ダイヤモンドバックスの4番JD・マルチネスが1試合4本塁打で今季トップタイを記録
2017/09/06
地区2位のくせに中地区のカブスより勝率の高いダイヤモンドバックス。最強チームドジャースを相手に7月中旬にタイガースから補強したJD・マルチネスが、なんと!1試合4本塁打の快挙を成し遂げたのでめじゃる。
JD・マルチネスとは?
今季開幕から出遅れてたが、タイガース時代はライトを守る外野手。打順はカブレラ、Vマルチネスの後ろの5番を打つことが多かったクリーンナップ←メジャーでは4番しかクリーンナップって言わないらしいが。
今季OPS1.018と大爆発の状態でダイヤモンドバックスに引き取られ、7月19日からはダイヤモンドバックスにてスタメン起用。その後もコンスタントに打ちつつ昨日まではOPS.978をキープしていた。
今季通算30本塁打をクリアしている超凄い選手。しかし、今までオールスター1度、シルバースラッガー1度だけの凄いけど地味ってレベルだった選手だ。足は速くなく、守備も大したことないレベルの選手だ。
宿敵ドジャース相手に1試合4ホーマー
9月4日のドジャース戦、OPS.8を超えない上位打線の中、頼れるのは4番の自分と6番ラムの二人だけか?そんな孤軍奮闘っぽい中、相手はヒル。そんな試合開始だったのだが...
.@JDMartinez14 returned to 423 text messages on his phone when he got back to the clubhouse.
This is why. #JustDingers pic.twitter.com/lBGxo8Qboa
— Arizona Diamondbacks (@Dbacks) 2017年9月5日
「じーでーまるちねーす!じーでーまるちねーす!」みたいなね。
2回表、三振
この試合の初打席。相手はヒル。1球、2球とあっちゅー間に2ストライクに追い込まれ、3球目、5球目は大きくハズレ、4球目はファウルで粘るも結局三振。ま、6球粘ったので4番としての役割は果たした?←嘘つけ
この時はまだこれから起こる事に気づいてはいなかった...。
4回表、2ランホームラン
0-0で迎えた4回表、2番ネグロン?とか言う聞いた事のないショートの選手がヒルからシングルヒットし、3番ポロックが倒れ1アウト一塁にてマルチネス。
今回もたった3球で2ストライクに追い込まれつつも粘って粘っての5球目の低めを左中間へホームラン!これで今季31本目。実はこの人低めで19ホーマー放ってる低め好きなので気を付けやなイカれる。
7回表、先頭打者ホームラン
2-0で迎えた7回表、今度は先頭打者でマルチネス。投手は代わってバエズ。
1球目、高めに入って来たボールをファウル。その後、外角低めへ集められるも3球連続で外れて3ボール。バッティングカウントになった5球目、若干ストライクゾーンからハズれた外角低めを...今度は右中間へホームラン!これで32本目。
だから低めはダメだってあれほど言うたのに。
8回表、ソロホームラン
6-0で圧勝の予感で迎えた8回表、先頭ポロックが倒れ、1アウトランナー無し。投手はまたまた代わってフィールズ。
フィールズ君、ボールが荒れており、1球目は大きく外角低めへハズレ、2球目は高めに外れて2ボール。3球目、ストライクゾーンの外角真ん中らへんに来たボールを今度はセンターへ!これで33本目。1試合3ホーマーってすでに大惨事だわ。
9回表、ダメ押し2ランホームラン
11-0で迎えた9回表、もうすでに試合としてはほぼ確定している状態。投手はまたまた代わってフォント←誰やねん!
1球目、大きく外角低めへハズレて1ボール。2球目は真ん中低めを今度は低い弾道でレフトへ弾丸ホーマー!これで34本目。
はい、バケモノ確定。
打たれた投手はいまいちなメンバー?
先発のヒルは奪三振10を超える三振マシーンで防御率3.67と悪く無い選手。ただ、ドジャースの先発としてはコントロールはワーストクラスでこの辺りがちょっと問題あったのかも。今季9勝7敗してる良いピッチャー。
二人目の刺客バエズは、防御率2.59となかなかの選手。これまたコントロールは良い方では無く、そこに付け込まれたのかも知れない。
三人目の刺客はフィールズ。最大の特徴は中継ぎで5勝0敗の勝ち運の持ち主。防御率3.19とそこまでずば抜けてはいないところが幸運の持ち主を物語っている。彼はコントロールはそこそこなのだが...やられちまったな。
最後はフォント。まだ今季2.2回しか投げた事無く、防御率20.25←敗戦処理確定。22歳からメジャー出場していたが、24~26歳まではメジャー出場無し。今季27歳にしてようやく復帰したのだが、撃沈。ま、分が悪い。
ん、って事で
結局、マルチネススゲーって事です。
特に低めを打たせたら、ドジャースのターナー、カブスのブライアントに次ぐトップ3のOPS1.098を誇る大の低め好き。ほな高めに投げたらいいの?ってのも違くて、高めはOPS1.120でトップ10入り。唯一真ん中が苦手というドカベン岩鬼的な選手。
※ただし真ん中でもOPS.912あるけどね←どこ投げてもあかんやん!
ちな、今季4ホーマーはレッズのジェネットが6/6に達成して以来の2度目。ジェネットはその時10打点も稼いだのだが、マルチネスは6打点。ま、今日は何故かゴルシュミいなかったみたいなので、ランナー貯めれなかったのが要因だね。
一応ゴルシュミ何でいないのかなーて確認したら、ライトエルボー=右ひじ?が悪いらしく、9/4は欠場したみたいだ。まだ故障者入りはして無さそうだけど、ここでゴルシュミ抜けるとかなりまずいと思うが。
ダイヤモンドバックス、まさか開幕時にはここまで強いとは思ってもみなかった。ポストシーズンはほぼ確だと思うので、ゴルシュミの安否を気遣いましょうか。
ほな