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ブルワーズ

2017-18年FA!ナリーグ中地区ブルワーズはFA直後に戦力はどう変わるのか?

2017/12/13

ナリーグ中地区の前半戦はブルワーズ50勝41敗、カブス43勝45敗で今年はブルワーズかぁ...って思っていたがカブスの怒涛の追い上げで優勝し幕を下ろした。ブルワーズ後半36勝35敗と勝ちキレなかったためカブスに負けて地区2位に。そんなブルワーズからFAで出てってしまう選手をまとめたのでめじゃる。

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2017-18年ブルワーズのFA状況

野手は150打席以上(計391人なので各チーム13人ほど)、投手は40.0投球回以上(計410人なので各チーム13人ほど)のいわゆる25人ロースターに入る主力選手のチームの2017-18年のFA状況を確認する。選手名の後にfWAR(以下f)rWAR(以下r)の数値も確認。

先発ローテーション投手

  • M・ガーザ(f1.0*rー0.2)

前半はローテーションの5番手、後半は3~5番手として投げ6勝9敗、防御率4.94。三振を取る訳でも無く、また四球をいっぱい出す問題のある投手。22先発を投げた実績と球速92.5マイル(148.8キロ)の投手の今後は?優勝を争うとこには必要ないかも。

リリーフ救援投手

  • C・トーレス(f-0.2*r0.3)
  • A・スウォーザック(ランク外

7回に登場するトーレスはリード時、ビハインド時両方で出て来る選手。リリーフで防御率4.21は少し頼りない成績。むしろスウォーザックはホワイトソックスから来た助っ人で8回のセットアッパー。登板数は29.0回と少ないが防御率2.48でチームとしては出て行かれるのは辛いとこ。

捕手

  • FA選手無し

一塁手/DH

  • FA選手無し

二塁手

  • N・ウォーカー(ランク外

惜しくも1打席足りなかった為ランク外となったが、メッツから来たウォーカーは14本塁打でOPS.801を記録した強打の二塁手。元62盗塁の正二塁手ビラーがOPS.665と不調だったが来季ビラーが復活すればウォーカーは必要ないかも。

三塁手

  • Y・リベラ(ランク外

メジャーで3年やってる選手だが計43試合のみ。

遊撃手

  • FA選手無し

外野手

  • Q・ベリー(ランク外

ベリーはメジャー5年目の渡り鳥。DET、BOS、BAL、CHC、MILと毎年チームを代わるベテラン32歳。守れるのは外野全てだけで何が魅力なのか意味不明。来季もどこかに拾われそうだ。

2017-18年FAの結果

各ポジ毎に(fWAR+rWAR)÷2を実施しトータルWARの収支を計算し、このまま行けば2018年はどうなるかを確認したのが下記表となります。

2017 Tm W L SP RP C 1B DH 2B 3B SS OF TOTAL 2018
2 MIL 86 76 0.4 0.0 0.4 ↓-1
1 CHC 92 70 3.0 2.9 1.3 7.2 ↓-8
3 STL 83 79 0.0
4 PIT 75 87 0.0
5 CIN 68 94 -0.5 -0.2 4.9 0.0 4.2 ↓-5

意外?にもFAで出て行く選手は少なく、このままいけば地区優勝を狙えそうな感じ。2017年途中で補強した捕手ボートに二塁ウォーカーが後半戦主力となっていたのがピーナ、ビラーで十分フォローできるだろう。

39セーブのクネイベル、防御率3.49で12勝したネルソン、捕手以外は全てを守りOPS.704のスーパーユーティリティのペレス、両打ちで23盗塁のビラーと契約を結んでいる事から来季はもしかしたらポストシーズンが期待出来るかも知れません。

まとめ

ブルワーズはFAでの戦力低下は少なく、来季も十分強そうな感じ。

逆輸入の一塁セームズが前半のブルワーズを引っ張って地区2位まで登りつめたが、そのセームズのOPSは前半.936→後半.794とかなり落ち込んでしまった。それでも平均ぐらいはあるから問題ないのだが。

昨年9勝3敗で防御率2.81を残したエース候補で開幕投手のゲラが大誤算だった事で3年目のデービスにエースの座を奪われてしまったが、この二人が軸となりチームを引っ張るしかないところ。いまいち自分の中では無名なチームですが、来季はもしかしたら地区優勝あるかも知れないってチームですね。

ほな

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