトゥーベも言うほど怖くは無く、3番コレア、4番レディック、7番マッキャンぐらいは気を付けたい。レッドソックスに打たれボロカス言われてただけに、アストロズはしっかり抑えたいところだが...
Somebody has a fever. #101 pic.twitter.com/vFXJsoo6rn
— Angels (@Angels) 2018年4月25日
IP | H | R | BB | SO | HR | ERA | |
大谷翔平 | 5.1 | 6 | 4 | 5 | 7 | 1 | 4.43 |
合格点とは言い難い数字に落ち着いた。
1回、1番スプリンガーにいきなりヒットを打たれるが無失点で切り抜ける。2回、2者連続三振をするもその後ブレグマンに二塁打、マッキャンに四球、ゴンザレスにタイムリーを打たれるも悪走塁でスリーアウト!100マイルがちょこちょこ出てたので調子はいいのか?も。ただコントロール悪い感じだけど。3回、味方が4点取ってくれてちょっと余裕の大谷。しかしフィッシャーに四球、アルトゥーベは三振、コレア四球、レディック三振と一人相撲中。無失点なので良しとしようか。
4回、グリエルにシングルを打たれたものの無失点(これまで毎回安打打たれてるな)5回、またも先頭打者のゴンザレスに四球、続くフィッシャーにホームランで4-3と1点差に詰め寄られる。スプリンガーも安打で止まらない感じだったが、上手く間を取りその後三者凡退(ラッキー
6回、またも先頭打者グリエルに四球を与えてブレグマンを三振に取ったところで降板。後続のアルバレスがマッキャンにホームランを打たれた事で失点4が付いた。そして勝ちが消えた。
結局試合には勝ったものの、毎回塁に出していたのでスーパールーキーとは言い難い投球内容だった。
牧田和久、超スローボールの58マイル!?
ガセかな?
0-8とボロ負けの状態で登板した牧田。注目はロッキーズの主砲4番ストーリーへの初球。真ん中低めへの58.1マイルのスライダーでストライクを取った。58.1マイルと言うと...93.5キロですね。私の最速球と同じぐらいのスピードです。
大谷が160キロ投げている裏で93キロとか...こりゃ打てんでしょ。
58 MPH.
You think you could hit this pitch? pic.twitter.com/hP5hb3vylP
— MLB (@MLB) 2018年4月25日
6登板目→田中、ダル、マエケン、大谷の2018年6登板目、やはり田中はスゲーのかも知れない
4登板目→田中、ダル、マエケン、大谷の2018年4登板目、誰一人素晴らしい投球は見せてくれなかった
ほな
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