ジャイアンツすでに白旗?ローテがケガして微妙なヤツを開幕投手に選んじゃった結果...
2018/03/31
ホワイトソックスのマット・デビッドソンが開幕3ホーマーとノリノリでしたね。スタントンも2本塁打、奪三振王セールは9奪三振、シンダガードがそれを上回る10奪三振と活躍すべき選手が活躍していた開幕となっておりました。
ところでジャイアンツの開幕投手は誰だったか知ってます?もちろんバンガーナー!って思ってたでしょ?それがね、またもやジャイアンツは泥船に乗ってたのでめじゃる。
ジャイアンツのローテーション
さて、この開幕時点でジャイアンツのローテーションがどうなってたかおさらいします。刻一刻と補強が進みますので文章が追い付かない。もちろんこの一文字を打ってる間にもトレードが起こる可能性があります。しかし、今このここでの公式サイトのローテーションを発表します。
- 左*バンガーナー
- 右*クエイト
- 右*サマージャ
- 右*ストラットン
- 左*ブラック
オールスター4回の現ジャイアンツのエースバンガーナー、オールスター2回のクエイト、オールスター1回のサマージャ。この3本柱はやっぱ爽快です。知名度高いので見応えありますね。
そこに3年目のストラットンとブラックが4番手、5番手を務める体制。なるほどバランスいいんじゃないですか。
開幕投手は3年目のタイ・ブラックに
24 hours until 1st Pitch #OpeningDay | #SFGiants pic.twitter.com/9JuOCHlLEl
— San Francisco Giants (@SFGiants) 2018年3月28日
しかし、何故か開幕投手は3年目のブラックとなりました。相手は球界最強投手のドジャースのカーショウ。おいおい、どーしたジャイアンツ。すでに白旗かよ!
というのも、ジャイアンツは開幕日すでに5人もケガ人が発生。しかもその二人がバンガーナーとサマージャの二本柱。残るローテはクエイト、スラットン、ブラックのみ。しかも相手がカーショウと来たら負け戦。ここは5番手のブラックいっとこか?みたいなノリか。
クエイトで負けたらどうしようもないのでこの作戦だったのかも知れない。
ちなみにバンガーナーは5月復帰予定、サマージャは4月後半復帰予定。全然ダメだな、ジャイアンツ。ホワイトソックスをクビになったデレク・ホランドに期待したいとこ(元16勝投手だからね)
ブラックの特徴は?
パワプロ風で査定しますと、90.3㍄コンスタCB、総変1(笑)です。ま、これは私独自の査定ですのでかなり厳しいですがこんなもんです。
奪三振率K/9は4.01とかなり低くGランクに値します。防御率も17年は4.78でとても開幕投手には不釣り合いな選手。球種は速球60%でチェンジアップ24%、カーブ11%、スライダー5%ぐらい。速球90.3㍄(145㌔ほど)からも分かるようにグイグイの選手では無く、技巧派でしょう。
ゴロ率46.7%で17年の全体24位。ゴロを打たせる能力に長けている事から、最近のフライボールレボリューション対策としては効果を発揮するかも。
こんな選手が優勝候補相手に投げたらどうなるのか...?
開幕戦ブラックvsドジャースの結果
Congratulations to @tyblach on picking up win #️⃣1️⃣ for the @SFGiants on #OpeningDay! #GoJays #ProJays #SFGiants pic.twitter.com/7WUslxyQBa
— Creighton Baseball (@CU_Baseball) 2018年3月30日
まさかのブラック無失点!
ドジャースのエースカーショウはちょっと調子がいまいち。6回を投げて被安打8とかなり打たれまくりましたが、失点はホームランの1点だけで7奪三振さすがです。一方ブラックは5回を投げて被安打3だったのですが三振も3と個性を見せつけました。
カーショウ相手に1-0で勝利するとは夢にも思いませんでした。
5番手でもエースに勝てる
もともと5番手だったブラックですが、バンガーナー、サマージャの離脱により開幕投手を任されてしまいました。試合前はほぼ100%の確率でドジャースの勝ちだと思っておりましたが、まさかドジャースが無失点とは。ジャイアンツは貧打で有名でしたが、たった1点しか取れなくても1点も与えなければ勝てるという野球の面白さが分かったような気がします。
5番手でもエースに勝てるとは...トランプの大富豪みたいなもんですね。
※しかしせっかく開幕スタメンだったのにイチローのノーヒットは悲しい話ですね。
ほな
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