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レッドソックス奪三振王セール!8試合連続二桁奪三振達成出来..?

奪三振トップに君臨しているレッドソックスのクリス・セール。今回8試合連続二桁奪三振の記録を賭けて、お相手はアスレチックス。セールは記録更新なったのか!?相手の能力は?今投手で気になるセールをめじゃる。

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アスレチックス打線の怖さ

アスレチックスの打線はメジャー全体で三振数355で全体6位、四球数は137で16位。もっと分かりやすく言うと三振率のK%が23.4%(全体6位)で記録を狙うには格好のお相手。

単純計算では9回27人投げて×23.4%=6.3奪三振は獲れる計算←足りねーじゃん!ってなるが、アスレチックス打線は今まで約半分ぐらいの試合で二桁奪三振を食らっている。一番多かったのは4月28日のアストロズ戦でチャーリー・モートンに7回12奪三振、8回ルーク・グレガーソンに2三振の計14奪三振がワースト。

んー、計算上ちょっと厳しいか。

セールの7戦連続二桁奪三振

どうしてもクリス・セールと「クリスマスセール」が似過ぎて微笑む。それはさておき今までのセールの結果を簡単に発表。

  1. 4月05日、対PIT:7回7奪三振
  2. 4月10日、対DET:8回10奪三振
  3. 4月15日、対TB:7回12奪三振
  4. 4月20日、対TOR:8回13奪三振
  5. 4月27日、対NYY:9回10奪三振
  6. 5月02日、対BAL:8回11奪三振
  7. 5月07日、対MIN:6回10奪三振
  8. 5月13日、対TB:7回12奪三振
  9. 5月19日、対OAK:←いまここ

よくよく考えるとこれはかなり凄い話。2016年に規定投球回を達成した先発投手の中で、奪三振率K/9(9回を投げた場合に三振を取る数)が10を超えたのはたったの7人(フェルナンデス、レイ、シャーザー、シンダガード、ピネダ、アーチャー、バーランダー)でサイヤング候補がズラリ。K/9が10を超えたら「エクセレント」クラス=最高と評価されているので、今継続してる7、8回で10奪三振ってのはさらに凄い事。

現在のセールの奪三振率は13.04(2位)※ってかダニー・サラザーが13.50(1位)でキチガイじみてたわ。ブレるわー。

計算上10奪三振するには、÷(K/9が13.04÷9回)=約7回投げなければならないが、十分期待出来る。

いざ対アスレチックス戦

8試合目がどーなったかざっくり結果発表してくで。

  • 1回裏、1番Rデービス、三振(1)
  • 2回裏、三振無し
  • 3回裏、8番ピンダー、三振(2)9番ペグリー、三振(3)1番Rデービス、三振(4)
  • 4回裏、2番ロサレス、三振(5)
  • 5回裏、8番ピンダー、三振(6)
  • 6回裏、5番プルーフ、三振(7)6番ヒーリー、三振(8)

ここまで6回98球、2-2の同点。本来なら交代の可能性が高いが残り2奪三振。記録の為続投か?それともシーズンを考え普通に交代か?7回裏の投手は如何に!?

まとめ

  • 7回裏、8番ピンダー、三振(9)9番ペグリー、三振(10)二桁奪三振達成!

正直もう絶対無理やと思った。さすがに記録の為にいつ取れるか分からん三振を、大事な選手が100球オーバーも投げてんのにイケイケてゆー訳にもいかんと思ってさ。結果、7回113球で10奪三振、8試合連続二桁奪三振達成!となった。

意外や意外の四球0ってのも三振取るピッチャーの割には凄い!ただ、悲しいかな7安打も打たれてて2失点している。三振取るのは凄いんやろうけど、それと点取られないのは別。

結局、全然三振取られへんけど無失点の選手と、めっちゃ三振取るけど5点ぐらい取られる選手とどっちが優秀なんやろうか?多分FIPでは全社は運、BABIPが良過ぎたとか言われ、後者は運が悪かったって事でセールみたいな選手は評価が高くなるのだろう、きっと。

ほな

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