2018年2月時点、公式サイト25人ロスター予想！ベルトレー復帰も投手が貧弱で中途半端な【レンジャーズ編】

2018/02/28 2018/02/28

2018年もキャンプインし開幕までもうちょっととなったメジャーリーグ。公式サイトが2月時点で25人ロスター予想を発表しておりました。今回レンジャーズ編。ベルトレーが年間通して働いてないとこんな感じになるという良い証拠。ダルも離れたレンジャーズの18年はどのような感じにしたのか？って事で25人ロスター予想をめじゃる。

捕手(2)

Robinson Chirinos
Brett Nicholas

ルクロイがロッキーズに去った事で繰り上げの第二捕手のニコラス。28歳の2年目だが17年のOPS.658。そして盗塁阻止率0%で全て決められており(10盗塁)ちょっと考え物。18年のレベルアップに期待。

一塁(1)

Joey Gallo

17年は一塁の他に三塁、左翼で活躍したギャロが一塁候補。41本の本塁打を打ったパワーもあり全然一塁手としての打撃力はある。ただ、打率は常に2割イクかイカないか。三振も200に届きそうな勢いなので、昔のアダム・ダンを彷彿させる(四球はまだまだですけどね)

二塁(1)

Rougned Odor

三塁(1)

Adrian Beltre

17年はデビュー年以来初めて出場試合数が100を下回った20年目のベテランベルトレー。もうすぐ40歳にも関わらず衰える気配無し。規定打席に到達はしていないが打率.312／出塁率.383／長打率.532でOPS.915の衰え知らず。彼が戻って来るのはチームにとって心強い。

遊撃(1)

Elvis Andrus

外野手／指名打者(6)

Shin-Soo Choo
Nomar Mazara
Delino DeShields
Willie Calhoun
Ryan Rua
Drew Robinson

カルフーンは17年に22歳でメジャーデビューし13試合に出場でOPS.677とルーキーとしてはまずまずの出だし。ホームランも1本打ったしね。ロビンソンは内外野守れるルーキーでユーティリティ。48試合で6本塁打を放つ年間20本塁打が期待出来る男。なかなかアリだな。

ユーティリティ(1)

Jurickson Profar

ロビンソンが外野手争いに巻き込まれてるので上がって来たプロファー。12年にデビューしたもののOPS.700を超えたことは無く17年はOPS.501。内野全てに左翼も守れる汎用性を生かしたい24歳。そのうちレギュラー取れるでしょ。

先発(5)

Cole Hamels
Martin Perez
Doug Fister←BOS
Matt Moore←SF
Mike Minor←KC

先発ローテは3人が心機一転。レッドソックスのフィスターは15先発で5勝9敗で防4.88、ジャイアンツのムーアは31先発で6勝15敗で防5.52(ナリーグ最多敗)、ロイヤルズのマイナーは2014年までは先発だったが、その後2年はメジャー登板無し、そして2017年にブルペンで頑張った選手。ちなみに防2.55と優秀だ。ただダルビッシュやキャッシュナーの穴が埋まったとは思えませんがね。

救援(7)

Seung Hwan Oh(CL)←STL
Matt Bush
Keone Kela
Jake Diekman
Alex Claudio
Tony Barnette
Chris Martin←NYY

17年カーディナルスで20セーブを記録したクローザーのオ・スンファンを追加。防4.10で奪三振率10.31。そこまで凄くはない印象。ディークマンはたった10.2イニングしか投げていないが防2.53と優秀かも。マーティンは15年にヤンキースからリリースされてここ2年メジャー経験無し。以前も防5.66と微妙な感じ。

Practice makes p̶e̶r̶f̶e̶c̶t̶ Adrian. pic.twitter.com/YCByEkarsy

— Texas Rangers (@Rangers) 2018年2月25日

まとめ

17年から気になるポイントを3つピックアップするならば

レジェンドベルトレーの復帰
ローテに3人の新顔
クローザーが誰になるのか

かなと。17年の失敗はベルトレーの離脱が1番だと思う。開幕した4月2日には故障者リストに入り、復帰したのは5月末。そして9月3日にはまた10日ほど故障者リストへ入った。たった94試合しか出ていなくともWAR3.7だったのでおそらく後5勝ぐらいは勝ててたかも知れない。彼が1年出場したら手強いのは確実。

しかしその反面ダルやキャッシュナーが抜けたローテは貧弱で、新たに追加したフィスター、ムーア、マイナーでは正直心許ないのが現状。言っちゃ悪いがせいぜいバックエンドスターターの寄せ集めって感じだろう。

そして面白いのがクローザー争いかな？スンファンは通算39セーブで防2.85、クラウディオは17年に11セーブと初のクローザーに抜擢された25歳。ブッシュも17年に10セーブとちょっとクローザーをしてみた31歳。この3人は2～4年ほどのメジャーでの実績しかなく横ばい。スンファンがちょっとリードかな。

こう考えると18年のレンジャーズ。せっかくベルトレーが復帰するにも関わらず、投手が優勝争いに絡める感じでは無い。18年はかなり中途半端な位置に来ると予想。結局地区3位って感じになるのかも知れませんね。

2018年予想スタメン

打順

1. Delino DeShields, CF
2. Elvis Andrus, SS
3. Shin-Soo Choo, DH
4. Adrian Beltre, 3B
5. Nomar Mazara, RF
6. Joey Gallo, 1B
7. Robinson Chirinos, C
8. Willie Calhoun, LF
9. Rougned Odor, 2B