パドレス時代に逆行しFA、トレードで補強完。ここ3年で違うチームになったどー!!
2006年地区優勝でポストシーズンに進出するもディビジョンシリーズで敗北して以来、めっきり弱くなったパドレス。2019年もまた最下位が定位置となっている。
そんな負け癖がついているパドレスだが、ここ3年は何とか這い上がろうと必死だ。
その必死過ぎる気持ちの結果、最近のトレンド「生え抜き中心のチーム」から逆行して、今26人ロースターにいる生え抜きはたったの5人。これはメジャー30球団で26位だ。
ア・リーグ東優勝ヤンキースは9人(9位)、中優勝ツインズは11人(6位)、西優勝アストロズは11人(6位)。ナ・リーグ東優勝ブレーブスは5人(26位)、中優勝カーディナルスは13人(3位)西優勝ドジャースは11人(6位)となっており、パドレスのお門違いがよく分かる。
そんなパドレスがここ3年選手集めに必死だったので、どんなレベルの選手を集めたかまとめましたのでめじゃる。
パドレスが18年に獲得した選手4人
一塁守備職人のロイヤルズのホズマー
2018年2月、ロイヤルズからFAとなっていた2020年は4番一塁が濃厚なエリック・ホズマーを獲得した。
世界一経験者でGG賞4回の守備職人(一塁でだけど)。獲得時には打率.318、25本塁打、94打点でOPS.882を記録していた大物。ただ、パドレスに来てからのOPS+は100以下となっている。
CLUTCH!
Eric Hosmer with a go-ahead 2-run shot for the Padres! pic.twitter.com/BFpjWRz1Zg
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) May 22, 2019
期待のプロスペクト!インディアンスの捕手メヒア
2018年7月、インディアンスからトレードで2020年は7番捕手が濃厚なフランシスコ・メヒアを獲得した。
トッププロスペクトランキング上位にランクインする期待の捕手メヒア。打率.265、8本塁打、22打点でOPS.754と並レベルには打てる。今期は本格的に正捕手として活躍するだろう。
Francisco Mejía's throw to catch Charlie Culberson stealing in the 9th was completely insane and I can't stop watching itpic.twitter.com/hhGYfnqkYB
— Céspedes Family BBQ (@CespedesBBQ) May 1, 2019
もろ過ぎるエース?エンジェルスのリチャーズ
2018年12月、エンジェルスからFAとなっていた2020年は先発2番手が濃厚なギャレット・リチャーズを獲得した。
投げると防御率2~3点台と優秀なのだが、如何せん100イニングを超えたことは9年間でたったの3回のみ。獲得時には16先発ながらも5勝4敗で防御率3.66、奪三振率10.3とそこそこの活躍をしていた。
It seems like everyone has a hard Slider these days, but don't forget about Garrett Richards' slide piece at 91mph pic.twitter.com/snAIp5xbT7
— Pitcher List (@PitcherList) April 6, 2017
4番一塁、エリック・ホズマー
7番捕手、フランシスコ・メヒア
UT、グレッグ・ガルシア
先発2番手、ギャレット・リチャーズ
パドレスが19年に獲得した選手7人
メジャー最高級!オリオールズの三塁マチャド
2019年2月、ドジャース(元オリオールズ)からFAとなっていた2020年は3番三塁が濃厚なマニー・マチャドを獲得した。
オールスター4回、GG賞3回、MVP候補3回の5年連続30本塁打以上のバケモノ。獲得時には打率.297、37本塁打、107打点でOPS.905。さらに14盗塁を記録していた。今期もインパクトはないが32本85打点を記録している元オリオールズの顔だ。
Manny Machado of the *FIRST PLACE @Padres* hits his fourth HR as a Padre 😉
(via @FOXSportsSD) pic.twitter.com/9SqMTRXz9Z
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) April 13, 2019
掘り出し物の優秀選手、ブルワーズの先発デービス
2019年11月、ブルワーズからトレードで2020年は先発3番手が濃厚なザック・デービスを獲得した。
無名なのが不思議なぐらい優秀で防御率3点台が4回、2017年には17勝を記録している。獲得時には31先発で10勝7敗、防御率3.55と優秀な働き。ただ奪三振率5.7が示すように守備には依存するのかも知れないが、ツーシームがえぐ過ぎる投手。
Zach Davies' beautiful front-door Two-Seamer pic.twitter.com/Cn6tUSN04V
— Pitcher List (@PitcherList) August 22, 2017
有望株ゲット!ブルワーズの中堅グリシャム
2019年11月、ブルワーズからトレードで2020年は5番中堅が濃厚なトレント・グリシャムを獲得した。
まだデビューして1年目だが、獲得時にはたった51試合で打率.231、6本塁打、24打点でOPS.738。2015年ドラフト1巡目全体15位というかなりのポテンシャルを持つグリシャム。さらなる飛躍が期待出来る。
Brown, gold and GONE for @TrentGrisham 💪#PadresST pic.twitter.com/OFVIGuE54h
— San Diego Padres (@Padres) February 29, 2020
地味な強打者レイズの左翼ファム
2019年12月、レイズからトレードで2020年は2番左翼が濃厚なトミー・ファムを獲得した。
カーディナルス時代にはMVP候補にもなった選手で、獲得時には打率.273、21本塁打、68打点でOPS.818。さらに25盗塁を記録していた攻撃力のある選手。地味ながらもここ3年の打撃力は相当だ。
The Rays strike first in Game 4 as Tommy Pham takes Justin Verlander deep!
(via @MLB)pic.twitter.com/tzwVX709hV
— SI MLB (@si_mlb) October 8, 2019
守備が微妙なアスレチックスの二塁プロファー
2019年12月、アスレチックスからトレードで2020年は6番二塁が濃厚なジュリクソン・プロファーを獲得した。
ここ2年でメジャースタメンに定着した選手。内野すべてに左翼は守れるユーティリティで、獲得時には打率.218、20本塁打、67打点でOPS.711とパワーもあり、さらに9盗塁と足もある。いろいろ守れるが二塁でDRS-15を記録した守備力は微妙かも。
This is a remarkable play by Jurickson Profar 👏 pic.twitter.com/Bkj2YiavSQ
— Kyle ⚾️ (@KyleNYY) August 22, 2019
2番左翼、トミー・ファム
3番三塁、マニー・マチャド
5番中堅、トレント・グリシャム
6番二塁、ジュリクソン・プロファー
先発3番手、ザック・デービス
SU8、ドリュー・ポメランツ
リリーフ、ピアース・ジョンソン
パドレスが20年に獲得した選手3人
二塁、ブライアン・ドージャー
外野、フアン・ラガレス
SU7、エミリオ・パガン
マチャド以降は2020年よりパドレスでデビュー予定。ファム、グリシャム、プロファー、そしてデービスがレギュラー級だ。
こう見返してみるとなかなかのタレント揃いなので、ナ・リーグ西地区ではドジャースの次の2位ぐらいには間違いなくイケるのではないかと思う。ま、間違うのがパドレスなんですけどね。
ほな