２０１７－１８年ＦＡ！アリーグ西地区レンジャーズはＦＡ直後に戦力はどう変わるのか？

2017/12/05 2017/12/05

個人的にはまさかだった。アリーグ西地区の２０１７年はアストロズの優勝＆世界一で幕を下ろした。レンジャーズはベルトレーが離脱した事で２０１７年は諦め、エースダルビッシュ、正捕手ルクロイを売り払った。そんなレンジャーズからＦＡで出てってしまう選手をまとめたのでめじゃる。

２０１７－１８年レンジャーズのＦＡ状況

野手は１５０打席以上（計３９１人なので各チーム１３人ほど）、投手は４０．０投球回以上（計４１０人なので各チーム１３人ほど）のいわゆる２５人ロースターに入る主力選手のチームの２０１７－１８年のＦＡ状況を確認する。選手名の後にｆＷＡＲ（以下ｆ）ｒＷＡＲ（以下ｒ）の数値も確認。

チーム投手トップのｒＷＡＲのキャッシュナーが抜ける。１１勝１１敗で奪三振率４．６４で微妙だが防御率３．４０と優秀。さらにダルビッシュも途中移籍してるため、レンジャーズの先発陣はボロボロ。どう動くのか？

ビベンスは３２歳でデビューした遅咲きの選手。三振が取れない（取らない？）のでｆＷＡＲは微妙なものの何故か勝率．７１４の勝ち運のある投手。バーネットは６回からビハインドでも投げる投手だったが、５７回も投げてくれた都合のいい投手。しかしクラブオプションを破棄されるという悲しい結果に。

今季デビューの４番手捕手だったヒメネス。マイナーＦＡでさらばとなりそうだ。

悲しくもクラブオプションを破棄されたナポリ。２９本塁打を放ったものの打率．１９３と確実性は皆無のベテラン３５歳。後任には２３歳で４１本ほ放ったギャロがいるので破棄は当然の結果。ま、ギャロも打率．２０９でワイルドですけどね。

ゴメスがプチ復活。ＤＲＳ＋５の守備力に１７本塁打、１３盗塁とパワー＆スピードも見せつけた。死球が１９でリーグトップでＯＰＳ．８０２と貢献。ただ＄１１Ｍの価値があるのかというところが微妙。要らないとは思うんだがどうだろうか？

各ポジ毎に（ｆＷＡＲ＋ｒＷＡＲ）÷２を実施しトータルＷＡＲの収支を計算し、このまま行けば２０１８年はどうなるかを確認したのが下記表となります。

この冬のＦＡで一番大きく戦力ダウンをすることになったレンジャーズ。

アスレチックスと最下位争いをする可能性が高くなった。さらに１７年途中でスタメンクラスを放出しておりますので、実際はこれ以上に戦力低下しております。

しかし！チームから出て行ったのはダルビッシュ３０歳、ルクロイ３１歳が途中移籍でキャッシュナー３０歳、ゴメス３１歳、ビベンス３２歳、ゴンザレス３３歳、バーネット３３歳、ナポリ３５歳、グリリ４０歳...

ほぼベテラン！完全に若返りを狙ってるチーム作りになりそうだ。

そんな中、最年長となりそうなベルトレーが３０００本安打を記録しつつ打率は３割を超える不死身の三塁手。この人はいったいいつになったら衰えるのだろうか？

You're right... #Beltre3k was pretty neat. #RangersFanFaves pic.twitter.com/JIz1CkxbDl

— Texas Rangers (@Rangers) 2017年11月27日

レンジャーズはこのオフＦＡで３０代を根こそぎ放出出来たようだ。

そしてそしてよく見てみると、外野に２２歳マザーラ、２４歳デシールズ、２７歳ルア。そしてＤＨ兼外野にチューとの布陣のレンジャーズ。そしてチームは若返りを図っている。って事は...ここ大谷入るには良いんじゃない？

ＯＰＳはマザーラ．７４５、デシールズ．７１４、ルア．６２７でチューが．７８０でそんなに大したことありません。二刀流さえ許してくれるのなら、チューが右翼に入ればＤＨに、ＤＨチューで強肩が生かせる右翼に（左翼でも良い）基本は上記４人で回せばもしかするのではないでしょうか？

一応大谷の本命とされるのがヤンキース、ドジャース、レンジャーズの３球団。ヤンキースには田中、ドジャースにはマエケン（ダルビッシュは不明）がいるのでレンジャーズはかなりの大本命かも。

アストロズ相手に二刀流とかかなり胸アツ！あり得るでしょ？多分ね。

ほな

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