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2019年シルバースラッガー賞受賞者発表!!トラウト、イエリッチ、ベリンジャーらは最初から最後まで凄かったな

2019/11/10

2019年一番攻撃力が高かった選手は誰だっけ?そんなことを年間試合全然見てなくても分かるのがシルバースラッガー賞(略してSS賞)です。アリーグナリーグで一人ずつ、各ポジションで一人ずつの計18人が選ばれる賞となっています。

何故か外野は左翼、中堅、右翼と決めずに外野で3人みたいな設定。

最近はOPSという打撃指標が主流ですので、ほぼそれになぞって受賞しているかも知れない。そこらも注意して見てみましょう。

それでは2019年シルバースラッガー賞を受賞した選手をアリーグ、ナリーグともにご紹介しましょう!OPSも一緒に見ますよ。それでは2019年SS賞をめじゃる。

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2019年アリーグのシルバースラッガー賞受賞者9人

指名打者

2019年アリーグのシルバースラッガー賞受賞者はツインズの指名打者ネルソン・クルーズが選ばれた。OPSは驚異の1.031で自身100試合以上では初となる大台突破。本塁打も41本で文句なしの主砲だ。

アリーグの中でOPS1.000を超えたのはたったの3人。そのうちの一人がクルーズ。OPS1.031はアリーグ全体2位、アリーグ指名打者1位の文句なし受賞だ。

捕手

2019年アリーグのシルバースラッガー賞受賞者はツインズの捕手ミッチ・ガーバーが選ばれた。まだ3年目のぺーぺーで昨年は同じぐらいの打席数で7ホーマーだったが、今季は31本塁打。OPSは平凡の.749から.995まで上昇。こりゃ凄いわ。

これまたツインズが連続で受賞だが、打席数は359で全然規定打席に足りない。しかしOPS.995は暫定でいうところのアリーグ全体4位、アリーグ捕手1位の成績だった。

一塁手

2019年アリーグのシルバースラッガー賞受賞者はインディアンスの一塁手カルロス・サンタナが選ばれた。出塁率の高い両打ちってイメージのサンタナは33歳にして初のオールスター、そしてシルバースラッガー賞も初受賞。名前は知ってただけに意外だった。

残念ながらツインズの3連チャンとはならなかったが、OPS.911はアリーグ全体12位、アリーグ一塁手1位の成績。一塁手でトップ10入らなかったのは残念。

二塁手

2019年アリーグのシルバースラッガー賞受賞者はヤンキースの二塁手DJ・ルメイヒューが選ばれた。攻撃力よりもむしろGG賞を3度受賞した守備力の方が有名だが、打率.348で首位打者も獲得したこともある選手※クアーズフィールドでしたけどね。

クアーズの恩恵を受けた訳ではなかったか...。2019年のOPS.893はアリーグ全体16位、アリーグ二塁手1位の成績。守備のポジションだからOPS.900を切るのはしょうがないですね。

三塁手

2019年アリーグのシルバースラッガー賞受賞者はアストロズの三塁手アレックス・ブレグマンが選ばれた。昨年リーグ最多二塁打で中距離打者かと思わせといて、今年は41本塁打を打ちつつ、119四球はリーグ最多。チャンスメーカーにもなれるところを見せつけたか。

やはりこの人は超人ですね。アリーグ3大最強打者の一人OPS1.015はアリーグ全体3位、アリーグ三塁手1位の成績。もうOPS1.000を超えてくるとは。

遊撃手

2019年アリーグのシルバースラッガー賞受賞者はレッドソックスの遊撃手ザンダー・ボガーツが選ばれた。そんなに打つイメージは無かったが3割30本100打点をクリアしている。遊撃手なのに!

密かにシルバースラッガー賞3回目でした。OPS.939を記録したボガーツはアリーグ全体5位、アリーグ遊撃手1位の成績。遊撃手で打つってアドバンテージ高いよな。

外野手1人目

2019年アリーグのシルバースラッガー賞受賞者はエンジェルスの外野手マイク・トラウトが選ばれた。旧指標(打率、本塁打、打点)はトップを取れなかったが、出塁率.438、長打率.645、OPS1.083はリーグトップだ。これで7年連続7回目で、これ以上の選手と言えばボンズの12回、ラミレスの8回のレジェンドしかいない。生きるレジェンドとはトラウトの事だ。

この人はホントにいつ劣化するのか?まだ27歳、35歳ぐらいまではトップクラスの成績を残しそうだ。OPS1.083はアリーグ全体1位、当然ながらアリーグ外野手1位の成績。この人はもう殿堂入りさせないと常に一枠無いみたいなもんだよ。

外野手2人目

2019年アリーグのシルバースラッガー賞受賞者はアストロズの外野手ジョージ・スプリンガーが選ばれた。先頭打者の彼はホント投手泣かせのイメージで、主に1番打者として39本もの本塁打。ほぼ反則なトップバッターだった。

シルバースラッガー賞受賞者が1番で出てくるアストロズってせこいよな。OPS.974を記録したスプリンガーはアリーグ全体4位、アリーグ外野手2位の成績だった。トラウトには勝てないって。

外野手3人目

2019年アリーグのシルバースラッガー賞受賞者はレッドソックスの右翼手ムーキー・ベッツが選ばれた。さすが前MVP、主にチャンスメーカーとして135得点はリーグトップで、出塁率が4割近いのも魅力的。

アリーグでゴールデングラブ賞とシルバースラッガー賞をW受賞した唯一の選手。OPS.915はモンカダと並んでアリーグ全体10位、アリーグ外野手6位の成績(ベッツの上のOPSのJD、ソレア、メドウズは外野手で検索出てきたが、指名打者よりだな)

2019年ナリーグのシルバースラッガー賞受賞者9人

投手

2019年ナリーグのシルバースラッガー賞受賞者はダイヤモンドバックスの投手ザック・グレインキーが選ばれた。打席数はたった56だが3ホーマーでOPS.888(ナリーグだけならOPS.883)単純計算したら規定打席で30本塁打を打つ感じか。

投手なのにゴールデングラブ賞とシルバースラッガー賞をW受賞した。もう野手転向で良くない?OPS.883はナリーグ全体18位相当、30打席以上65人の中ではナリーグ投手1位の成績だった。

捕手

2019年ナリーグのシルバースラッガー賞受賞者はフィリーズの捕手JT・リアルミュートが選ばれた。ホームランは2年連続20本超えの25本。走っては9盗塁で別に捕手じゃなくて良くない?って感じのアスリートだ。

2ポジション連続でゴールデングラブ賞とシルバースラッガー賞のW受賞選手。OPS.820はナリーグ全体35位、ナリーグ捕手2位の成績(グランダルのOPS.848には負けました)

一塁手

2019年ナリーグのシルバースラッガー賞受賞者はブレーブスの一塁手フレディ・フリーマンが選ばれた。昨年191本で最多安打、44二塁打はリーグトップだったがその時のOPSを上回るOPS.938を記録した。

2019年は打率.295、38本塁打、121打点のハイレベル。フリーマンが記録したOPS.938はナリーグ全体9位、ナリーグ一塁手2位の成績(新人アロンソに負けてしまったのに受賞出来たか)

二塁手

2019年ナリーグのシルバースラッガー賞受賞者はブレーブスの二塁手オジー・アルビーズが選ばれた。まだ3年目の22歳だが189安打でリーグ最多安打を受賞したのは立派だ。

やはり二塁手はちょっと落ちる。アルビーズのOPS.852はナリーグ全体25位、ナリーグ二塁手3位の成績だった(マーティ、マンシーは別ポジ扱いかな?)

三塁手

2019年ナリーグのシルバースラッガー賞受賞者はナショナルズの三塁手アンソニー・レンドーンが選ばれた。無名の選手が44二塁打、126打点の両項目でリーグトップとなりついに陽の目を見るか。強敵アレナドを抜き去ったのは凄い!

4年連続SS賞を受賞していたアレナドを破ったのはかなり凄い!それもそのはずOPS1.010はナリーグ全体3位、ナリーグ三塁手1位の成績。しかもナリーグでたった3人しかいないOPS1.000超えのうちの一人だった。

遊撃手

2019年ナリーグのシルバースラッガー賞受賞者はロッキーズの遊撃手トレバー・ストーリーが選ばれた。35ホーマーを放つも85打点はちょっと物足りない。出塁率は.363の好成績。安定し過ぎて秀でるものが見つからん。

やはりこの人は凄いんですね。ストーリーが記録したOPS.917はナリーグ全体13位、ナリーグ遊撃手1位の成績。遊撃手でOPS.900を超えるバケモノ選手はベテランになっても二塁→三塁→一塁とポジションにも困らなさそう。

外野手1人目

2019年ナリーグのシルバースラッガー賞受賞者はブルワーズの外野手クリスチャン・イエリッチが選ばれた。まさかの2年連続首位打者の打率.329。前MVPはスラッシュライン全てでリーグトップの好成績だった。

イエリッチが記録したOPS1.100はナリーグ全体1位、ナリーグ外野手1位の成績。もう凄過ぎて何も言えねー!!まさかスタントン超えるとはマーリンズ時代には微塵も思わなかったけどね。

外野手2人目

2019年ナリーグのシルバースラッガー賞受賞者はドジャースの外野手コディ・ベリンジャーが選ばれた。打率.305、47本塁打、115打点、出塁率.406でもどれもこれもリーグトップとならなかったハイレベル。唯一凄過ぎるのは敬遠21。威圧感凄過ぎるやろ!

ベリンジャーが記録したOPS1.035はナリーグ全体2位、ナリーグ外野手2位の成績。序盤から争っていたイエリッチにはほんのちょっとだけ及ばなかった。それでもただのバケモノだわ、この選手は。

外野手3人目

2019年ナリーグのシルバースラッガー賞受賞者はブレーブスの外野手ロナルド・アクーニャJrが選ばれた。127得点はリーグトップで37盗塁もリーグトップ。このチャンスメーカー的な感じなのに41本塁打、101打点と主砲の働きも出来る。そして21歳の2年目。末恐ろしすぎるわ!

二塁手アルビーズに続き外野手アクーニャJrが受賞というブレーブスの未来の明るさが異常。アクーニャのOPS.883はナリーグ全体18位、アリーグ外野手8位の成績だった(OPSだけでは何でアクーニャが受賞?って感じ)

これが2019年のシルバー聖闘士だ!!

omio
omio
さすがにこんなチームが実現したら、アストロズのコールでさえもぼっこぼこに打たれそうだな

ほな

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