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エンジェルス

エンジェルスが故スキャッグスへ。オープナー二人によるノーノーという最高の誕生日プレゼントを

2019年7月1日、遠征先で大谷翔平が所属するエンジェルスの先発投手タイラー・スキャッグスが死去した事が発表されました。まだ死因は明らかになっておりませんが胡散臭い情報も流れているとのこと(陣痛剤過剰摂取だとかなんとか)

エンジェルスは1日の試合を中止したが、2日より再開。2-4日のレンジャーズ3連戦にて2勝1敗、続く5-7日のアストロズ戦3連戦で1勝3敗からのオールスター。でやっとホームに戻ってきたのが12日。

スキャッグスの死後、初めてエンジェルススタジアムで試合をすることになったエンジェルス。スキャッグスの背番号を付けて挑んだマリナーズ戦。これが何とも劇的勝利だったのでめじゃる。

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スキャッグスの誕生日は7月13日だった

エンジェルスの先発投手タイラー・スキャッグスは2019年7月13日、28歳の誕生日を前に命を亡くした。

ダイヤモンドバックスにて2年。計13先発にて3勝6敗、防御率5.43。2014年からエンジェルスに移籍し初年、18先発で5勝5敗、防御率4.30。そして2015年は1年休む(ここでトミー・ジョンか)

2016年から復活し勝敗は20勝27敗で防御率は4.00~4.50付近をウロウロとしており、2019年エンジェルスの4番手としてローテーションに入っていた。

まだ27歳と若かったのに命を落とすとは非常に残念。

誕生日の前日とはなるが、7月12日にホームに帰ってきたエンジェルスはスキャッグスの背番号だった45番を付けての試合となった。

29歳コンビのノーノーという最高の誕生日プレゼント

スキャッグスの誕生日の前日となる7月12日のエンジェルスの先発投手はタイラー・コールという29歳の若手(3年目)。普段はリリーフ投手で特に重要なポジションの選手ではなかった。

マリナーズの強力打線クリーンナップ
3番,右翼サンタナ OPS.843
4番,一塁ボーゲルバック OPS.872
5番,DHナルバエズ OPS.848

この子らが厄介だったが、2.0回を無四球2三振のノーヒットで降板した。

続く先発投手フェリックス・ペーニャもまた29歳の若手(4年目)。彼も普段はリリーフで決して重要なポジションを任せられる選手ではない。

そんな彼だが3-9回の7.0回を1四球6三振のノーヒットで試合終了まで投げた。ってことは...


二人合わせてノーノー達成!!!

スキャッグスへの最高の誕生日プレゼントになったのではないでしょうか(もしくはスキャッグスの力がそうさせたのかも知れません)

2014年に4.2回をノーヒット、2018年に3.0回をノーヒットを記録したことのあるスキャッグスだったが、そもそも完投出来るタイプではない。このままずっとノーノー達成出来なかった可能性もあったが、仲間がやってくれたね。

ついでに2ホーマーの誕生日プレゼント

DH制のないダイヤモンドバックス時代のスキャッグスの打撃は22打席に立ちOPS.235。エンジェルスに来てからはDH制なのでたった7打席でOPS.143。どう見ても打てる投手では無かった感のあるスキャッグス。

しかしまた仲間がやってくれましたよ。

初回、いきなり先頭打者フレッチャーが二塁打を放った直後の初球!背番号45番を背負った2番トラウトが左中間へ2ランホームランを放った。

これがある意味スキャッグスの初ホームラン。

そして打者一巡した2アウト満塁でまたもトラウト。これもまた左翼へ二塁打を放ち1回裏の時点で7-0。ほぼほぼ試合は決まりました。

そして7回にもアップトンの2ランホームランが飛び出し13-0。投手だけでなく打者もいっぱい誕生日プレゼントを挙げたようだ。

スキャッグスの魂はいつまでもエンジェルスに

始球式がスキャッグスの母親から始まったこの試合。エンジェルスとして11度目のノーノーとなったようだ。

メジャー史上301回のノーノーがこれまで達成されたようだが、そのほとんどは先発完投型。今回のようにリリーフがつないでつないでってのはあんまりありませんってか13回しかなかったようだ。

一番最近でいうと、2018年5月4日のドジャースが先発ビューラー、シングラーニ、ガルシア、リベレイターと繋いで勝利したのが記憶に新しい。

こんなレアな記録をスキャッグスの誕生日前日に用意するとか...エンジェルスも粋な計らいをしたもんだ。

omio
omio
しかしホントの死因はなんだったんだろうか。シーズン終了には明らかになると思うが...変な結末だけは避けたいところだ

ほな

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