めじゃるぶ

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ホワイトソックス

’17年ホワイトソックスは前半完全に売り売り、後半期待のプロスペクトの二人の成長を見届ける

2017/08/30

ホワイトソックスは前半戦にエースや主砲を多数放出して今季完全終了を迎えたよーな気配だ。さらに外野が全員「ガルシア」という名前の選手が守ったと話題にもなってたな。強くは無かったが話題はあったのでめじゃる。

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’17年前半戦の主力野手13名

# Pos Name G PA BsR Off Def WAR Note
1 1B Jose Abreu 86 375 -1.3 11.7 -6.9 1.8
2 LF Melky Cabrera 84 369 -0.1 -0.7 -8.8 0.3 →KC
3 SS Tim Anderson 78 324 2.2 -12.8 -4.6 -0.6
4 3B Todd Frazier 78 322 -2.1 0.6 1.5 1.3 →NYY
5 RF Avisail Garcia 78 320 2.2 11.7 -1.1 2.2 →10DL
6 2B Yolmer Sanchez 75 278 0.5 -2.1 3.1 1.1
7 DH Matt Davidson 71 257 -2.3 -0.8 -5.4 0.3
8 CF Leury Garcia 56 200 -1.2 2.0 1.1 1.0
9 C Omar Narvaez 47 156 -0.1 -5.0 3.7 0.4
10 *C Kevan Smith 42 140 -1.4 -5.1 -0.3 -0.1
11 *IF Tyler Saladino 30 128 -0.6 -7.2 0.7 -0.2
12 *OF Willy Garcia 35 96 -0.6 -1.5 0.5 0.2 →7DL
13 *CF Adam Engel 27 94 2.1 0.6 -0.1 0.4

捕手/指名打者

正捕手ナルバエスは出塁率3割5分ほどだが本塁打0、ISO0.22とクッソパワーの無い捕手。スミスもISO.083で非力。こんなに打力のない捕手陣はここまでで初めてかも。悲しいかなナルバエスはフレーミングも最悪レベル。こりゃ勝てませんて。

指名打者のマット・デビッドソンは出塁率3割に満たないが、18ホーマーを放ちISO.270と屈指のパワーのある選手。他にもいろんな選手でDHを回してる感じなのであんま固定してない感じみたいだった。

内野手

16ホーマーでOPS.871の一塁アブレイユ、4本4盗塁の二塁サンチェス、打率2割ながら16ホーマーとパワーのある三塁フレイジャーはヤンキースへ売られる。また出塁率.263←打率並みの低さ!だが9ホーマーの遊撃アンダーソン。全員大して守備も良く無いのに打力も無いのでまーまーヤバい内野陣だ。

外野手

左翼は打率2割8分、10本のカブレラ。中堅はガルシアLは打率3割に6本6盗塁でそこそこ、右翼はガルシアAで打率3割11本塁打でアブレイユと並びチーム№1の攻撃力。残念ながらガルシアWは外野手4、5番手で微妙な成績。もう少し良ければ全員ガルシアになれるんやけどなあ。カブレラがロイヤルズへ放出したのでカブレラ三姉妹あるかもよ!

’17年前半戦の主力投手13名

先発

# Pos Name G IP K/9 BB/9 ERA WAR Note
1 SP Jose Quintana 18 104 9.4 3.45 4.49 2.0 →CHC
2 SP Derek Holland 17 91 7.66 3.73 4.91 0.2
3 SP Miguel Gonzalez 13 78 5.15 2.97 5.15 0.5
4 SP Mike Pelfrey 16 69 6 4.17 4.83 0.3
6 SP David Holmberg 20 41 5.05 3.95 3.07 0.2
7 SP Dylan Covey 8 37 5.26 3.82 8.12 -0.8 →10DL
9 SP James Shields 7 36 7.43 4.71 4.95 -0.4

防御率4.49で4勝8敗ながらチーム最多イニングを稼いだエースキンターナ。先発陣の中で唯一使えるWAR2.0。そんなキンターナはカブスへ売られ、今後のホワイトソックスのローテが心配される。スイングマンのデイビット・ホルムバーグが三振取れないけど一番使えそうかも。

中継ぎ/抑え

# Pos Name G IP K/9 BB/9 ERA WAR Note
12 CL David Robertson 29 31 13.2 3.16 2.87 0.8 →NYY
5 ST Anthony Swarzak 35 41 9.44 2.41 2.41 1.5 →MIL
11 ST Tommy Kahnle 35 34 15.1 1.85 2.65 1.3 →NYY
8 RP Dan Jennings 41 37 7.05 3.89 3.65 0.0 →TB
10 RP Chris Beck 33 35 6.81 4.04 3.79 -0.3
13 RP Michael Ynoa 22 29 7.14 6.83 5.9 -0.3

ブルペン陣のファイヤーセールが凄い。先発に比べ優秀なメンツが揃ってたが、13セーブで奪三振率13超えのロバートソン、10ホールドで防御率2.41のスーザック、奪三振率15超えのケインリー、まあ普通の成績のジェニングスの4名が他チームへ売られ、これからどうなるの?

※gmLIで上から順に並べている。1.0以上で上位3人のうち2人をST、チーム最多セーブをCLにしやした。

’17年後半戦(トレードデッドライン後)のロースター

Note Pos Name Pos Name Note
C Kevan Smith SP James Shields
1B Jose Abreu SP Derek Holland
☆彡 2B Yoan Moncada SP Miguel Gonzalez
3B Matt Davidson SP Carlos Rodon ☆彡
SS Tim Anderson SP Mike Pelfrey
LF Leury Garcia CL Tyler Clippard →HOU
CF Adam Engel ST Jake Petricka ☆彡
PIT→ RF Alen Hanson ST Chris Beck
DH Yolmer Sanchez RP Juan Minaya ☆彡
*C Omar Narvaez RP David Holmberg
☆彡 *IF Nicky Delmonico RP Gregory Infante ☆彡
*IF Tyler Saladino RP Brad Goldberg ☆彡
☆彡 *IF Yolmer Sanchez RP Aaron Bummer ☆彡

補強

パイレーツから獲得したハンソンだったが打率.215、OPS.569で2ホーマー、7盗塁とかなーりの微妙。守備は平均並みかなーって感じの選手。まだ24歳なのでノビしろいっぱいあるかと思うけど今後活躍出来るのだろうか。

ちなみにクリッパードを取ったのにソッコーアストロズへ売ってたわ。何してんだか。

前半と後半の違い

めっちゃ代わり過ぎてぐちゃぐちゃだけど、発端は三塁のフレイジャーの移籍だな。その為、DHのデビッドソンが三塁に、DHには二塁のサンチェスが、二塁にはスーパープロスペクトのモンカダ。外野は左翼カブレラの移籍で中堅ガルシアLが左翼に、中堅にはエンジェルが昇格、右翼にはハンソンと移動移動で意味不。

後半戦はやっぱスーパープロスペクトの22歳の二塁モンカダだろね。今んとこOPS.691とメジャーの壁に阻まれているが、マイナーではOPS.8を超え、盗塁は2年連続40を超える俊足。ちょっとパワーは足り無さそうだけどスピードがハンパねえわ。

投手ではほぼ半分の選手が新しく投入されている。個人的に気になるのは40人ロースターには入っているスーパープロスペクトの22歳ジオリト。まだ5イニングしかなげていないが防御率0点。ローテの5番手に入って来るのだろうか?

まとめ

完全に売り手に回ったホワイトソックス。一塁アブレイユを売らなかったのは買い手が付かなかったのか、それとも買うチームが無かったのか...。売れるものは全部売っちゃったみたいな空気だったのだが、それなりに良い選手も残った。ガルシアLとガルシアAとか。

後半戦、もしくは来季に順調に育ってくれたら二塁モンカダ、先発ジオリトがチームの中心となる未来が待っていそうな気もするけど、現在のところ二人とも微妙かも。どんなプロスペクトでも絶対に活躍するとは言い切れないのが面白いとこなんですけどね。

ホワイトソックスは2年後ぐらいが楽しみなチームなのかも。

ほな

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