めじゃるぶ

MLBメジャーリーグが好きな男のひとりごと

カーディナルス

カーディナルス守備力高過ぎ!昔からの野球ファンも納得するチーム力が魅力的

2020/03/09

マネーボールの時代からメジャーの考え方も変わってきました。あの時は守備なんてどうでもいい!盗塁なんてクソ!ホームラン打てればおけ!みたいな風潮。

その影響もあってか2019年、チーム本塁打数が300を超えたチームが同時に2チームも存在しちゃいました。打ち過ぎですよね。

そんな時代に逆境?とまではいかないが、本塁打が少なくて、守備が上手くて、盗塁をしっていうスモールベースボールタイプで地区優勝を決めたのがカーディナルスでした。

特に守備の要とも言えるセンターライン(二塁、遊撃、中堅)が全員ゴールデングラブ級ってことで興味をもったのでめじゃる。

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2019年カーディナルスのスモール感

ナ・リーグ中地区のカーディナルスって言いますと「古豪」ってイメージが強く、2010年代のディケイドでも2011年から5年連続ポストシーズン出場、2011年に世界一。常に地区3位以上をキープしていた。

2019年チーム本塁打数は201本でメジャー全体で24位だったが、盗塁116個は3位(BsR14.4は2位)、犠打40は5位、守備DRS+91は4位(Def39.8は3位)のスモールベースボールを謳歌している。選手も捕手モリーナぐらいしか出てこないしね。

そんなカーディナルスの代名詞がセンターラインの守備力なんですよ!

鉄壁の守備職人、遊撃ポール・デヨング

2019年で3年目となるカーディナルスの遊撃手ポール・デヨング。2017年に新人王2位、2019年にはオールスターに選ばれた今後活躍が期待できる選手だ。

まだまだGG賞を獲得したことはないが、2019年のDRS+26はメジャー全ポジションを合わせても3位に入る守備職人。遊撃手としてはバイエズとともにメジャーナンバーワンの守備ってことになる。

そんな守備力をもちつつ30本塁打を記録した男。しかもまだ25歳。今後はカーディナルスの顔になれるのかも知れません。

魅せる守備の達人、二塁コルテン・ウォン

2019年で7年目となるカーディナルスの二塁手コルテン・ウィン。2014年に新人王3位、2019年にはMVP20位、ゴールデングラブGG賞を獲得した選手だ。

2019年のDRS+19はメジャー全ポジションを合わせて10位にランクインし、二塁手としてはメジャーナンバーワンの守備。その下にはドジャースのエンリケ・ヘルナンデスが+13ってとこ。

彼も守備力をもちつつ出塁率.361、24盗塁を記録している。来期はチームオプションで残留、もしくはFAとなるが、このままいけば残留濃厚だろう。

ヒットをもぎ取る守備範囲、中堅ハリソン・ベイダー

2019年で3年目となるカーディナルスの中堅手ハリソン・ベイダー。2017年にデビューし、2018年には新人王6位。まだまだゴールデングラブGG賞は獲得していないが、すでに守備はメジャー屈指。

2019年のDRS+14はメジャー全ポジションを合わせて16位にランクインし、中堅手としてはメジャー3位。その上にはナショナルズのロブレス+23、ブルワーズのケイン+22がいた。

彼はちょっと守備力に全振りしてしまっており、12本塁打、11盗塁で打率.205、OPS.680と打力は物足りない。マイナー時代もこんなもんなので今後も打力は期待しないでおこう。

カーディナルスの守備力高過ぎ

2019年守備に就いた2269人の中で、DRS+10以上を記録したのはたったの38人。そのうちディフェンシブポジションと呼ばれるセンターライン(捕手、二塁、遊撃、中堅)の割り振りは、捕手6人、二塁3人、遊撃7人、中堅6人。

そのうちカーディナルスのメンバーが3人もいるって凄くないですか?

2020年カーディナルスのセンターライン
二塁コルテン・ウォン、DRS+19(10位)
遊撃ポール・デヨング、DRS+26(3位)
中堅ハリソン・ベイダー、DRS+14(16位)

これプラス、センターラインの要の捕手にはオールスター10回、GG賞9回のヤディアー・モリーナ、2番手捕手にオールスター4回、GG賞2回のマット・ウィーターズがいる。

今の時代珍しい守備力の高い古豪のチームカーディナルス。昔からの野球ファンにはたまらないチームになってるのではないでしょうか。

omio
omio
やはり二遊間、そして中堅手の守備力が高いのはワクワクしますね。捕手がベテランってのもまた趣があるのでヨシとしよう

ほな

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