2017年ルーキーオブザイヤー(新人王)はジャッジにベリンジャー!2000年代最強コンビか!?
2017/10/25
今年の新人王の予想はど素人でも余裕だった。ナはドジャースの期待の新人でルーキーで4番のベリンジャー、アは歴代新人最多本塁打を記録したジャッジ。もうこの二人以外はいないでしょ!て感じ。ガチガチの本命だが取り合えずめじゃる。
ナの新人王はドジャースのベリンジャー
ですよね。
ナリーグで100勝したチームの4番をルーキーで務める規格外の選手。39本塁打は新人1位(2位はパイレーツのベル26本、パドレスのレンフロー26本)ホスキンスが50試合で18本塁打打ってたから、規定に乗ってれば面白かったかも知れない。
打点も97で1位、盗塁はパドレスのマーゴットが17盗塁で1位を譲ったが、2位の10盗塁と足も使える。しかし打率.267とちょっと平凡だが、fWARはナリーグトップの4.0を記録。これは歴代54位の数字となる(2636人中)
Dodgers' Cody Bellinger wins Sporting News NL Rookie of the Year https://t.co/pl3GxR1kOf pic.twitter.com/MZXIi09rcU
— Sporting News MLB (@sn_mlb) 2017年10月23日
まだ分からないけど、新人でいきなりチャンピオンリング取ったらやること無くなっちゃうね。
投手ではロッキーズのジャーマン・マルケスが11勝7敗、防御率4.39でfWAR2.4だったが、さすがにベリンジャーには及ばない。予想通りナリーグはベリンジャーが新人王となった。
アの新人王はヤンキースのジャッジ
これはほぼ完全に決まってたようなもんだ。
リーグ歴代トップクラスのfWAR8.2を叩き出した怪物ジャッジ。しかし2012年のトラウトの方がもう1段階上というのには驚き(2012年トラウトfWAR10.3)
52本塁打は1987年のマグワイアの49本を抜いて歴代トップ。これはもうしばらくは誰も抜けないだろう。128得点は歴代4位、114打点は歴代11位。長打率.627は歴代4位(ちなみに1位はヤンキースのサンチェスで.657)
このクラスの怪物は同世代には敵がいないから可哀想。アリーグ新人2位のfWARはアスレチックスのマット・チャップマンで2.7←凄いよ!凄いけどジャッジのせいでクソに見える。ベニンティンディとか20本20盗塁とかやっちゃって、チームも地区優勝してるのに新人王になれない。厳しい世界だ。
Yankees' Aaron Judge wins Sporting News AL Rookie of the Year https://t.co/w38GZ3Rmlf pic.twitter.com/OHe21mc0v5
— Sporting News MLB (@sn_mlb) 2017年10月23日
投手で言えば、同じチームの先発ジョーダン・モンゴメリーが9勝7敗で防御率3.88、fWAR2.7、チャド・グリーンが奪三振率13.43で防御率1.83、fWAR2.4とどちらも素晴らしい成績(ヤンキース新人祭りやん!)
つい最近まで不良債権祭りやってたのに、これは王国築けるかも知れない。
17年新人王は2000年代最強コンビなのか?
この新人王ベリンジャーとジャッジ...過去最強の新人コンビじゃね?って思ったので、私がパッと浮かんだスゲー新人王コンビと比較します。ふたりのfWARを足してみました。
- 17年*ベリンジャー4.0+ジャッジ8.2=12.2
- 12年*ハーパー4.6+トラウト10.3=14.9
- 01年*プホルス7.2+イチロー6.0=13.2
やはり、ハーパー&トラウトが最強か。いや...rWARで見てみよう。
- 17年*ベリンジャー4.2+ジャッジ8.1=12.3
- 12年*ハーパー5.1+トラウト10.8=15.9
- 01年*プホルス6.6+イチロー7.7=14.3
変わらなかった...。やはり2000年以降で一番凄かった新人コンビは12年のハーパー、トラウト。もしかしたらプホルス、イチローのが上かなぁって思いましたが、そう甘くは無かった。
結局ベリンジャースゲー!ジャッジ最強!とか言うてますけど、プホルス+イチローのが凄かったのです(あんま知らないけど)そしてプホスゲー!イチスゲーって言うてたところにハーパー+トラウトというおそらく歴代最強の新人コンビが登場。
ジャッジとベリンジャーもこのまま順調に育っていくのでしょうか?来季も期待したいですね。
ほな
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