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ジャイアンツ

2017-18年FA!ナリーグ西地区ジャイアンツはFA直後に戦力はどう変わるのか?

2017/12/20

ナリーグ西地区のドジャースが断トツで地区優勝を果たした。それにつられてダイヤモンドバックス、ロッキーズも強さを発揮し同地区からワイルドカードが2チームに。ジャイアンツは後2敗で100敗という98敗ボロ負けでシーズン終了。そんなジャイアンツからFAで出てってしまう選手をまとめたのでめじゃる。

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2017-18年ジャイアンツのFA状況

野手は150打席以上(計391人なので各チーム13人ほど)、投手は40.0投球回以上(計410人なので各チーム13人ほど)のいわゆる25人ロースターに入る主力選手のチームの2017-18年のFA状況を確認する。選手名の後にfWAR(以下f)rWAR(以下r)の数値も確認。

先発ローテーション投手

  • M・ムーア(f1.0*r-0.3)★
  • J・クエト(f1.2*r1.7)★
  • M・ケイン(f0.3*r-0.5)
  • M・バンガーナー(f1.7*r2.9)★

ムーアはクラブオプションで残留、クエトはプレイヤーオプションで残留、ケインはプレイヤーオプションを破棄し引退、バンガーナーはクラブオプションで残留と先発登板数トプ6の選手中4人がFAという最悪な状況は免れた。ケインお疲れ様です。

リリーフ救援投手

  • FA選手無し

捕手

  • N・ハンドリー(f0.4*r0.5)
  • T・フェデロビッチ(ランク外

ジャイアンツには球界最高クラスのポージーがいるため正捕手にはなれないハンドリーだったが、ポージーは一塁でも出場が38試合もあり、ハンドリーは82試合の出場。二桁本塁打を期待出来る捕手だっただけにFAは残念。

一塁手/DH

  • M・モース(ランク外

二塁手

  • FA選手無し

三塁手

  • P・サンドバル(f-0.3*r-0.4)★
  • H・ジェギュン(ランク外

球界最悪クラスの不良債権のサンドバル。2015年に5年$95M(年平均$19M)で契約してからはWARは常にマイナス。10年、12年、14年のワールドシリーズ優勝に貢献したものの疫病神レベルに落ちたのが残念。しかし何故かクラブオプションを行使され来季もジャイアンツに。

遊撃手

  • FA選手無し

外野手

  • FA選手無し

2017-18年FAの結果

各ポジ毎に(fWAR+rWAR)÷2を実施しトータルWARの収支を計算し、このまま行けば2018年はどうなるかを確認したのが下記表となります。

2017 Tm W L SP RP C 1B DH 2B 3B SS OF TOTAL 2018
1 LAD 104 58 0.8 1.4 1.1 3.3 ↓-4
2 ARI 93 69 1.2 2.0 2.6 5.8 ↓-6
3 COL 87 75 1.6 2.7 0.9 0.8 -1.3 -0.2 4.5 ↓-5
4 SDP 71 91 2.3 0.7 0.0 3.0 ↓-3
5 SFG 64 98 -0.1 0.4 0.3 →±0

ジャイアンツは先発の要である4人が一応はFAとなったものの3人がオプションで来季もジャイアンツに残留。悲しくもケインが32歳という若さで引退となったがここ5年は二ケタ勝利も出来ずに防御率は5点台。この辺が潮時だろう。

さらに気になるのが二番手、三番手の捕手が抜けること。さすがにポージーの正捕手の座は揺るがないもののベテラン捕手を雇っておきたいところ。

来年2018年はジャイアンツにとっては強くなる偶数年。是非とも世界一に返り咲いてほしいものだな。

まとめ

ジャイアンツはこのままでは来期も危うい。

まだまだFAで誰かを獲得したという情報もなく、この名門チームがこのままパドレスとの最下位争いで終わってしまうのでしょうか?再来年にはエースバンガーナーがFAとなりますので何とかその前にもう1度世界一を...って感じですが。

球場の良し悪しもあるでしょうが、チーム本塁打数128本で余裕の最下位(30位)のパワーの無さは正直ドン引きレベル※29位のパイレーツですら151本。30本どころか20本打った選手もいない打線ではとても勝てない。

願わくば三塁か左翼に30本打てる選手を補強したいところだが...。2018年も「見」の状態でいかなければならないのかも知れないな。

ほな

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