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フィリーズ

’１７年フィリーズ前半戦ただでさえ無名の集まりだったのに、後半戦そして誰もいなくなった

2017/08/29

おそらく３０球団の中で今一番無名なチームじゃね？正直フィリーズの選手は誰？って問われても１人も思い浮かばない。１０分考えても全然無理ぽかったので、勉強がてらフィリーズの前半戦のロースターをめじゃるよ。

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’１７年前半戦の主力野手１３名

# Pos Name G PA BsR Off Def WAR Note
1 SS Freddy Galvis 87 348 -0.1 -6.8 6.3 1.1
2 3B Maikel Franco 83 347 -1.1 -15.5 -1.5 -0.6
3 CF Odubel Herrera 84 346 -2.3 -13.6 8.0 0.6
4 1B Tommy Joseph 82 323 -3.3 -3.1 -8.0 -0.1
5 LF Aaron Altherr 78 298 -0.6 10.2 -6.8 1.3
6 2B Cesar Hernandez 58 259 -2.9 -4.9 3.4 0.7
7 RF Michael Saunders 61 214 3.1 -9.1 -4.9 -0.7
8 C Cameron Rupp 51 197 -1.8 -7.6 3.8 0.3
9 LF Daniel Nava 59 161 -1.9 1.3 -0.2 0.6 →10DL
10 *C Andrew Knapp 39 141 0.4 -0.6 1.0 0.5
11 *LF/2B Howie Kendrick 33 139 -2.6 3.2 1.5 0.9 →WSN
12 *2B/3B Andres Blanco 50 102 0.3 -10.9 0.4 -0.7
13 *1B Brock Stassi 46 82 -1.0 -5.9 0.6 -0.3

捕手

正捕手キャメロン・ラップ、第二捕手アンドリュー・ナップ。出塁率３割５分を超えるナップ、フレーミングー１７．０のラップ。右打ちのラップ、両打ちのナップ。ラップ、ナップ、ラップ、ナップ...もうどっちでもえーねん！二人ともよく似た成績やん。攻撃力ではナップがややリード。

内野手

内野陣の攻撃力Ｏｆｆは全員がマイナスと言うスタメン。ＯＰＳ．７７９で１５ホーマーの一塁ジョセフ、ＯＰＳ．７３５で５本塁打６盗塁の二塁ヘルナンデス、ＯＰＳ．６５７で打率２割ちょいで１３本のフランコ、ＯＰＳ．７２４で１０本６盗塁の遊撃ガルビス。

こうやって見るとそんなに悪く無さそうにも見える。守備も可もなく不可もなくレベル。普通過ぎて話題にも上らないか。

外野手

左翼のアルサーとナバ、そしてケンドリックはチーム唯一の攻撃力＋トリオ。アルサーＯＰＳ．８８６、ナバ．８００、ケンドリック．８７９だが、ナバ故障、ケンドリックはナショナルズへ。頼みの三人だったが崩壊してしまった。

中堅ヘレーラはＯＰＳ．６８５で５盗塁、右翼ソーンダースはＯＰＳ．６１７。マイナークラスと言ってもおかしくない打力だな。しかしヘレーラは守備力がＧＧクラスなのでアリよりのアリで。

’１７年前半戦の主力投手１３名

先発

# Pos Name G IP K/9 BB/9 ERA WAR Note
1 SP Jeremy Hellickson 18 102 4.66 2.37 4.49 0.2 →BAL
2 SP Jerad Eickhoff 15 81 8.04 3.42 4.63 1.5
3 SP Aaron Nola 13 80 9.07 2.8 3.59 1.9
4 SP Nick Pivetta 11 59 9.46 4.27 4.73 0.3
5 SP Vince Velasquez 10 50 9.54 3.78 5.58 0.2
6 SP Zach Eflin 8 47 4.79 1.72 6.13 -0.2
7 SP Ben Lively 7 42 3.59 2.74 3.8 0.6

５勝５敗のエースヘリクソンは微妙な成績でオリオールズへ移籍、ＷＡＲ的に使えそうなエリックオフは１勝７敗と負け運発動中！ノラでさえ６勝６敗で勝ち越せず。残念ながら先発した投手で勝ち越した選手はいなかった。クッソ弱いわ。

中継ぎ／抑え

# Pos Name G IP K/9 BB/9 ERA WAR Note
8 CL Hector Neris 39 38 9.86 2.82 3.52 0.5
9 ST Pat Neshek 38 35 9.17 1.27 1.27 1.2 →COL
12 ST Joaquin Benoit 37 34 8.83 3.89 4.41 0.4 →PIT
13 RP Edubray Ramos 35 31 11 6.39 5.52 0.3
10 RP Luis Garcia 30 35 7.13 2.8 2.55 0.5
11 RP Mark Leiter 15 35 7.13 4.33 4.08 -0.1

一番セーブ数を稼いだネリスでも７セーブのみ。めちゃめちゃ使えるセットアッパーのパット・ネシェックやホアキン・ベノワはそれぞれロッキーズ、パイレーツへ移籍。より使える方はやっぱポストシーズン進出ほぼ確チームが必要とするんだな。奪三振率１１のラモスはリリーフだけで０勝７敗と最悪の負け運投手なのがウケる。

※ｇｍＬＩで上から順に並べている。１．０以上で上位３人のうち２人をＳＴ、チーム最多セーブをＣＬにしやした。

’１７年後半戦（トレードデッドライン後）のロースター

Note Pos Name Pos Name Note
▲ C Andrew Knapp SP Aaron Nola
1B Tommy Joseph SP Jerad Eickhoff
2B Cesar Hernandez SP Vince Velasquez
3B Maikel Franco SP Nick Pivetta
SS Freddy Galvis SP Jake Thompson ☆彡
LF Aaron Altherr CL Hector Neris
CF Odubel Herrera ST Luis Garcia
☆彡 RF Nick Williams ST Adam Morgan ☆彡
▼ *C Cameron Rupp RP Hoby Milner ☆彡
*IF Andres Blanco RP Jesen Therrien ☆彡
*IF Ty Kelly RP Mark Leiter
BAL→ *OF Hyun Soo Kim
☆彡 *OF Cameron Perkins

補強

オリオールズからやって来たクソの役にも立たない男キム。守備はまーまー最低クラスで足はまったく使えない。そこへきてパワーも無ければ確実性もなく、なんだ君は？状態ですよ。ＯＰＳ．５８１の左翼手なんて誰が使いますか？けど復活願ってますよ。

前半と後半の違い

ナップとラップが入れ替わり←どっちがどっちか分からんけど。右翼に新人ウィリアムスを起用してみたところ、ＯＰＳ．８４０で７ホーマーと当たっている。まだ２３歳だけに再建のキーマンとなれるのだろうか？ちなみにもう１人の新人外野手キャメロン・パーキンスはＯＰＳ．４７９でメジャーの壁が立ちふさがっているけどね。

その他、最近ヤバい子がＬＦ／１Ｂの新人リス・ホスキンス。８月１０日にデビューしたばっかで１４日には１試合２ホーマーを放ち現在ＯＰＳ１．０２６。来季もしかしたらジャッジ、ベリンジャーに続く新人王候補になるかも←まだ時期早々だが。↓のホームランギリッギリで感動した。

投手陣には新人がいっぱいいてますけど、まだ数投げていないので想像つかん。ホビー・ミルナーなんてＦＩＰ５．０４なのに防御率２．６０やもん。どんだけ運振ってんねん！って感じだ。これからに期待しましょう。

まとめ

さて、ここまで見た結果、フィリーズと言えば...ラップとナップ！ごめ、結局覚えたのはこの二人だけだった。あ！後はキムが来てた事ぐらいか。ここんとこフィリーズはずーっと最下位争いしてるし、唯一無二のオールスター選手ネシェックやエースヘリクソンはチームを去るし。そりゃ覚えれませんて。

ってかレッドソックスから来てた先発バックホルツ何しとん？今季２試合７イニング投げただけで終了してまってるやん。エースが去った今一番の高給取りで唯一の１０００万プレイヤーなのに。これからは彼が引っ張ってかなければいけないチームだな。

しかしもう３２歳。誰に期待したらいいんだよ！

ほな

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